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消化試合のない08シーズン J1 32節翌日 [J LEAGUE *]

熱っぽいうえに、身体がみしみしします・・・・・。
やはり、ばあさん的には90分スタンディング観戦はなかなかきびしい・・・。
ずーっと跳ねてるゴール裏のみなさん、尊敬します。
持病の股関節もみしみし。
昨日の天候で、ムリして復帰しなくてよかったよ、佑二。
と、思ったら、勇蔵が手の甲骨折の疑い。
佑二は『アジアで1番で賞』にリーチらしく、
いきなり上海にひとり遠征の様子で、
リハビリの上に戻って練習できる時間を考えると・・・・・。

「困ったな、次節、DF・・・・。」と口にしてみるも、
口で言うほど、かもしれない。
今のうちは、誰が出ても遜色ないぞ。
それがチームだ。(みょーな自信。)
シーズン終盤とはいえ、ムリはいけない。

上も下も接戦のおかげて、今年のJ1は、試合を消化するチームが少ない。
残り2節でこの熱。しゅごしゅぎる・・・・。

優勝は、鹿か名古屋かフロンタあたりまでかな?
神奈川連合としては、昨日のフロンタ快勝はうれしかった。
これで可能性は残した。
ここ1週間ぐらいは、フロンタらしくない監督論争なども聞かれて、
「今季あと3節ぢゃーん。らしくないなぁ・・・・・。」だったのだけど、
帝王が戻ってきた事で、前線の暴れ馬も落ち着いたよーだし、
テセの発言というのが、いつもポイントになってる気がします。
「何かが起こるかもしれない。」
何かを起こすには、フロンタらしい“一丸”でしょ、やっぱり。
ここ数年は、フロンタが苦手だ。
なんかいつもうちのターニングポイントで対戦する。
それだけに、「タイトルとってほしいなぁ、今年こそ。」と思う。
しかし、鹿は磐石だ。
なんだろう、あの王者っぷり・・・・・。
天敵(オガサ)が離脱して長いのに。
あそこのチームだけは、なんか、べつの次元でずーっと集中してるのだ。
陸の孤島的土地柄か?サッカーは神宮の行事だからか?
磐石だけに、にくたらしさ倍増。
今年は全敗・・・・・だし。
メンタリティは、いつも王者なのだ・・・・・あそこ。
可能性は残した物の、一歩後退したビッグクラブは・・・・・・・・。
ま、あの順位で、サポが「今季、終了。」宣言しちゃったからなぁ。
カタールで“おひとりさま”から抜け出したと思われたおひとりさまは、
チームに戻ったらまたおひとりさま
こーゆー自己犠牲的献身性は、あまりチームにとってよくないのではないかと。
原たん指摘。
いつでも“うぃ あー”ぢゃなくて、たまにはおひとりさまの半分でも“あい む”感覚で考えてみると、
違う側面もみえるのじゃないだろーか?
いつもでも“うぃ あー”は、案外“ゆー あー”に化けやすい・・・・。
もったいないよ、ほんと。

つか、ほんと、同じ戦うなら、やっぱり↑このポジションにいたいよなっ。
と、思いながらもなんとか自動降格圏脱出したことにほっとして、風邪なのか?私は。
マツがとてもマツらしく、
(どちらさまも、マツに対して“佑二の代役”的形容はやめていただきたい!しつれいだわっ!
並んだ3番と4番の背中を後ろから観ていて、
なんだか「ジーン・・・。」と来ちゃったんだよねぇ、昨日。)
状況や順位はともかく「なんだか、チームっぽくなったきたぞ、ますます。」で、
あと2節と天皇杯でシーズン終わってしまうのが、おしまれる状態だ。
あと半年ぐらいは、成長曲線を継続して観たかったなぁ。
「あら、まぁ、それって元総括本部長チームに対する期待ってこと?」
毎試合、毎試合、バクバクして、
サプライズとスペクタルで苦手なハリウッド映画の感覚に似たものがある非日常性。
この綱渡り感覚は、性格的にちょっと「つ、つきあいきれないよぉぉ。」と、涙目だし、
「来季も!」という、確信は、まだ自分の中で、持ててない。
しかし、あきらかに、監督交代前より、
ピッチの自主性は強くなっていて、次の試合への期待も持てるよーになったのは、明らかな事実なんです。
あいかわらず、インタヴューなどはふてぶてしく
残留に関してもあいかわらず“我、関せず”の姿勢。
しかし、待てよ・・・・・。
選手たちは、充分意識してきたではないか。
と、監督がこーだから、ふだんはおとなしいサポも声高に『絶対残留』を叫びつづけてこれたのか?
若手起用、定番ポジション選手のベンチ外、DFのFW起用、
コンディションの優劣を理由に大一番でスタメン落ちしたはえぬきエース。
この“ふぁんたじっく采配”や“なまごろし”に対応するために、選手は日夜“挑戦”と“反省”と“思考”の連続だったかもしない。
無理難題や不可思議を示される事で、
けっこう“自分で考えて”きたのか?私たち・・・・・選手もサポも。
そー考えると、“よっぽど策士”のほーなのか?と、今朝、ちょっと思っちゃいました。
一部で騒がれているうちの監督継続問題に関しては、
最終的に「そんなこと、サポが決める問題ではない。」と、私は思います。
それぞれの好みや1戦1戦の采配に関する感想や、「〇〇さんにやってもらえたらなぁ」という希望みたいなのは、あると思うけど、
基本的に『サッカーは娯楽です。』(だからこそ一生懸命楽しむし、誠心誠意感じようと思います)
『サポなんて偉くもなんともないし、サポに特権はない』ので、そんな決定権もありません。
ましてや、一部サポが一部サポにそのことで謝罪を求めるとか、そーゆーのも「あなた、何様?」です。
誰もがチームを想っていることにかわりはなく、それぞれの考えや感じ方があってあたりまえです。
私は、どこのサポグループにも属していませんが、
そこを尊重して共存しあえて、横国のキャパに負けない広い懐を持っているのが、
うちのスタンドのいいところだと誇りに思っています。
監督継続問題に関しては、
サポはサポという立場をわきまえて、流れに流されずにひとりひとりが考えて自分なりに感じればいいことだと 私は、思います。


