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ごめんなさい。喝采はできかねる。 天皇杯4回戦 [Marinos *]

兵藤の1点で、惜勝。
いのちびろい。
「あぁぁ・・・・・・、この内容で勝っちゃったよ。」です。
ハーフタイムマジックも起こらず、
前半の調子をずるずると後半もひきずってました。
笑ってしまうぐらいのしまりのなさ、ミスの多さに、
「(マンUとの)マリノスタウンのスケジュール調整がたいへんだから、
天皇杯は、勝ち抜かなくても・・・・。」と、会社命令が出ているのかと疑いたくなりました。

開始10分は、
「これ、柏戦を越える試合になるかもぉぉ。」とゆーぐらい、調子が良かったのですよ。
健太なんて、ひらひら、ひらひらと相手をかわして、場内からため息が発生したぐらい。
「ほんと、相手なんて関係ないのだわぁ。きっと、このチームで試合やることが、
今、とっても楽しいんだろう。みんな。」などと、ばぁば感覚で目を細めていたのに。
しかし、出ました・・・・・この季節の悪い癖。
今季、三ツ沢はあまりに調子がよく、
「今年は精霊さんのいじわるがないな。」と思ってましたが、今日でした。
あまりにも早い気分のかわり様・・・・・女心かよ?秋の空かよ?

名古屋戦、柏戦と、うかれていた自分がバカみたい。
ここ1週間、「おもしろいよぉ、今。日曜日の三ツ沢1:00、お待ちしてますわ。」と、
何人に声をかけてしまっただろーか?
訂正しておきます。
「今、マリノスの試合はおもしろいですが、ものすごいムラはあいかわらずです。
“当り試合”にぶつかる事をお祈りします。」

札幌は、惜しかったですよ。
サポの意気込みはすごかった。Kif_3131.jpg
横断幕、
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Kif_3131-1.jpgフロントと選手は、しっかりこたえてあげるべし。
(『これで終わる気か?』は、私も叫びたかったですが。)
うちがたらたらたらたらやっている間に、1点でも獲れば、結果は変っていたでしょう。
自分ちの先制点では、調子にのってアドレナリン噴出させますが、
相手の先制点で、覚醒できるよーなチームじゃ、まだないみたいなんで・・・・。
んでもって、札幌サポがあんなに真剣なのに、
こっちがこんな試合態度で、ほんとーーーーーに、申し訳ないっ。

「うわぁ~、とてつもなくゆるゆるになってきた。このまんまじゃやばい。」ってことを、ピッチで修正できないんですわ。
百歩譲って、学、兵藤、健太、小椋あたりは、「若いからなぁ~」なんですが、
今日は、とうとうマツや佑二までミス連発。
(相手DF裏にマツが何度かロングボールを蹴る・・・・「マツ、今日、サカティいないからさ。」。学は、横切るのは速いが縦抜けることが・・・・。)
佑二は、今季ワーストかも。びっくり。
ベテランまでそーなってきた時に、ハユ、テツ、勇蔵、サカティあたりの中堅が、しっかり〆にはいんないとまずいんじゃーないのかね。
いつまでも、若手じゃないからさぁ。
この頃のマツでも、君たちよりも歳下なんだよ。
また、バックパス、横パスが増えちゃって、「うっわぁ~、帰ってきちゃった“かごめかごめ”・・・・・。」の時、
前の席の人が、
「もぉ、いい!マツ、そのまま上がって来いっ!」って叫んでました。
その役目は、もう、マツがやらなくってもいいんじゃーないのか?
(と、ゆーか、ほんとに怪我は大丈夫なんだろーか?もしかして、マツも何ヶ月も?)
な、“はえぬき中堅のみなさん”、
いつまでも誰かに頼ってたら・・・・・・・。
君たちが背負っていかないといけんのだよ・・・・・。

これは、フロントとか指導者の問題ではなく、選手個人の集団における責任感・プロ意識の問題。

マリサポは、優しいよ・・・・・どこまでも。
Kif_3132-1.jpg
Kif_3135-1.jpg 
ほんと・・・・・。
私は、拍手まではしたけど・・・・・・喝采はできませんでした・・・・。
(ハーフタイムに“うるさがた”方面からブーイングはありましたが、)
試合後の盛り上がりは、「勝てばいいのか?」と、ゆー。
たまに、幼稚園の運動会観覧父兄みたく思えることがあります・・・・・・。
そこが“うちらしい”ところなんですが。
調子乗ってる時は、なんだか逆効果な気もした、今日。
こーゆーことになるよりは、ぜんぜんいいわぁ・・・・・・、はんせい、はんせい。
今日のニュース、このことしか報道されません・・・・・他試合にメイワク・・・・。
なおさら負けられない5回戦。  追:11/3 23:37】

