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14番のアナをどーするぅ? [Marinos *]

いよいよ今季、リーグ戦最終節の今週末。
つくづく、「今、今季最高に期待度が高いのに、あと最大4試合で終わりかよぉぉぉ・・・・」と、
とてももったいなく思える今が、とてもうれしい。
できるだけ長く、そ、そ、元旦まで突き進んでもらいたい。
そー考えると、意地を張って「もう、あそこには行かないよーーー。」などと、さいスタのチケットを獲らなかった自分が・・・・、
今になって、バカバカしい・・・・。しかし、時すでに遅し・・・・。
(これが、“使命感にさいなまれると、自分自身の眼が曇る”とゆーことなんです、中澤さん。)
いたしかたなく、スカパー観戦になります・・・・。

最終節、14番出停。
それを念頭に、みろり戦の録画を観てたのですが、
観れば観るほど、「なんで、ここで、出停なんだよぉぉぉお。」と。
ワンタッチ、ワンタッチで攻めのリズムを作り緩急アレンジしてるはもちろんのこと、
守りに転じてもワンタッチ、ワンタッチで危険の芽を摘む。
(さすが、事務所の先輩著書『察知力』でも熟読したか?私は読んでない。内容は知らん。)
解説の原たんも感心しきりだったのだが、
「うまぁーい。やらしぃー。うまぁーーーーいっ。」の連呼。
正直、アナはでかい。
半シーズンで、ここまで頼れる選手になっちゃったことにもびっくりだ。

しかし、出停を嘆いていてもしかたがない。
出れないのは出れないのだし、
うちの勢いのいい時は、『誰かがいない時=ニューヒーローが生れる時』なので、
さほど、心配はしていないのだが・・・・でかい。
10番が「実は、すっかり治ってましたぁ。」などとピッチにあらわれることも、期待薄。

うーん・・・・どーしますか?
と、こーきち監督気分で考えてみる。

で、こーなりました。

     11    15(38)
        17
     30    3
26              7
     6   22   4
         1

ポイントは、3番ボランチ。
14番がいない時、誰が一番サカティを観ていたか。
それは、3番。
みろり戦のセンターバックは、圧巻『帰ってきた将軍』だったけど、
14番のいない今、サカティを活かせるパスを出せるのは3番をおいて他にいない。
(トルシエ・ジャパンの攻撃を最終ラインから司った男!)
なんで、もう、最終節はボランチ、お願いしますっ。
あ、前提として、『最終節でサカティ爆発』のシナリオがあります。
で、小椋は絶対的にボランチのほーがいいので、
ここは、馬場ちゃんに元ポジションを。
(ひさしぶりに観たいし、古巣戦はここでメカを止めていただく。“おひとりさま”撃破。)
左は、悩んだのですが、
試合中のスピードを止めない事、クロス精度・タイミングを観ていると、今は裕介なのねん。
だって、『15番、ぎっくり腰克服、最終節復帰』のシナリオもあるから。

どーかしらん。
(はじめてやってみたよ、こんなこと。)
ニューヒーローというところでは29番にもチャンスを与えたいところなんだけど、
ここは、11番に『ヒーロー・覚醒』してもらいたいのですわ。
ま、こーきち監督は、日々サブの選手も観ているので、
ほんとにニューヒーローが登場するかもしれないですが。

はじめてこんなことまで考えてみたのは、
『最終節のアカには、クラシコのみろり以上に勝たなければならない。』とゆー、
これまた“使命感”的なものです。
今季通した“わがまませんばん”の最後に勝たれてしまったら、
来季も“わがまませんばん”だろー。
ま、“使命感にさいなまれると、自分自身の眼が曇る”ことが多々あるので、
うちはうちの試合を、より楽しめて、天皇杯と来季に繋げられる試合に集中してがんばってほしいです。
そね、こーきち監督は“策に溺れない”程度にね。
“使命感”とゆーと、いかにも「こっちもビッグクラブ候補だから、プリンシプルをみせる!」的な高飛車態度だが、
ビッグクラブ構想も消えた模様だし、もっと赤裸々に言ってしまうと、
うちの今季の「あらぁーん調子いいじゃん、今季ぃ。優勝狙える?」なんてカンチガイしちゃって、苦しみつづけたのは、
すべて、開幕戦での錯覚からと、私は思っているのだ。(じだんだ・じだんだ・じだんだ)
すでにあの時から、“わがまませんばん”でごたごたしてただろーあなたたちぃ!
「アジアチャンピオン撃破!」とか、カンチガイしたまま半シーズン過ごしてしまったのが・・・・・・あぁ・・・・。