『Number 715』 に、ピクシーとアレックス・ミラーが同特集でくくられている。
どちらも、名古屋と市原に、“ほんとうの決まり事(戦略)”を、わかりやすく浸透させた、と。
そして、そこから先のチームの飛躍は、“選手が自分で考える力”にかかっている、と、
そーゆー内容だった。
細部まで手取り足取りの監督というのは、なかなかいない。
外国人監督からすると、
「ココからは、自分たちでかんがえるところよ。ココからがフチボールのいちばんたのしいところじゃないか?」なのかもしれません。
(ま、ジーコの場合は、“ココ”までもが、自由過ぎたけどね、日本人にとっては。)
なので、“チームの成熟”をかけて、
名古屋には優勝を、市原には残留を、がんばっていただきたいと思う振り替え休日。

もちろん、うちも、(残念ながら)入れ替え戦の可能性がまだあるし、
完全確定したわけではないので、
目の前の一戦に、必死に挑む残り2節。
今、昨日の試合を録画で観てますが、
こーやってTVみると、前半もさして悪くはない。
市原の緊張が、うちよりちょっと勝っているだけだ。
うちは、ペース配分できたってことかしら(なっまいきぃぃぃ)。
客観的に観ると、名勝負っぽいよ、前半も。
(現地にいたら、客観的なんてムリなのよ。まして、近郊アウェイのサポ席なんて。)

************************

ちなみに昨日の“食い逃げ祈願”アイテム。
08-11-24_15-46.jpg
おつまみピーナツもどーかと思い。

緑の“食い逃げ”って、何だっ!?

タグ:マリノス
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“アジアで1番で賞”は・・・・・残念。 [Marinos *]

帰宅してからずーっとAFCのニュースサイトを更新し続けて待ってましたが、
『アジアで1番の選手で賞 2008』 は、セルヴェル・ジェパロフさん に決定したよーです。
佑二、ざんねん・・・・・。

が、 私たちにとっては、
とてもとても偉大な、大切な大切な選手にまちがいない
ので、
胸をはって帰って来てください。
トリコが、横浜が、みぃーんなが待ってます。
(できるだけ、さくさくと。クラシコ直前!)

私たちは、あなたを誇りに思ってます!


日本人では、
故・長沼氏が“アジアのダイヤモンドで賞”、
西野さんが、“アジアで1番の監督さんで賞”です。
おめでとぉございます。
“アジアで1番の代表チームで賞”は、ぼくらの代表です。
協会さんは、“フェアプレーな協会で賞”です。
フェアプレーに関しては、現場がみんながんばってますから。
決め事の進め方的には・・・・・・・「フェア?そかなぁ・・・・(ぶつぶつ・・・・。)」

いつの日か、我がクラブが、 『アジアで1番のクラブチームで賞』を獲得できますよぉーに!
ACLでゆうしょぉすれば、いいんだなっ!
おめでとぉ、ガンバ。


*** 【追記 11/26 11:36】

ま、それはたしかにそーなんだけども。

岡ちゃんは、うちの監督だった時から、
権威的な流れに対する“自分の意志”を、真っ当に出してくれる方だったから、
その行動に「そーだ、そーだ、代弁ありがと、岡ちゃん。」という場面は多かった。
(ACL参加協力体制への苦言とか。)
なので、今回も、「うんうん。」だ。
岡ちゃんとか西野さん、監督というポジションの方が、そー言ってくれることには、肯定的な気持ち。

しかし、協会様はちがうんぢゃないのか?
まるで弱小国のジャーナリストみたいじゃないか。
自国の利益だけでなく、
ほんとの意味で“アジアで力を持つ”ことに、邁進してもらいたいのよね。

こーゆー賞って、
そりゃもらえれば、私たちサポやファンもうれしいけど、
「しょせん、ねー。」とゆーのも正直ありますよ。
なんだか、毎年やってる雑誌の“~な男”的とか“ベスト・ジーニスト”。
「(身近には、そんなこと思ってる人いないけど、)誰が決めてるのかしらん」な。
だからこそ、くやしいというのはあるけども。
(今は違うかもしれないけど、うちが参加した時のACLなんて、
「ここで勝っても、どーなのさ。」は、正直、あったもん。
だからこそ、くやしかったんだけど。)