なんと元総括本部長も、父兄みたいなことを言ってます・・・。
私だったら、叱り飛ばすよ・・・・ハーフタイムの段階で。
小椋君・・・・「少しつまらなかった。」って、
そりゃ、自分でしかけていかなきゃ、どんな試合もつまんないでしょ?
コミは、完全に“乗り遅れた”感が・・・・。
まったくかみ合わない。だいじょーぶかね。
「このところスタメンじゃないから。」は、いい訳にならない。
そー考えると、ジロちゃんはすごいなぁ。
どんなにチームのスタイルが変わっても、ポジションちがっても、途中出場でも、
あたり前に順応してて、仕事する。
(今日も出番なかったけど)そりゃ、なにがあってもベンチにはいてもらいたいよね。

残り4試合のリーグ戦に、
今日の“ゆるゆる”が影響しなきゃいいけどなぁ・・・・・・・。
まだ、残留確定じゃないんだし。
相手次第、ってところが・・・・・・・・・・・綱渡りだなぁ・・・・・・・。


*******************

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「なんか、しあい、ちゅまんなくない?」
「うん、ちゅまんないわ、きょう。」
「せいちょうしてないってかんじ?」
「こうたいしてるってかんじ。」
「なめてんのよ、てんのうはい。」
「なめてんのよ、みつざわなのに。」
「そりゃ、ここんとこまけてないけど、かってもいないじゃない?」
「てんぐになっちゃってんじゃないの?こんぐらいでっ。」
「マリノスケもいないしね。」
「なんか、しあいのひなのにえいぎょうまわりなんだってぇ。」
「てんのうはいなのに?」
「うりあげだいいちなんだって。」
「マリノス君もいないしね。」
「なんか、すこっとらんどうらわしみずにとってもむずかしいおはなししにいってるんだって。」
「たいへんよね。」
「たいへんよぉ。」
「きのうのにーたん、みた?」
「おうさまにーたん、みたみたぁ。」
「マリノス君とマリノスケにも、おうかんあげたいよねぇ。」
「あげたいよぉ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「おちばのそうじでもしよー。」
「うん、しよー。」



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つられてます…。 [Marinos *]

(天皇杯4回戦 ハーフタイム)

08-11-02_13-37.jpg
自分たちのペースでやれてたのは、開始10分まで。

柏戦当社比、
判断スピード、パススピードともに、倍かかってて、運動量1/2。
たんじゅんに、試合をなめてます。
なめてるうちに、もどらなくなります…。
やばいと思います。

相手に合わせる悪い癖。

余裕かますなら、勝ち決めてからやれ。
カップ戦だよ。
まだ1点もとってない!


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2001年10月27日 聖地・国立 [J LEAGUE *]

08ナビスコカップファイナルは、大分トリニータ、初タイトルで、ビクトリーニータン
(やっぱニータンは、社長に似ているよ。血縁?)
「カメナチオ、伊達じゃないわ。」の結果。
海外リーグより実力が拮抗しているからといって、Jでのタイトルを獲ったチームというのは、数えるほどで、
県リーグから始まった大分が、代表を輩出するまでになり、タイトル奪取。
勇気づけられたクラブはたくさんあったと思う。
今出ている『Number』の
シャムスカ君の特集を読んでも、トリニータの“熱の伝導”によるチームの成り立ちがわかる。
このタイトルは、トリニータにまた力を与えることだろう。

Jの各チームは、生い立ちがいろいろで、
それが、チームカラーの根底になっていたりする。
大分のような地方のチームは、関る人たちの物語が浮き彫りになって、
それがプレーに出て、人を感動させる。
うちは、あきらかに生い立ちが違う。
いつもいつも“名門”という言葉がついてまわるし、低迷すれば、その言葉とのコントラストが強くなる。
“持たざるチーム”より(ほんとに“持っている”のかはあきらかではないが、)“持てる(とされる)チーム”の道は、
実は、期せずして複雑で、シンプルにシンプルに前に進むことがむずかしかったりもする。
うちにも、関っている人たちに熱がないわけではないし、やっていることは同じなのだが、
大分のようなチームの躍進をみていると、眼鏡が曇らないだけ、時々、とてもうらやましくもなる。
東戸塚の、コートを1面とったらいっぱいいっぱいというトレセンが、
ことのほかなつかしく胸に迫ってきたりする。