あー、楽しかった、“こーきち監督ごっこ”。
あ・・・・・・・・CK・・・・誰が蹴るの?この布陣・・・・。
(幸宏、必要かも。)
やっぱ、むずかしいのね、スタメン決めるのって。
なれないことするもんじゃないわねぇ。


オフィシャルに、“続投リリース”でませんねぇ・・・・・。
午後練OFFにして、
“マリノスがいつも輝いていられるための諸条件”を審議ですかねぇ。

****************************
★ 勇蔵! い~ぃのせんとっ! ★
小机の応援ロードに掲示、けっていっ!


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続投ぉお、3年。 [Marinos *]

午後練オフにして、“マリノスがいつも輝いていられる諸条件”が、深夜遅くまで話し合われたらしく、
リリースが出たのは翌日であった。
こーきち監督で3年。

どたばたの交代劇から5ヶ月、
つめたく“元総括本部長”と呼びつづけさせていただいていましたが、
ホームラストゲームで残留確定。ノルマ達成したところで、私の中で“こーきち監督”に昇格。
なので、続投に異論はありません。
1: マリノスというクラブの誇りを第一に、
2: 若手、中堅、ベテランのバランスには気をつけて、
3: 策に溺れない采配で、
4: 選手の自主性を引き出し、
5: 任期中は、GM目線を二の次に、監督職人として、
目の前の試合に邁進していただくことを望みます。
そして、願わくば、
6: “言葉に心を込める術”を、身に付けていただければ。
いじょっ!よろしくお願いします。
(お願いの道筋は、過去記事をご参照ください。)

このことに関しては、ほぼ同意見です。
「問題ない。」というよりは、
「残念だけど、今在籍している選手で充分戦える。シュンが戻って100%ではなく、
戻って120%以上になると思う。」ぐらいないいまわしもしてもらいたい。
“プレ・俊輔”的な意識は、クラブ全体(スタッフ・選手・サポ)で一度封印して、
今の勢いを持続させれば、可能なことだ。

“動員促進部長(でも丁稚)”マリノスケ・談、
「お車売れないみたいだし、おじさんからいっぱいおこづかいもらわなくても、
うん、ボク、いっしょうけんめいバイトして、貯金箱もっとおもくするから、待っててね、シュン。」
なので、勤労小学生の汗と涙のしみこんだ貯金を“いやくきん”で消さないように、
こーきち監督には、がんばっていただきたいです。

捻じ曲がった言い方ですが、
“いるのもつらかったスタンド”に、ワクワクを取り戻してくれたことに、
心から感謝しています。
そのワクワクを持続してもらえるように、
できるだけのサポ心は注入させていただきます。
が、 “木村監督” と呼べないことは、ご了承ください。
そこには、長年のかすかな夢があるので。
(なぁーんだぁ、やりたいんだったら「やりたい」って、言ってよぉ、もぉ。ねぇ。)


井原も戻ってきてくれそうだ。これは吉報だ。
個人的には、なんらかのポストに水沼君が復帰してくれることと、
実質すでにその任務を担いつづけている、マリノス君の正式なGM就任を希望してます。
(いや、まじですって。マスコット界から初のGM。)

ささ、まずはさいスタで、勝利を!
そして、元旦・国立へ!

******************:

他クラブにもいろいろと動きが。
いろいろと噂はあったものの、川崎に関塚さんが復帰。
「いやぁ、あまりにも川崎らしい。」というストーリー。
しかし、
マリサポならこの9年間足を向けて寝られなかったあの選手が・・・・・・。
びっくりしました。
「川崎といえば、」の選手のひとりです。
こーゆーのは、他サポながらショックですね。
黄色からアカに移ったあの選手以来のショックでした。
と、
気になるのは、この選手。
今季も“手詰まり状態”に陥ると、チーム助けていただけに。
ま、本人はいたって前向きそーだが。
出ては戻って、戻っては出でを繰返させてしまって、
それでも、腐ることなく、
在籍したどこのチームでもアクセントをつけるスパイシーな働きを続け
「やっと、いいチームに落ち着けたなぁ。」と、思っていただけに。
これまで通り、がんばれ。

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目の前の試合に集中できるものだけが、来季リーグを制する、はず。 [Marinos *]

先週、みろり戦が終わった後には、こんな心構えだったのですが、
ここ一週間のうちに、お相手にいろんな動きがあり、
“おひとりさま”は手術、メカも出てこなそーだし、
その他選手に関しても、いろいろ流れていて、
いったいどんなスタメンになるんだか、すでにひっちゃかめっちゃかでわけがわからん。
期待の新監督候補は海外にとられそーになってるしで、
サポのブログも意気消沈気味で、
中には、「最終節、行く意味あるの?」的な極端なものまであり、
そんなんだったら、ビジター自由をもっと広げたまえ!と、
ついつい大きな声で叫んでしまったパソ前。
どうやら、古参サポによる、“やじん”や“うちだて”の、“送別ゲーム”的匂いです。
(あじあちゃんぴょーんあたりからのサポは、彼ら2人のたいせつさはわかっているのでせうか?)