けっこう、さばさばしてるヤットや佑二の感覚のほーが、わかるかなぁ。

なんか、今週末の試合のほーが、重大なんだよね、感覚的に。

ま、でも、
“アジアで1番のクラブチームで賞”は、ACL獲れば絶対とゆー完全実力評価なので、
これは、やっぱりほしい。


**********************

うぅわっ、やっぱり骨折・・・・・。
  性格的に、こーゆーハンデ下のほーが燃えるタイプなのかもしれないけど、
  無理しちゃいかんよ・・・・勇蔵。
  “気持ち悪くなる”って、よっぽどだとおもうんだけど。

なにも、“複数年提示”じゃなくても。
  やっぱり策士・・・(笑)。
  続投はほぼほぼ納得気味だ(緑に勝った時点で納得する)けど、
  “監督職人”に複数年徹することができるんだろーか?
  満足いかなくなるんじゃないのかな、ご本人。
  これは、まったく個人的な好みの問題なんだけど、
  なにかしらのポストに、水沼君に戻ってきてほしいんだよねぇ、私は。
  でないと、岡ちゃんから伴ちゃん、そしてDNA継承総切りの2年間に関して、しこり的なものが、
  気持ちの中に・・・・・・。
  先日のスパサカで、金田さんの「俺は“日産”だから。」が、むしょーにさびしかったのよ。



タグ:中澤佑二
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凸の意識と凹の意識 [Marinos *]

このところ、「ご本、読めないわぁ~。」なのです。進まないんですよ、小説とか。
ふと気がついたのだが、マリノスさんのおかげで、どーも名古屋戦あたりから、
自分のサッカー・サイドのボリュームが上がってて、
お仕事と睡眠時間以外は、
ものすごい脳内パーセンテージが、サッカーなんだと。

まぁ、ほっておいても、年末年始には、
向田邦子シーズンに入るし、手芸熱もやってくるし、歴史熱も上がってくるのだから、
ここは、「気持ちにまかせよー」と、
お高い『サッカー批評』をひさしぶりに買った。
『欧州サッカーを疑え!』だ。
これ、いつ出たんでしょうね。
期せずして『Number』の逆アプローチで、
たぶん、同じところに行き着くテーマなんだと思います。

お昼時間に買ったので、帰りの電車で、
まだ、はじめのはじめしか読んでないですが、
「を、そかそか。」的な箇所が。
凸戦術と凹戦術。

それなりの年月(と、いっても10年に満たないひよっこですが)、生サッカーを観ているが、
いまだに戦術とか、わからない。
(どっちかとゆーと、叙情派サポなので。)
なので4バック3バック論とか、語れないし、
「そんなん、今ここにいる選手の質によるんじゃん?」ぐらいの頭でしかないのですが、
凹凸といわれると、「ほー、ほーーーー。」なのです。

“日本のチームが陥りやすいのが凸戦術、しかし海外の主流は凹戦術”というとっかかりだったのだが、
今季、うちで真ん中からばっかり個人のドリブルで個人頼みの突破が続いた時、
「サイド攻撃の筋肉、衰えてるんじゃないのかっ!!クロスの質がどんどん落ちている・・・。」と、
“ちゅまんないよ、もぉ!”に陥ってた時が、まさに凸だったわけです。
その後、“攻撃のスイッチボタンはサイド”的ヒントが外から転がってきて、これが凹。
「そーだ、そーだ、今のうちには、スイッチが、真ん中にしかないっ!」だった。

それで、思い出しちゃったんだねぇ、市原戦の3得点。
「みーんなサイドからぢゃん!」
もぉ、浜松町あたりで、頭の中にキラキラが降り注いじゃって、
「うぉー、脱したんだぁ、うちぃ。」と、至福的な気分になってしまったのだった。
クナンが開いてクロス、ハユがつぶれて、兵藤ぉ!
ハユからの今季№1サイドチェンジで、コミヤマゾーン!
勇蔵のラインギリギリに反応した兵藤、そして、「あ、いたっ!」クナン!
すばらしぃ♪

『中盤を制するものは試合を制する』の“中盤”を、
“真ん中”とカンチガイした意識だと、サイドアタックがオプションのまま。と、
記事は言っています。
で、坊ちゃんのよーなMFがいると、ボールはいやでも真ん中を中継することになる、とも言ってますが、
最近の坊ちゃんは、むしろ真ん中にいることのほーが稀。
先日のCLマンU戦の、真ん中にいっぱなしなんて、ひさしぶりに観たし、
まったく魅力もなかったし、結果も出なかったもん。

しかし、凹に全員が執着しすぎると、
「さ、行けっ!」って時に、ゴール前に誰もいない状況になる。

市原戦の3得点のすばらしいのは、そのバランスのよさだったと思う。
FWとサイドの選手が、いい具合に入れ替わって、
それぞれが、サイドにおいてはサイドの役目、ゴール前においてはFWの役目をやっている。
68Mをいっぱいいっぱい使って、ポジションに関係なくゴールに向かう意識。
それは、最終ラインやテツにまで浸透しているように思います。
(今のうちの場合、一番守備に徹してるのは、2ボランチかも。)
そこで、また、14番が効いてくる。
ひらひら、ひらひらいいながら、ほとんどワンタッチで、68Mの中の、
相手をおちょくるよーな1点に、絶妙な高さと速さで配球できる技術と、
うまい選手にはめずらしい、自らゴール前に行く意識。