私自身は、マリノスが、“名門だから”、“350万都市の首都圏のチームだから、”
“いつも常勝でなくてはならない”“いつも優勝圏内でなければ”、という気持ちは、ない。
大事なのは、1試合1試合で、選手たちが楽しそうに真剣にそのチカラを十二分に出そうとする姿。
1試合そしてまた次の1試合と、確実に成長して、個のチカラが繋がってチームになっていく過程。
(逆に、つらそうに試合をしている時が、一番、観ていてもつらい。)
そのプレーの結実が、勝利やタイトルであることも、わかっているから、「勝たせたい。」と思うだけだ。
(だから、クラブには、選手がサッカーに邁進する姿勢に水をさすようなことだけはしてもらいたくない。)

どこのチームのサポも、根本はそこなんだと思う。
大分のサポも清水のサポも、うちのサポも。
しかし、それぞれのクラブがそのクラブらしく選びとる道は、
ひとつとして同じ道はないはず。
大分には大分の、マリノスにはマリノスの道がある。
だからこそ、おもしろいのだと思います。
それぞれの選ぶ方向性が明確に、クラブにかかわるすべての人たちに浸透している時、
チームは結果を残せるのかもしれないです。
そのマネージメントが、サッカークラブの仕事。

青とオレンジで満席の国立を観て、
Jリーグがあること、マリノスもそこに所属していることの幸せを感じたのでした。
大分トリニータ、初タイトル、おめでとぉ!

****************

私が、直接スタンドで経験した結実(タイトル)も、ナビスコカップでした。
01年、残留争いの最中、14位のうちと三冠を狙う1位のジュビロとのファイナル。

大分の初タイトルを観たあと、何年ぶりかで、ビデオを観てみた。
奥、福西、名波を欠いているとはいえ、
うちは、残留争い中の野戦病院状態だったし、
直前のリーグ戦で、ヨシカツを“神がかり”移籍で送り出し、
エノが、ほとんどデヴュー戦同様だったので、実力差は明確。
前半は、互角に観えるぐらいの戦いをしたものの、
後半は、こっちのスタミナ切れで、じりじりじりじりジュビロが不気味な力をみせはじめ、ほぼ防戦一方。
坊ちゃんでさえ、守り一徹。
放送ですっぽりカットされている延長戦が、実は、一番しんどかった。
(放送はTBS、時間差の録画中継で、国立から戻ったらまだやってた。
45分の間にCMが3本もはいる・・・・)
あまりのつらさに「もぉ、いいよぉ。じゅうぶんやったよ。」と、直視できなかった10人(オニク退場で)の延長戦。
そこをも乗り切った結果、
ヨシカツの置き土産“神がかり”がエノにのりうつり、PK3-1。
つらすぎた01年の最良の日だった。

当時は、「ナビスコのカップと引き換えに、リーグ戦の勝点3くれないかな・・・・。」と、
ブラックなことを思っていたが、
あのタイトルがあったことで、最終節で残留できたのではないかと、今になって思ってます。

『目の前の試合に、今できる精一杯のことをやる。』
シンプルにできたからこそ、獲れたゲームだった。

PK1番目の坊ちゃんと大神の駆け引き。 08-11-01_23-20~00.jpg

ルーキーイヤーで大胆不敵でこわいもの知らずだった2番目のサカティと、PKから帰ってくる選手を手を広げて迎えたマツ。 
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あいさつもそこそこに、ゴール裏にガッツポーズで走ってくるマツ。08-11-02_00-41.jpg

そして、歓喜のゴール裏。08-11-02_00-42.jpg
この時、坊ちゃんはスタンドにスパイクを投げ入れ、そのあとはソックスでぺたぺた歩いていたし、
すでに残留金髪になっていたハユやナオがスーツであらわれた事で、
“ホストクラブ・マリノス”みたいなってて、涙目で大笑いしたなぁ。



****************

そして、今日、あと11時間後には、新たなタイトルへの試合がK.O.。
元旦の国立を、私は、まだ味わった事がない。
今年のチームに、連れて行ってほしいと、願ってます。

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