ACLでガンバに敗れたぐらいで、『今シーズン終わった』らしいが、
みなさまの希望通りに監督も解任されたにもかかわらず、まったくもってあがってこないチームだ。
そんなチームと最終節、しかも北風ふきすさぶアウェイ・・・・・席はすでになし。こっちがかなしいっつーの。

“目の前の試合”をちゃんとやってくれ。
タイトルかかってよーが、かかっていまいが、観客の支払う金額は同じだよ。
バカにしやがってぇぇぇぇ。
意地とか、プライドとか、ないのかしらん。
ここで集中できずに、来季はじまったら切り替えて集中できると思ったらおおまちがいです。
あぁ、明日勝っても、あのチームの順位を越せない事が、あまりにくやしい。

そして、心配なのは“つられDNA”。
また、あわせちゃうんじゃないのか?うち・・・・・たらたら、たらたら。
言っても、チームがどんな状況でも、相手22番は“別次元集中”の選手だし、
言っても、高原には意地があるだろーし、
すこーん!と、もってかれないよーに。
うちは、うちの試合をやるだけです!
現地に行かれるサポには、これまで以上のサポートをよろしくお願いします。
私もTV前でがんばります。
ほんと、うちが今季苦しんだのは、開幕戦での錯覚からはじまっているのです。
今季は、3戦3勝で、きっちり〆ていただきたいです!
ピッチに上がる心構えができてない、対戦相手に失礼なチームに。

目の前の試合に集中できるものこそが、来季、リーグを制する

なんて、思ってたら、・・・・・・・・・・・・・。
そーゆー姿勢は一度封印してくれ、と、お願いした矢先に・・・・。
現在籍選手にとっては、諸刃だわ、それ。
不在の選手のことは、考えんでいい!
考えるのは、あなたの頭の中だけにしてくれ。
いちいちしゃべるなよ。
お願いだから、目の前の試合に、今いる選手に集中する姿勢を。

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大味な試合ね、 [Marinos *]

とっても。
やることやんないでイライラしてる相手の空気にあわせたらダメよぉ。
なんのメリットもないんだから。

両サイドも後ろもスカスカなんだから、落着いてゴールに向かってね。

スカパー実況は、倉敷さん。
『げっとーっ!』って言ってもらえ、あと2回ぐらい。


*** 【追記】 23:19 (どーしても気になる・・・・。)


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08リーグラストゴールはオオシ! vs浦和 [Marinos *]

決してベストコンディションではないだろうオオシがオオシらしく決めて、6点め!
08-12-06_17-06.jpg
今年のリーグラストゴールがオオシ。
ジロちゃんの愛情アシストもすばらしかったが、
最後の最後をオオシに決めてもらえる試合運びをしたチーム。
泣いちゃったわよ。
浦和全体の絶不調メンタルもあったのだが、
(あの試合への挑み方は、天皇杯の大分・市原・磐田よりも“吠えられるべき”と、思いますが・・・・ないのでしょう、たぶん。)
それにあわせることなく、ゆるまず、おごらず、ここまで決定機を逃さずに決めていったことに拍手喝采。
「シュート決定率が下から2番目」と言われつづけられたシーズンの最終戦とは思えません。
天皇杯は勝ち進んでいるとはいえ、残留確定して、相手が今の浦和。
簡単な試合ではないと思っていたのだけど、
6点獲るとは、あっぱれです。
半年で、ほんとによくここまで(涙)。
誇りに思います。
獲って自分で決めた兵藤PK、古巣に2発・馬場ちゃん、とうとうアドレナリン出てきたコミ2発、そしてオオシ。
ゴールした選手ももちろん、
なんだか、どのゴールも“みんなで獲った、飽くことなく獲りつづけた”って感じられる試合でした。
チームは、確実にいい方向へ。

そして、この状態で今季はまだ続く。それが、とてもうれしい。

これで、“負けてはいけないチーム”には3戦3勝。
スカパーは、人気クラブのセレモニーをあますところなくみせてくれたが、
6失点大敗の直後のあのセレモニーには、いいようのない違和感があった。
ホイッスルと同時に、涙をみせた阿部だけが、ノーマルに見えたのは、私だけだろうか?
監督どーの、運動量どーの、というより、これだけの劣勢をピッチ判断で修正しようという自主性が欠如
高崎がいたいたしいわ。
その意志あっての“プロ”なんじゃーないのか?
あれだけの選手を揃えてて、もったいない。
阿部勇樹だけは、もうこれ以上“人のせい”にしたくないんだと思う。
“うぃ あー”は“ゆー あー”に化けやすいんだね、ほんと。

開幕戦に引き続きまたまた錯覚おこしそうな試合になっちゃいましたが、
錯覚はしないで、勢いだけもって、天皇杯へ!