「なんか、うちって、今、しゅばらしぃのかっ!」などと、品川あたりで夢心地でした。

しかし、サッカーはわからない。
市原戦だって、どこかで市原が爆発する可能性もあったわけで。

なので、今季ホームラストゲーム・クラシコに向けて、
「油断禁物!」と、電車を降りたのだった。

ポイントは、クロスのバリエーションのような気がします。
高さ、速さ、角度。そして、ゴール前の人数とポジショニング。
ゴールライン平行ギリギリの単純“昔”クロスを観ても、最近は得点の匂い感じないもんなぁ。

あぁ、もぉ、いいだけバリエーション広げて、緑DF右往左往が観てみたい。
(那須君には悪いが。)


これも、元総括本部長の策の中なんだろーか?
ゼロFWで、MFがFW任命で3トップで意識変革とか?
あ~、ほんと、もぉ、わかりません・・・・・。
どっからどこまでが策なんだろーか?
『策士、策に溺れ』ないよーにお願いします。
溺れた試合が、負け試合になりそー。
根本、素直にストレートに。
ま、選手が(見た目と違って)“実直ちゃん”多いから、だいじょーぶかな。



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おふしーずん・ぶるー 08-09 その1・・・・・・。 [Marinos *]

オオシ・・・・・。

毎年のことだが・・・・・・、
“戦力外通告”という言葉は、いったいなんなのだろうか?
とても、これまでチームを、Jリーグを支えてくれた選手に対する言葉ではないと思う。
事実はかわらなくても、なにか他に言い方はないものか。
あまりにも、敬意がない。
この単語だけで、毎年のブルーの80%がのしかかります。
クラブ的には、「来季、契約更改しないことに。」という表現なのだが、
マスコミさんのおかげで、痛烈にオフシーズンの落ち込みがやってくる。

そして、毎年、ちゃんとしたセレモニーもないまま、
感謝の気持ちも伝えられずに、
「さよなら」をしなければならないのだ。

それにしても、年齢的にも早すぎるな・・・・今回は。
強靭な敵となることが目に見えている。

“育成型クラブへの移行を目指す”らしい・・・・・・・・・。
元総括本部長の采配をみていれば、いやがおうにもそれはわかることだが、
それで優勝は狙えるのか?ビッグクラブ構想はどーなった?
私自身は、タイトルとかビッグクラブを切望しているわけではないが、
そーゆービジョンで進んでいたんじゃないのかな?
ちょっと矛盾を感じるわぁ。

じゃ、この人の獲得もなしと考えていいのですね。とーぜんですよね。
(MFいっぱいいるもん、育つ芽は。)

若手育成はおおいにけっこうだし、望むところなんだが、
うちがこれを正面きって言い出すと極端なことになるのだよ・・・・。
若手育成は、テーマに掲げる以前の命題だし、
若手は若手だけじゃ育たないのよ。
ベテランがいて、中堅がいて、それで若手はその姿を観て育つのだ。
今回のことに限らず、バランスにはくれぐれも気をつけていただきたい。
補強においても、広報においても、
“地道さ”と“華やかさ”、“草の根”と“大風呂敷” 350万都市・横浜の土地柄を見据えたバランスが大切だと思うわ。

****************

最近は、『日本代表ニュース』はあまりみていないのだが、
ふらりと行ったら、こんな記事が。
ウェブ上ではみつからないので、紙面なのですね、きっと。

■横浜FMが資金面の問題で中村の1月獲得を断念の可能性も
横浜FMが世界的な不況の影響で資金難に陥っており、セルティックMF中村俊輔の来年1月の獲得を断念する可能性が出てきたと報じられている。
サブプライムローン問題に端を発した世界的な不況の影響で、親会社の日産自動車も厳しい経営を迫られており、
中村の獲得資金の捻出がネックとなっている模様。
同チームの斎藤社長は中村を来年1月に獲得する方針が変わっていないと強調した上で
「不況の影響はどこも受けている。夏よりも状況は厳しくなっている」と話している。(スポーツニッポン)

さすがに、勤労小学生・マリノスケの営業バイトのへそくりでは、足らないらしい。
この件に関しては、はっきり決まるまでは静観。
うようよしている暇はないし、あと2節リーグ戦あるし、天皇杯もあるし。
クラブもいちいち答えんでいい!
最終的に、『育成型への移行』を理由にフェイドアウトか?

■横浜FM・中沢がACL出場に意欲、移籍の可能性も?
AFCの年間最優秀候補にノミネートされたが受賞を逃した横浜FMのDF中沢佑二がACL出場に意欲を見せた。
最優秀選手にはACLでの活躍が条件にあった模様で「ノミネートされたことは光栄だが、
(ACLで活躍して)今度はしっかり表彰されたい」とACL出場を視野に入れていることを明らかにした。
横浜FMは天皇杯で準々決勝に勝ち残っており優勝すれば来季のACL出場権を獲得するが、
リーグ戦でのACL出場権獲得の可能性はなくなっており
中沢は「マリノスにはそれ(ACL)に行くだけの戦力が整っていないからなあ」とも話している。
なお、中沢は今オフの移籍の可能性が報じられており浦和、神戸、大宮など複数のクラブが獲得に動いていると見られている。
(中日スポーツ)

