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凸の意識と凹の意識 [Marinos *]

このところ、「ご本、読めないわぁ~。」なのです。進まないんですよ、小説とか。
ふと気がついたのだが、マリノスさんのおかげで、どーも名古屋戦あたりから、
自分のサッカー・サイドのボリュームが上がってて、
お仕事と睡眠時間以外は、
ものすごい脳内パーセンテージが、サッカーなんだと。

まぁ、ほっておいても、年末年始には、
向田邦子シーズンに入るし、手芸熱もやってくるし、歴史熱も上がってくるのだから、
ここは、「気持ちにまかせよー」と、
お高い『サッカー批評』をひさしぶりに買った。
『欧州サッカーを疑え!』だ。
これ、いつ出たんでしょうね。
期せずして『Number』の逆アプローチで、
たぶん、同じところに行き着くテーマなんだと思います。

お昼時間に買ったので、帰りの電車で、
まだ、はじめのはじめしか読んでないですが、
「を、そかそか。」的な箇所が。
凸戦術と凹戦術。

それなりの年月(と、いっても10年に満たないひよっこですが)、生サッカーを観ているが、
いまだに戦術とか、わからない。
(どっちかとゆーと、叙情派サポなので。)
なので4バック3バック論とか、語れないし、
「そんなん、今ここにいる選手の質によるんじゃん?」ぐらいの頭でしかないのですが、
凹凸といわれると、「ほー、ほーーーー。」なのです。

“日本のチームが陥りやすいのが凸戦術、しかし海外の主流は凹戦術”というとっかかりだったのだが、
今季、うちで真ん中からばっかり個人のドリブルで個人頼みの突破が続いた時、
「サイド攻撃の筋肉、衰えてるんじゃないのかっ!!クロスの質がどんどん落ちている・・・。」と、
“ちゅまんないよ、もぉ!”に陥ってた時が、まさに凸だったわけです。
その後、“攻撃のスイッチボタンはサイド”的ヒントが外から転がってきて、これが凹。
「そーだ、そーだ、今のうちには、スイッチが、真ん中にしかないっ!」だった。

それで、思い出しちゃったんだねぇ、市原戦の3得点。
「みーんなサイドからぢゃん!」
もぉ、浜松町あたりで、頭の中にキラキラが降り注いじゃって、
「うぉー、脱したんだぁ、うちぃ。」と、至福的な気分になってしまったのだった。
クナンが開いてクロス、ハユがつぶれて、兵藤ぉ!
ハユからの今季№1サイドチェンジで、コミヤマゾーン!
勇蔵のラインギリギリに反応した兵藤、そして、「あ、いたっ!」クナン!
すばらしぃ♪

『中盤を制するものは試合を制する』の“中盤”を、
“真ん中”とカンチガイした意識だと、サイドアタックがオプションのまま。と、
記事は言っています。
で、坊ちゃんのよーなMFがいると、ボールはいやでも真ん中を中継することになる、とも言ってますが、
最近の坊ちゃんは、むしろ真ん中にいることのほーが稀。
先日のCLマンU戦の、真ん中にいっぱなしなんて、ひさしぶりに観たし、
まったく魅力もなかったし、結果も出なかったもん。

しかし、凹に全員が執着しすぎると、
「さ、行けっ!」って時に、ゴール前に誰もいない状況になる。

市原戦の3得点のすばらしいのは、そのバランスのよさだったと思う。
FWとサイドの選手が、いい具合に入れ替わって、
それぞれが、サイドにおいてはサイドの役目、ゴール前においてはFWの役目をやっている。
68Mをいっぱいいっぱい使って、ポジションに関係なくゴールに向かう意識。
それは、最終ラインやテツにまで浸透しているように思います。
(今のうちの場合、一番守備に徹してるのは、2ボランチかも。)
そこで、また、14番が効いてくる。
ひらひら、ひらひらいいながら、ほとんどワンタッチで、68Mの中の、
相手をおちょくるよーな1点に、絶妙な高さと速さで配球できる技術と、
うまい選手にはめずらしい、自らゴール前に行く意識。

「なんか、うちって、今、しゅばらしぃのかっ!」などと、品川あたりで夢心地でした。

しかし、サッカーはわからない。
市原戦だって、どこかで市原が爆発する可能性もあったわけで。

なので、今季ホームラストゲーム・クラシコに向けて、
「油断禁物!」と、電車を降りたのだった。

ポイントは、クロスのバリエーションのような気がします。
高さ、速さ、角度。そして、ゴール前の人数とポジショニング。
ゴールライン平行ギリギリの単純“昔”クロスを観ても、最近は得点の匂い感じないもんなぁ。

あぁ、もぉ、いいだけバリエーション広げて、緑DF右往左往が観てみたい。
(那須君には悪いが。)


これも、元総括本部長の策の中なんだろーか?
ゼロFWで、MFがFW任命で3トップで意識変革とか?
あ~、ほんと、もぉ、わかりません・・・・・。
どっからどこまでが策なんだろーか?
『策士、策に溺れ』ないよーにお願いします。
溺れた試合が、負け試合になりそー。
根本、素直にストレートに。
ま、選手が(見た目と違って)“実直ちゃん”多いから、だいじょーぶかな。



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