来季は、磐石2連覇の“負けたくないチーム”に勝ち越しましょう!

*************

市原、さすがだわぁ。
来シーズンもフクアリで、試合できるのねぇ。
よかった、よかったぁ。

那須君が、胃液まで吐いてないか、とても心配だ・・・・。
3日ぐらいしたら、連絡してやってくれ、ハユとかサカティとかGMとか。



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“ゆるがない”ことの強さ ~08J1リーグ最終節ひきこもごも [J LEAGUE *]

磐田と仙台の入れ替え戦を残し、昨日Jリーグ終了ぉ。
最終節の日は、ふだんJを観ない人たちをも巻き込んで盛り上がる。
へそまがりなので、
「まるで、今日の1試合だけがすべてのよーじゃないかぁ。」などとも思う。

優勝は、鹿さん。 “勝利主義”一筋。
したたかとゆーか、しぶといとゆーか、ふてぶてしいとゆーか。
(京都戦でやられたヤナギのリセットゴール。あれがあきらかに“鹿イズム”。)
脈々なんだよねぇ、勝利主義。ある意味、純度が高いとゆーか。
カシマスタジアムは海外遠征だし、鹿は“鹿国代表”と認識しているぐらいなので、
他の価値観が入り込む隙がないほど。
そりゃ、首を鍛える“秋田式トレーニング”で、新加入選手の首も年々太くなるよ。
篤人ぐらいの若手でもあたり前のように『来年は4冠』と、しれぇーっと言うし、
リーグタイトルを獲っておいて、「今年は1冠しか。」とあたりまえにゆー。
さすが、タイトルとゆータイトルの数だけ全部星にしてエンブレムに飾っちゃうチームだ。
情報量満載、娯楽満載、雑音満載のマリサポの私から見ると、
『せめーんだよ、視野が。』などと、時々ドクづいてみるが、
けっきょく、その“狭さ”が、疑うところを与えないとゆーか。
鹿だって、1年のうちにいろいろあったんだと思うんだけど、大騒ぎしないからなぁ。
あれが、にくたらしい“強さ”のヒミツなんだよ、きっと。
おめでとございます、2連覇。(3連覇はぜったいに阻止!)

“ゆるがないもの”のは強い。
毎年、タイトル奪取したチームには、そんなところが観える。
リーグ創設期のみろりも、黄金期のジュビロも、2連覇当時のうちも、
“ゆらいでなかった”し、迷いがなかった。
昨日6失点したビッグクラブだって、バンバンお金使って、
他サポからみたら“非情”とも思える補強して、“徹底・個人能力主義”で突っ走ってた当時は、
誰も“疑ってなかった”から、強かったのではないの?

それぞれのチームにそれぞれの“ゆるがなさ”はある。
Jリーグのタイトルをとるチームが、(海外リーグと違って)けっこうころころと短いスパンで栄枯盛衰するのは、
まだまだその“ゆるがなさ”があやういものにすぎないから、とゆー気がします。
歴史がね、まだまだ浅いし。
ましてや、速攻返答、速攻結果を求めるせっかちなお国柄の日本なので、
“長期スパン”で見難いのだね。
バンバン大型補強して、『はい、来季、優勝を目指します!』みたいな。
そりゃ、もたないよね。もって1~2年。
世界的大不況で、クラブのお金の使い方も違ってくる。
監督や選手を「気にいんねー」的にとっかえひっかえするよーな余裕は、
もう、どこのチームにもないはずだし、
地道に積み重ねることをはじめられるクラブや、そうするしか道がないクラブが、
来季は強さを発揮するような気がします。
(なので、うちの“坊ちゃん1月移籍断念”は、悪くない決断だと思ってます。)