よりによって、中澤さんが、太字のよーな発言をするでしょーか?
こちらも最終的に、『育成型への移行』を理由に、簡単に放出しないよーになっ。

来シーズン頭のチーム方針表明は、
伴ちゃん在任時とおなじぐらいの熱を期待するよ。


オフシーズン=スポーツ新聞、暗躍の季節。
ちゅーい、ちゅーい。

****************

を、やっと重い腰をあげてくれたな。
ちょびっと、うれしいぞ。<クラブ。
(またまたかいちょーが、今度はジュビロに吠え掛かったからぢゃないよね。自主的なやる気だよね、やる気。
もう、いちいち書いていられない。いちいち書いてたら、いぬ〇いブログになってしまう。)

元旦・国立!の前に、年末・国立!になりました。

個人的には、横国を期待してたんだけどね。
これで、土曜日が、ほんとのホームラストとなりました。
勝ちましょう!


タグ:大島秀夫
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『日本ってベテランに厳しい国だと思いませんか?』 [Marinos *]

今出ている『Number』の
中澤の新連載の出だしです。

連載の主旨は、4監督をとおして日本代表の最終ラインに立ちつづける中澤の代表“黙示録”なのですが、
(この“黙示録”というタイトルが、多少すきゃんだらすな匂いを出してますが、)
文の最初に、30歳となったプレーヤーの気持ちがあります。
移籍金がなくなる年齢にきて、それは“唯一得た権利”であると。
全体を通しても、中澤の中で、今一番大きいのは、“使命感”なんだろうと思いました。
「世界を驚かせたい。」という岡田監督に、リーダーシップを求められた使命感と、
(代表に関する使命感は、この連載で今後も語られると思いますが、)
ベテランを軽視するリーグ(チーム)へ、一石を投じるという使命感。

期せずして、昨日、うちは30歳に満たないオオシ放出を発表。
『育成型チームへ移行』とまで報道される。
当の中澤も、今季の契約更改では、複数年契約ではなかった。
そこには、やはり、ある種の“ひっかかり”があったことは、想像できる。

私は、DFとして、初の海外移籍があるとしたら、
マツか佑二だと思っていました。
それだけ、この2人は、私にとって特別な選手です。
サッカーを観始めると、だいたい先に攻撃に目が行く。
生で試合を観はじめると、
たいてい前半は、自チームの攻撃はむこう岸でやっているので、
「遠いわぁ」と、だいたい思いますが、
マリノスを生で観はじめて、佑二が移籍してきて、
最終ラインに3番と22番が並んでいる頃、
私は、守備を観ることのおもしろさに気がつかされたし、
守備で勝つことの重要性も思い知った。
(それで前半も気合がはいるよーになったわけです。)
そして、この2人に関しては、ただ“守ること”で止まっていないのだ。
守ることを攻撃の狼煙にまでする局面のプレーの正確さや、
圧倒的な力量、判断を見せつけることによる、相手チームへのダメージは、
90分の間で、ボディ・ブロウ的に効いてくる。
その痛快感は、90分終わった時に、みごとなゴールよりもずっしりと観る側の胸に残っていたりもする。
他のチームで、それに気がつけただろうか?と、この頃は思います。
もちろん、気がつきはしただろうけど、
“横浜の鉄壁”は、そうとう早い時期に、その楽しみを教えてくれたと思っています。
その鉄壁を継承するべく、勇蔵や裕介はがんばっているし、クナンも獲得し、
馬場ちゃんやマツは、ベテランといわれる年齢でのコンバートにまで挑戦している。

チームにとって、新陳代謝は必須だ。
ましてや、スポーツという身体を使う分野では、
キャリアが長いだけでは、というのは、当然ある。
過去の活躍だけで、大事に大事にしつづけてくるれようなクラブはそうそうないし、
そんな“情先行”のクラブは、続かない・・・・たぶん。
しかし、昨日も書いたように
若手は若手だけでは育たないのだ。
年齢とともに、サッカーのための身体は衰える。それは、事実だ。
だが、サッカーは身体だけでプレーする競技ではない。
そこを、『30歳・移籍金なし』や『戦力外通告』は、まったく軽く観ているという感じはする。

私の働いてきた業界も、似たようなところはある。
私自身も、ある意味、挑戦中なのだ。
“感覚”の衰えを危惧される。
実際、「ここは、若いコに任せたほうがいい。」と思うところは手をひくことにしている。
ターゲットによっては、今の感覚を生かせる仕事もあるし、
頭の中にしかないカタチを、実現する力と技能は、衰えることはないと思っている。
自分のイメージにより忠実な物を作るために、全身全霊で積み重ねてきたもの。
くらいついて、くらいついて、私の技能を自分の物にしようという姿勢のコには、
おせっかいなぐらい注ぎ込んできた。
しかし、業界の“自ら物をカタチにする意識”というのが、どんどん希薄になり、
“感覚先行”の色は、日増しに強くなってきて、
「もったいないなぁ。」と思うのは、
感覚で勝負できる年代のコの中には、
“カタチにするのは、誰かがやってくれること”という意識が強くなっている。
「だって、誰も教えてくれなかったし、時間ないし。」と、理由を述べる。
くらいついて“学ぼう”というコは、残念ながら、稀である。
私自身、仕事だし、若い感覚のコの頭の中のお手伝いをするのは、キライではない。
が、あまりにも本人が“さぼっている”と、とんでもなくさびしくなる。
あまたの中から選びとることや、カタチにする人へイメージをしっかり伝える事を、さぼる。
“ベテランを使う”“ベテランになんでもやってもらっちゃう”意識がみえてしまうと、
「あ、もぉ、いいや。」と、匙を投げたくなる時もある。