うちの2連覇も半分それがあったけど。
それでもあの時期に身につけた“あきらないこと”や“さぼらないこと”そういう“ひたむきで真摯な姿勢”や、
“(外や内に向けられる)敬意”などは、ちゃんと残っている(と、思ってる)。
それは、あの当時力として加わってくれた選手・スタッフ、
佑二や久保や大ちゃんやユキヒコ、サンチョル兄さん、大島や馬場ちゃん、そして岡ちゃんが、チームに持ち込んでくれたもの。
移籍はチームに化学変化をもらたす。
その変化をチームのために残せるかどうかが、クラブとしての獲得の成功・失敗の判断だと私は思う。
戦略やシステムはトレンドに流されるけど、目には見えないそういう部分を、
血や骨や肉として、たしかな“ゆるがないもの”にしていくことが、
チームにとって、とても財産になることなんだと思う。
声高に『誇りだ』『プライドだ』『名門だ』と叫んだところで、
“ゆるがないもの”がインスタントなものだったら、けっきょくプライドもインスタントな壊れやすいものなのねん。
うかうかしてると鹿さんの“勝利主義”のゆるがなさはどんどん強固なものになっていきます。
来季は、勝たなければいけません!

“ゆるがなさ”は、タイトルだけがもたらすモノかというと、そうでもなく、
(タイトルではずみはつくかもしれないけど、)
時間をかけて地道に積み重ねてきたものほど、壊れにくく、強固で確かなものでもあったりして、
それは、昨日の市原とみろりに象徴される気がします。
フッキひとりに振り回されて、
けっきょく、ジュビロの黄金期(福西・服部)と岡田マリノスの必死さ(那須君)をトッピングしただけのように見えたみろりは、
なんだか最後までチームにはなれなかった気がします。
飯尾などチームの象徴とするべきはえぬきをもっと中心に据えられれば、結果は変っていたのだと思う。
市原も緊急の補強はした。
しかし、谷澤や深井がついこの間まで他のチームにいたとは、もう考えづらい。
それは、あのフクアリのいつも変わらない黄色い優しさの懐と、
巻や坂本隊長の確固たる存在があったからだと思う。
驚くべきは、市原に対する他サポの視線。
「ジェフには、落ちてほしくない。」と、たくさんのブログでその言葉を見たし、
アフターゲームショーのザッピング中継で、
柱谷あんちゃんや水沼君の市原ゴールの度の嬉々とした絶叫。
スパサカでの“鹿枠”のくいっぷり。
もちろん、“ミラクル・大逆転残留”というのもあるのかもしれないけど、
誰もが、「いや、ジェフは残るはず。」と、心のどこかで思っていたことが、
「ほら、キターーっ!」と表に出たような感じだった。(すくなくとも私は。)
チームサポ以外にまで、「J1にジェフあり」そう思わせてしまう市原の“ゆるがないもの”も、そうとう確固としてる。
敵に愛されてこそ、名門。

最終節前、うちの圧倒的勝利以外の私の個人的展望は、
市原・残留、川崎・初タイトルだった。
前ふたつは見事に叶った。
優勝戦線において、ミラクルを起こしえるのは川崎のみとおもっていただけに・・・・。
それでも、やっぱり“勝って”2位。
そこは、私の中の川崎的“ゆるがないもの”を「裏切らなかったなぁ。」と、思ってます。
川崎も、積み重ねて長い。
あの積み重ねは、とうにタイトルにふさわしいものだと私は思ってます。
前節での(あの)憲剛の呼びかけには、他サポながらうるっとしました。

あぁ、リーグ戦、終わっちゃいましたよ・・・・・。
今年もいろんなことがあったし、
自分のチーム以外にも、勝ち負け以外のところにも、いっぱいいっぱい心がふるふるした。
いいなぁ、楽しいなぁ、Jリーグ(J2もふくめてね)。
ここのリーグに、我が愛するクラブも所属していることが、しあわせだよ。
来季も、それぞれのチームの“そのチームらしさ”を切磋琢磨で、
ものすごい数のドラマが繰り広げられる事を、それを楽しめることを、願ってやみません。
磐田には、くいのないように“らしさ”を思い出して、入れ替え戦に挑んでもらいたいです。残れよ。)

川崎も市原も(鹿も!)、昨日でシーズンは終わり、
選手のコメントも『1年間、ありがとうございました。』的なものになっていますが、
うれしいことに、うちのシーズンは終わっていない。
あぁ、しゅてきぃっ♪
まず20日(私は鳥栖まででむかれませんが)、そして年末・元旦と、“年越し・国立”目指して、
目の前の試合に、うちらしいひたむきさで。
1試合でも多く、真剣に挑むことで、“今うちの積み重ねているもの”が、 ゆるがないものに、血や骨や肉に、なっていくはずだから。
(シーズン途中、10歩ほど戻ってのち調子をあげてきたうちにとっては、とても貴重な舞台だ。)

あと3試合、このメンバーとともに。(『俺マリ』直筆公開!
(見ためとうらはらに?)けっこうイノセントちゃんなのだ、今のメンバー(笑)。
ナナメ目線でいつもぶーぶー言ってるわりに、『マリサポ、最高!』なんつーたんじゅんな言葉に、
うぅぅぅ・・・・と横国で涙してしまう私も、そうとうおめでたいけど、な。


ここ3試合で、
彼らはマリの歴史にどんな“ゆるがないもの”の種を蒔いてくれるだろうか?


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『成績以上にクラブの誇りが大切』 その1 [footballistic *]

世界的大不況下、このオフ(うちはまだオフではないよ)から、来季、
クラブ経営には、なんなりかの“切り替え”は必要になると思う。
大なり小なり影響はすでにあるし、
それは、“持てるクラブ”も“持たざるクラブ”にも。

J2のクラブが増える。
J入りを目指すクラブには歓迎すべきこと。
しかし、この頃の岐阜のニュースなどを読んでいると、
「だいじょうぶなんだろうか?」とも、思う。

母と電話した。
「モンテディオが昇格したのよ、知ってる?」
「知ってるわよぉ、もぉ、うれしかったわよ、私。」
「たいへんなんじゃないかしらぁ。甲子園の時みたいにお金集められるのかしらぁ。」
「それは、ないんじゃないの?強制的には。
地元にJ1のチームがあるっていうのは、とっても楽しい事なんだと思うよ、私。」
「すっごいわよ、熱烈な人はとっても熱烈。けっこういっぱいいるのよね。」
「うん、そうよ。ほんとに、ちょっと“何にも変えられないもん”なのよねぇ。
ってことで、年末年始帰るけど、もしかしたら元旦だけは戻ってくるかも。」
「あら?なんで?」
「マリノスが天皇杯勝ち上がってるから。元旦決勝なの。」
「あら、あら。」
「勝ち上がったらね、いいかしら?」
「いいんじゃないの。2日の初売りには戻ってくれれば。
なんか、ほんと、そういう楽しみがないと、息詰まるわよねぇ。」
「モンテが昇格したから、来年はマリノスも天童に行くんだよ。」
「え?あら?そーなのぉ。それはたいへん。」
母は、まったくサッカーに興味などない人ですが、
フランスW杯予選を決めた試合は、実は実家で母と大騒ぎして観ていたのだ。
二人でキャーキャーいいながら。

電話を切った後、“何にも変えられないもの”ってなんなのだろう?と、ふと考えた。
サポにとって、クラブとは何なのだろう?と。





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『成績以上にクラブの誇りが大切』 その2 [footballistic *]



電話を切った後、“何にも変えられないもの”ってなんなのだろう?と、ふと考えた。
サポにとって、クラブとは何なのだろう?と。


単純に、「マリサポじゃなかったら、今よりぜんぜん味気ないのかもな、日々いろいろ。」と思った。
誰だって、毎日の生活は順調なことばかりじゃない。
大小さまざまな、いいことも、悪いことも、遠慮なくやってくるし、
うれしい気持ちも悲しい気持ちも、マーブル状態でやってきて。
横国の7F(スタジアム)にいる90分だけは、“はっきりと”しているのだ。
“歓喜の時”を待つ、祈る気持ち。濃度の濃い確かな時間。
その時間をくれるのが、クラブ。

20年間、一緒の時間を過ごしてくれた猫がいました。
(プロフィール画像のコです。)
永遠に続くと思われた彼女との時間は、3年前に終わりをつげました。
命あるものとしては、いずれその時がやってくることとわかっていても、
かけがえのない存在が、ある日いなくなるというのは、
やはり、身を裂かれるような・・・・・。
それでも続く自分の時間が、信じられなくもあったし、うとましくさえも思えました。
それが、2月のできごと。
そして1ヵ月後、06シーズンがはじまり、開幕戦。
その年の開幕は、いつもの年とは違っていた。
横国で、私はいいようのない安堵感に包まれていました。
『マリノスは、続くのだ。』 
そこに、今年もちゃんとマリノスがあるということが、涙になった。

考えてみる。自分の周りに、“永遠”というものが、どれぐらいあるのかと。
くるくると変化する曖昧な世界にあって、“永遠”は、安堵である。
拠りどころである。

もちろん、あまたあるサッカークラブの中で、私がマリノスを選んだのは、
言ってみれば偶然で、
それは、どこのクラブのサポも変わらないと思う。
きっかけは、ひとりの選手だったり、ホームタウンに住んでいたり。
一緒に過ごす時間の長さや濃さが、観客をファンに、ファンをサポにしていくのだと思う。
ひとつパスにため息をつき、ひとつカットにうなり、ひとつゴールに喜びが溢れる。
敗戦に落胆し、勝ちを祈る。
どんなに悲しい事があっても、どんなにつらい事があっても、
その場所に行けば、ちゃんとそこにある。
だから、かけがえがない。