だから、うちの若い選手たちには、
くらいついて、さぼらないで、チーム内のベテランのチカラを引き継いでもらいたいと思うのだ。
ベテランの日々は、自分の技能や体力を(伸ばすというより)キープする日々で、
それが思い通りにできた時は、個人の選手として達成感もあると思うが、
チーム内でのベテランの喜びというのは、
若手がどんどん成長していく姿を観つづけられるということも、あるのだと私は思っている。
ほしいのは「すごいですね」とか「尊敬してます」とかの言葉ではなく、
自分の近くにいる事で、若手の成長を促せたという実感。

若手の成長を促せるのは、ベテランだが、
ベテランを活かせるのは、実は若手の選手なのだと思うのだ。


同連載の中で、
中澤はマリノスへの愛情も、おなじく語っている。

どんな移籍も、最終的に決めるのは選手本人で、
佑二の場合も、先1ヶ月の間に決定されることになるだろう。
私たちは、「ほんと、残ってくれ。」と祈ることしかできない。

年齢だけは、佑二よりも上という立場だけで、
あえて言わせてもらうと、
“使命感”にさいなまれることが、自分自身の眼を曇らせるという局面もあるということ。
私は、今オファーをくれているチームよりは、
マリノスの若手を見つづけられることが、佑二本人にとっていいことなのではないかと思うし、
これからのベテランとしての“背負う喜び”を感じられるいい環境なのではないかと思いますが。


『1億2000、複数年』クラブは数字と条件で、佑二への期待をすでに提示した。
しかし、この文章を読む限り、
報酬も保証もない“代表”にこれだけ使命感を持てる選手である。
クラブや元総括本部長は、
“これからの佑二が担うチームでの役割”を、
明確に、誠実さをもって伝える事は、とても重要だと、私は思います。
(それは、佑二に限ったことではなくて、今30を超えて契約更改する登録選手全員にいえることだけど。)

明日は、ホームラストの、クラシコ。
佑二にとっては、“誕生のチーム”と“成長のチーム”の対決。
きっと、私たちが待ち望んでいた最高峰の守備をみせてくれると思う。
(ハユも那須君もな。)

*** 【追記 12/2】
ヨコハマ見聞録(hama_kenbunrokuさん) 『Numberの記事を読んで 中澤佑二選手に対して思うこと』
私が、今、クラブにしてもらいたいこと。
それは、水沼君がやってくれていたこと。


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横浜、あったかいです。 [Marinos *]

08-11-29_13-33.jpg
防寒して来た身には、むしろ、暑い…。

あまりにいい天気の2:00K.O.。
こーゆー行楽っぽい日って、ゆるみやすいんだよぉ。
しっかりね。
まだ“確定”してないし、
前対戦はあんなだったんだし、
なによりホームラスト!



***rai
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よく入りました。 [Marinos *]

08-11-29_14-03.jpg

客層的に“こだます手拍子”が起こりやすい客層。
あとは、ピッチのプレー次第。やりがいあるねぇ。

***rai

“動員促進部長(でも丁稚)”のマリノスケの努力、実る。

08-11-29_14-04.jpg
娯楽の多い350万都市・横浜で30000人以上を集め、
満足させ、リピートさせるのは至難の業である。
ただ、横浜の観客は、“わかりやすい、楽しい試合”には、ダイレクトに反応する。
だから、横浜のクラブはやりがいがある。
返せば、『いい試合』をコンスタントに観せていけば、
動員は天井知らずで上がっていく。


*** 【追記 12/1】

saychellsさんが、興味深い記事をあげてらしたので、コメント入れてみました。



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22-3-4は、 [Marinos *]

081129 22-3-4.jpg
2/3怪我人なのに危なげないのだが、
どうも、決め手に欠ける、前線。
先週の前半にちょっと似てる。
パススピード、上げてみてほしいです。
7Fご家族席もまだあたたまらず、
行楽気分延長中。おこちゃまは飽き気味…。

健太のイエローって、何枚目?

ささ、決めましょう!


***rai (クラシコ ハーフタイム)

健太、4枚目・・・・・。
最終節、出停・・・・・・・・・・。
こりゃあ、今のうちにとってはおおごと、だ。
いたすぎる・・・・・・・・。

タグ:狩野健太
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この場所があることのしあわせ  ホーム最終戦・クラシコ [Marinos *]

いよっ!千両役者!08-11-29_16-04.jpg
まったくもって、あっぱれ!
ひさしぶりに観た、マツの上がり、そしてフィニッシュ!
しかも、この華舞台で。
那須君も、予想してなかったろうなぁ。
(「マツさんは、『おらおら』言ってあがってくるから、こわい。」在籍時・談)
今日は、すべてにおいて『帰って来た将軍』であった。
やっぱり3バックの真ん中が一番似合うのだなぁ。

選手にもサポにも、あまりにすばらしすぎた市原戦の攻撃のカタチの幻影があった。
しかし、あのカタチは、なにかがちょっとでも掛け違ったり、リズムが違うと実現しない。
マツが、最終ラインでそれを観ていたんだと思う。
奪って、一瞬サイドに振ることをこころみたが、人はいなかった。
だから、自ら上がった。
そして、迷わずに打ち込んだ。
そういう、自分たちの予定調和を崩す攻撃が必要な試合だった。

「2点目が入らないと、この華試合は締まらない。」
決めたのはアーリア!
健太や兵藤、クナン、小椋と同世代の選手が活躍しはじめたのを、
「次は、俺。次は、俺。」と、観ていたにちがいない。
市原戦も投入後、前線に前線に迫ってくるアーリアを観て、
「をい、本職はっ!」と、ほほえましくみていたのだが、
その意気込みが今日(しかも2つめで)実を結んだ。
よかったよ、アーリア。
ホーム最終戦、最終得点を決めたのがアーリアで。
最終節、健太が出停・・・・・。
(C5は理不尽だった。実はC1がふたつ。今日もC1。
みかけによらず血の気の多さはマツ・勇蔵の継承人か?今日もスタンドあおってたしな。)

そこをどう埋めるか、どう機能させるか。
その勢いのまま、みんなで考えてくれ。
今季のアカには、今日の緑よりも“負けてはいけない”。

ベテラン揃いなのに、状況がわかっていない緑。
(せめてフッキに振り回されなければ、シーズンで積み重ねられたかもしれない。)
ロスタイム前、なぜ“なにがなんでも”に出てこない。
那須君だけが、岡田マリノス時代そのままの“必死”で動いて、前線に上がっていた。
よくプレスして、よく繋ぐけど、目的までたどり着かない、スピードの遅い緑のリズムに、今日もちょびっと合わせてしまった。
そこを打破したのが、ベテランとルーキー。
最後まで走りまわり「もう1点」を切望する若手。
今日も頼もしかったテツ。
今日は90分、舵取り続けた馬場ちゃん。
怪我を押して、ホーム最終を飾った佑二と勇蔵。
しっかりと投入の意味を理解してるジロちゃんとサカティ。
すばらしいホーム最終戦だ。

081123 homelast.jpg
毎年思う、セレモニー下手・・・・・・。
今日は勝ったからもったものの。
社長はきっと悪い人ではないのだが・・・・・元旦、ひとり“くにたち”に行かないよーに注意してください。
今日の勝利で、“元総括本部長”あらため“こーきち監督”と(私の中で)なった監督も。
上に立つものにとって“言葉”は最大の武器なのよ。
「うまくしゃべってくれ、語録がでるほど」とまでは、期待しないが、
“言葉に心をこめる”ことは、学びましょー!来季、の課題。
(さっき見た石崎さんは、『まじ、柏さいこー!』と、絶叫してたよ、照れながらも。)
「こんなんで、佑二とか、佑二とか、佑二とか・・・・せっとくできるんだろーか・・・」とか、
「来季、どんぐらいこの“言葉足らず”で、いけるだろーか・・・・・」とか、
ものすごい不安になっちゃった私だった。
カリスマ性は、言葉から。

マツのヒーローインタヴューで〆たほーがよかったんじゃないのか?
“最終節も勝つこと” “かならず天皇杯を獲ること”
  そして“これからもマリノスで戦うこと”

マツは、いつでもサポの一番近くにいる選手なのだ、やっぱり。

それと、選手の手書きの言葉。
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不器用でも、へたでも、心に響いてくる。
学なんて18歳で『一生、マリノス』だぞ。
(写真ないけど)宏太なんて『相思相愛』だぞ。
うちのはえぬきは、ほんと・・・・・・・(涙)。

オオシコールに、ゴール裏に戻ってきて、なんどもなんども手を振って、笑顔で去ったオオシ。
081129oshima1.jpg  081129oshima2.jpg
高桑コールに、なんどもなんども頭を下げながら去った高桑。
『ありがとう』が言えてよかった。

そして、言葉をもたない“GM・マリノス君”と“動員促進部長(でも丁稚)マリノスケ”。
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選手もはけて、スタッフもまばらになっても、
ずーっとずーっと最後まで、深く深くスタンドに頭を下げて、そして走って、手を振り、握手し、ウインクして、
スタンド下を一周。
ほんとに、うちのクラブの良心だ。
(おしっ!佑二のせっとくも、このふたりにまかせよー!)
ふたりのお仕事が終わるのを見届けるまではと、立ち去れなかった私です。
今年もお疲れさまでした。
ほんとに、ほんとに、大好きだ。

“進行”とは道のそれたところに、キラキラがいっぱいちらばっていた、08年のホームラストゲームでした。

天使が降りてきそうなばら色の雲。
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ボロボロのトリコのフラッグを照らす夕日。
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その夕日に抱かれる、にこにこと、満足そうな、顔、顔、顔。
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横国、最高!
マリノス、最高!
今年もここで、試合が観れたことのしあわせを噛みしめて、遠回りして帰路。

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うまれ故郷にJ1チーム誕生! 祝・モンテ昇格 [J LEAGUE *]