サポにとって、クラブは“永遠”である。








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『成績以上にクラブの誇りが大切』 その3 [footballistic *]



サポにとって、クラブは“永遠”である。

勝ちは、選手たちが積み重ねたことの結実だし、
だからこそ、負けるよりは勝ってほしいと祈る。
選手、スタッフ、フロントは、“よりよい方向”を目指しているのだから。
しかし、そのために、
楽しいはずのプレーが、楽しくなさそうに見えたりするのは、
負けよりも観ていてつらいし、
勝ち負けに執着するがあまり、同じエンブレムのもとに集まる人たちが、
お互いを信じられなくなるような状況は、よい状態とはいえないし、
“よりよいポジション”を高く高く定めるばかりに、状況と足元のバランスを崩して、
クラブがなくなるというようなことは、絶対に、あってはいけないことだ。

『続けること』それが、クラブを名のる最低限の責任。
“消滅”は、そのエンブレムに集うすべての人の心をさまよわせることになる。
その重さ。

マリノスの名前につく“F”。
私は、その当時、当事者ではなかったから、多くは語れないが、
永遠と思っていた存在が“消滅”。
Jリーグ史上、最大の悲劇である。
二度とおきてはいけないことだ。
その悲劇を名前に残すクラブ。
(いまだにデリケートな問題で、解釈はひとそれぞれだが、マリサポとしてはその自覚は必要だと思っています。)
“F”が象徴するものは、うちだけでなく、Jのクラブすべてが忘れてはならないこと。



来季は、運営が楽なクラブはないと思う。
そして、その“がまんの季節”が、どれぐらい続くのかもわからない。
私たちサポは、『ここに愛するクラブが存在すること』を、あらためて、かみしめるべきシーズンだし、
選手はここでプレーできることに喜びを感じてもらいたいシーズン。
苦しい時期というのは、きっと、“原点”を明確にしてくれる。


私たちの生活だって、これまで通りというわけにはいかないと思う。
チケット代だって、遠征代だって。
それでも、行けるだけ、試合に行く、たぶん。
そこにマリノスがあるから。
それが“生きる糧”となるから。

サッカーは娯楽だ。
サポを名のっていて申し訳ないが、マリノスより大切なことは、ある。
サポの立場で、「マリノスのために生きています」とは、言わないし、言えません。
(それは、マリノスに甘えて、自分をサボっている言い訳になります。
クラブスタッフや選手が口にするのとは、違います。)
ただ、そのエンブレムを身につける時間が、
ちゃんと、自分の心を支えてくれていることも知っている。
だから、なおさら“誇り”に思う。

誇りは、成績ではない。
誇りは、一緒に過ごした時間の長さや濃さが生むものだ。
脈々と、たくさんの人が紡いできた時間に対する敬意、それが、“誇り”だと、私は思う。
タイトルはそれが結実した最良のカタチでしかない。
(それだからこそ、目指すべき場所でもあります。)
だから、勝ち負けよりも、目の前の90分に真摯に向かわない事が、
なにより“誇り”を踏みにじる行為だと思うし、
「マリノス、なめんなよ。」と、腹が立つ。

『(成績よりも)クラブの誇りが大切』
クラブに関るすべての人とその人のすべての行動の原点。
クラブを続けるための運営も、広報も、
出資をしつづけてくれるスポンサーも、
トリコのユニを身につけてピッチに立ちことも、ボールを追う瞬間も、
エンブレムを身につけて、スタジアムに向かうことも。
その1点で、私たちは繋がっている。
その“永遠”の一部であるという、“誇り”。

どんな時も、このクラブのもとに集えて、チカラを与え合えることに感謝を。



********************

記事のタイトルは、『サッカー批評』から。
バイエルン・ミュンヘンGM ウリ・へーネスの言葉です。
GM3本立て記事、
あと2人は、フランスの地で奮闘する祖母井さんと、
「あぁ、これはもぉ、イタリアン・マフィアの価値観なのだな・・・・」ルチャーノ・モッジ。

GMって、たいへんだ。
監督以上に哲学が必要なんだろーな。
でも、クラブをメディアとして、たくさんの人を横(場所)と縦(時間)に結びつけて、
集う人みんなの心をふるふるとさせられる、偉大だ。
もう、これは、マリノス君にしかできないお仕事だな。great-marinos150.jpg





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残れよ、ジュビロ  ~最後の入れ替え戦 第1戦 [J LEAGUE *]