東京に住んでいる時間が、故郷に住んでる時間を超えてしまい、
今では、どっぷり(都民だけど)マリサポの私ですが、
生まれたのは山形県です。
なので、(以前のリーチの時も)今季も、モンテディオの順位は気にしてて、
今日も観てましたvsみかんちゃん(みかん食べながら)。
2-1、1点ビハインドのアウェイ。
ぎりぎりまで『勝って昇格』は、むずかしいと思ってました。
「それでも、ここまでの結果なんだから、負けて昇格でも引き分けて昇格も胸はっていいよ。」と、思っていたら、
財前様様がはいって、空気がかわりました。
今チームが選ぶべき道がイレブンに浸透していく様子。
そしてFKから同点。
最後は、ロスタイム、エース!豊田。
劇的、勝利昇格!
小林監督が、
「20時間かけて、バスで来てくれて、試合終わったらすぐかえらなきゃいけないサポーターに、
下手な試合は見せられないという気持ちはあった。」

いやぁ、なんつーんですか。
生まれ故郷にJ1チームが。
もぉ、それがとにかくうれしい。
サッカーにはむかない自然環境や、県民性や、土地ならではの空気を知っているだけに、
山形にJ1チームは、とてもうれしい。

東北のチームとして、ベガルタはありました。
が、(土地感のない人にはわかりづらいと思うのですが)
同じ東北とはいえ、仙台市を擁する宮城は、東北では群を抜いていて、
同じ東北とは思いづらいわけで。
夏は記録をもつほど暑いし、冬は豪雪、
“日々暮すことの必死さ”は、たぶん、東北という地方は他と比べようがない。
それは、東北に暮らすことの喜びでもあるのだけど、
裏を返すと、ちっちゃい頃から“娯楽にたいする罪悪感”みたいなものがありました。
映画『フラガール』の感じです。)
音楽や雑誌にうつつをぬかしまくっていた高校時代は、“変わり者”で通っていたし、
今も、生産しない、物も売らない、生活と密着しない職業に、父も母も、私の仕事の内容までは、よくわかっていないと思います。
もちろん、県の状況だって日々変っていて、
“地方の時代”という背景もあり、
食糧自給率がとても高かったり、私が地元を出たころより、
県民が県を自慢に思えるようになってきたし、
私も、離れている年月が長いほど、
山形のすばらしさがわかったり、恋しく思えてきています。
それでも、娯楽の歴史を考えると、
山形にJ1チーム!これは、奇跡的。

『悲願・J1昇格物語』は完結。
そして、ここからはじまる『J1でどう生きるか物語』がはじまります。
そのビジョン作りは、マリノスや浦和や東京、大阪、大都市などとは正反対の道だし、
広島や静岡や、サッカーという競技が根付いている地方とも違うし、
1年中緑のピッチで練習できる南のチームとも違ってきます。
どことも違う地方J1チームの生き方。

モンテディオの背負うものは、大きい。
市を超えた県と、東北という地方全体を喜ばせられるチームにJ1でなってほしいと思う。
サッカーは全国で競技されていて、大都市だけで、暖かい地方だけで、競技されているわけではなく、
その全国の“ほとんど”を代表するチーム。
百年構想を実現していくチーム。
“何で”喜ばせるか。
資金的にJ1で戦うことを目的にした大型補強などはむずかしいと思うし、
タイトルだ、ACL圏内だというような道ではないと思う。
降格決まった札幌と天皇杯であたった時、
「それぞれの道があって、いいんだよ・・・・。でも、地元サポだけには誠実に。」と思いました。

“何で”喜ばせるか。
その答えは、今日の試合展開と、小林監督の言葉が、すでに示していると思います。

モンテディオ山形というチームをJ1でどう生かすか?
そこを“よくほえる犬さん”にも考えてほしい。
それは、必ず日本オリジナルの百年構想につながるはず。
と、
マスコミ様も、数が多くて口数の多いサポを、MVPとか日本一のサポとか安易に持ち上げるのはどうかと思う。
(視聴率とか売上のためもあるだろうと思いますが。)
私は、自分の父や母のような地方で毎日一生懸命さぼらずに生きている“日本の普通の人たち”に、
サッカーというスポーツを楽しんでもらえたらすてきだと思ってます。

そーかぁ、モンテJ1だよぉ。
マリノスもやっと昨日、“確定”したし。
来季は、対戦があるのだぁ。
オオシ、山形に戻ってくれないかしらん。
そーよ、JR東日本、ちょびっと出資してよ、山形新幹線黒字化!
できれば、帰っている時期にアウェイ戦あるといいなぁ。
えっ?ホーム側か、アウェイ側か?
そりゃ、今は、マリノス側に決まってます。
でも、故郷に帰って、また山形に住むようになった時には、わかりませんよね。
(基本的に『チームサポに移籍はない。』と思ってるので、ありえないと思いますが、
生で、ホームとしての試合を観られるという環境に変れば、あることかもしれないです。
しかし・・・・すでに10年だから・・・・それ以上他チームを観られる可能性って。)


“しぶとさ”と“誠実さ”を武器に、
ちっちぇーこととで内紛たえないビッグクラブにたまに大勝したりして、ここという勝負は逃さないで、
なるべく長くJ1で戦ってほしいです。

祝・モンテディオ山形、J1昇格
なので、あらためて“冬開催反対!”
winterban01.gif
署名郵送は12/23まで。


***************

鳥栖が、仙台相手に爆発。
この図太さ・・・・・・。
こえーーーーー、天皇杯・準々決勝。
いやっ、きっと、だいじょーぶ。


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