20歳の松浦がアウェイゴールを叩き込んで、1-1。

アグレッシヴさでは、仙台が圧倒。
リーグ終盤から、天才・前田がまったく良さを出せない状況は、ジュビロの緊張状態の象徴だし、
代名詞だった“ポゼッションサッカー”の片鱗も、ない。
しかし、値千金のアウェイゴールを持ち帰る。

今年で最後になる入れ替え戦。
どー考えても、これまでの結果を見てもJ1チームには不利なことが多い。
今日もそんな流れだったし、
私自身、2年仙台に住んだし、ユキヒコ(大島の次にショックだった戦力外)は出てくるしで、
昇格してもらいたい気持ちはあるが、
幾多もの対戦での、歓喜や悔しさを思い出すと、
やっぱりジュビロには残ってもらいたいというのが、正直なところです。

かなわない頃は、なにやってもかなわなかったし、
横国で、タイトル決められたことだってある。
向こう岸の水色ナイアガラ・・・・・今思い出してもくやしい。

うちのチームカラーには希薄な“ふてぶてしさ”を、このチームは持ってました。
鹿にもそれはありますが、鹿の“ザ・ガテン系”のそれとは違って、
ジュビロのふてぶてしさは、どこかいつも客観的で、おべんきょーのできる先輩みたいな。
それだけにみせつけられた試合は、「こばかにしやがってぇぇぇぇぇぇ!」なくやしさがありました。
これは他サポの“余計なお世話”だが、オフトさんに変ってこっち、
なんつーのか、選手の“本意ではない”感を、あちらこちらに感じてしまうのだ。
「そりゃ、いくらなんでも原点に帰り過ぎだろ?」と、私も思った。
帰るにしても、いっぱいいるじゃん、“名将”。
とくに今年頭にうちとキリキリ舞した方などは、やっぱジュビロ愛つよいのだろーし、
今は気が気じゃないだろー。
(とゆーか、ジュビロだったらあそこまで、放っておけたのか?と聴いてみたい。)
うちとは合わなかったが、
同じ“積み上げたい”のなら、愛を持てるチームで積み上げてみたらいかがだろーか?


この土壇場にきて、“どたばた”した感じがないのは、
その伝統のふてぶてしさなのか、はじめて体験するプレッシャーから来るものなのか、
まったく判断がつきません。
特殊な2試合、入れ替え戦。
1-1に持ち込んでから、確実にキープをこころがけていたジュビロ。
「いやぁ、今のうちだったら(今のじゃなくても)、ガンガン2点目獲りに行くよなぁ。
ロスタイムとか2、3点差ついてからはしっかりキープするけど。
それで、必要以上に前がかって、カウンターでやられたりぃ、でへ。」と思って観てました。
入れ替え戦という舞台で、“試合巧者”っぷりは、どれだけの効力をもつのだろうか?
貴重なアウェイゴールが、必要以上の客観性につながらない事を祈る。

だいたい、ヨシカツがJ2なんて、ゆるされないよ。
時々、“ミラクル”も“逆ミラクル”も起こすうちだが、
ある意味、“激情型”ヨシカツは、象徴的だった。
若くして代表キーパーになり、まだ第一線にいるヨシカツは、
長いキャリアのなかで、まったく違うメンタルコントロールを身につけて今にいたる。
声をはりあげて、涙ながして、ガンガン(自分に対して)いつも怒ってた姿を、
すべて“笑み”に封じ込めて、長い。
この第2戦では、封印を解いても、いいんじゃないかと思うぞ。

仙台は、いい選手いるんだなぁ。梁とか。
ベガサポ、(気のせいでなければ)さっき『帰れコール』してたな、向こう岸に。めずらしい。
日韓W杯の日本最終戦は雨の宮城スタジアム。
「なんなの?この“人形”っぽさっ!」と、TV前でイライラしていたことが懐かしい。
『スタンドの雨ガッパが、半透明ではなく青かったら、結果が変っていたかもしれない』云々。
倉敷さんもえのきどさんもそんなこと言っていたよーな。
評論家の一部には、あのスタンドの雰囲気を敗因のひとつとした人たちもいたが、
いまや、サッカーの観方や楽しみ方やクラブをサポートすることが、日常と化した宮城。
(『帰れコール』を賛美しているのでは、ございません。ふだんのご様子ね。
ジュビロ選手が、“あいさつ”しに廻ったことが原因らしい。
たしかに“ゆるい考え”だ。でも、・・・・・・。)

ベガルタの功績は、おっきいわ。


*****************

それにしても、入れ替え戦を回避できてよかった・・・・・。
今さら、ほっと胸をなでおろす。
こんなん、ぜったい耐えられない、私。
(チーム的にも、こーゆー試合に強いチームでは、けっして、ないし。)


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