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ほんとに出てこないのかっ!? ~プレ・麻布狸戦 [J LEAGUE *]

スコアレスドローだった東京vs京都を観てました。
対戦前なので偵察のつもりだったのだけども。

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東京のチームカラーというか、イメージもけっこう変ってきてるなぁ、と。
坊ちゃんの『〇活サッカー』発言の頃は、対極イメージだったんだけど。
東京サポはうちのゴール裏を『女声』などと呼び、
うちはうちで『女は強いチームにこそ集まるのだ』とか言ってて。
ユキヒコとナオの交換移籍があって、
現大分の宮沢とか、この試合で平山をバスバス止めてた増嶋とか、
どこにいっちゃったんだかもわからない憂太がいた頃は、
「あらら、むしろそっちのほーが女声だよ。」などと思ってました。
今は、あまりその女声もなくなり、
変声期声色が強くなっている東京スタンドだが、
追浜王子は28歳にして“ひとり〇ャニーズ”を担当しているらしい(笑)。
ま、そんな変遷(どんな変遷だよっ。)を観てるのも、
ナオが移籍したのと、青赤サポの親しい友人がいたので、
けっこう気にして観ているチームだからで、
決してきらいではなく、むしろ楽しめるチームだからで。

しかし、去年末から今季は、
熱血漢の監督が声を枯らせば枯らすほど、ピッチのどんよりとのコントラストが強い気がしてましたが、
追浜王子の絶好調を柱に、「を、ちょっとまわりはじめたか?」と思ってました。
京都戦も、その追浜王子を起点に、
「あぁ、サイド比重がますます上がってる。そっからどーにか崩したいんだろうな。」という展開で、
が、『宿題が、途中までしかできてません。』な感じで、
確実にナオで縦スピードスイッチが入るのに、
新しいことを試そうとして08前半トリコみたいな“かごめかごめ”が。
「もっと簡単にナオ頼みにしちゃえば、1点はとれたかも。」だ。
まぁ、挑戦中なんでしょう。

とにもかくにも追浜王子である。
あいかわらずぴょんぴょん行っていて、
こんなにキレてるナオを観るのはいつぶりか?
自分でいけるところを展開などするのだが、
カボレ同様、平山も徳永も・・・・・。
あんだけ走って前にもってって、いいパスだのクロスだのがことごとく泡と消える。
その後の疲労感たるや、どんなものだろーか?と思うのだが、
ナオはあいかわらず笑顔である。
どこまでも、人を責めたりしないからな。
セットプレーも、とても工夫がみられます。
ま、これもナオ中心なんだけど。

正直、原たんに魅入られたナオだったので、
監督交代のたびに、心配はしてたのだが、
その天性の素直さで、着実にチームに根をはったナオであります。
チームサポではなく、ナオ個人のファンとしてなので、
「をいをい、誰もナオのスピードについてけてないよ。ぼーーーーっとしてたら無駄走りだよ。」と、
本人の代わりに無責任に言って差し上げます。
(ぼーーーっとしすぎだろ?と思ってたら、ジャッジへの突っかかり方は激しく・・・・わからん。)
「ひとつ打ったら5ぐらいは響いてあげてもらいたい。」
声荒げたりしないんだろーなぁ。
どこまでも“優しい兄貴”で、このチームをまとめていけるのだろーかぁ。注目します。

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さて、マリ目線に戻って、
対戦なんですが、・・・・・・まったくわかりません・・・・・・・。
「怪我だけはするなよぉぉぉぉ」の心配どおりに、その石川さんは欠場らしいからです。
(ほんとに・・・・・悪い意味で“らしい”のきわみです。
楽しみにしてた古巣サポの気持ちになってくれよ。)
ナオが出てくるんであれば、ナオ封じっていうポイントはあるんだろーけど、
あんだけ中心に回ってると、ナオ不在でどーなるのかもわかりません。
(北斗が復帰らしいですが。)
どーにもとらえどころがない。
平山はとうとう頭を丸めたらしいが。
いつまでも“怪物”呼ばわりされることが、彼のストレスかもしれない。
味方にスペースを与える動きとか、腰痛時の久保なみの“おとり効果”はあるんだけど、
そんなことにうちの鉄壁がまどわされてなるものかっ!
あとは、ブルーノ・クワドロスの正確フィード。
こちらには、うちの前得意のプレッシャーがある。
ナオがいないからといって、
サイド重視の今の状況をアレンジできるほどの台所事情でもなさそうだし、
熱血漢監督の性格からいっても、鈴木達也を入れるとかして続行してくると思うので、
サイドは要注意ではあります。
と、大竹投入後のリズム変化への対応でしょーか?
極端に変るので。

万全の体制でないにしても、上向きの試行錯誤中チーム。
「相手どーのより、これを続けないと。」という状況だと思うので、
こっちは余裕もって対応したい。

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なんて思ってたらさぁ、
うちの“せっかち監督”は、予告通りに4バックを起動したよーです・・・・・・。
まぁ、ここまでのシステムに閉塞感がなかったわけではないので、
気持ちはわからなくない。
タイミングとしては、今なんでしょー。
新しい宿題が出ちゃったってことは、またまたチームに余裕は期待できない。
はっちゃきでやっちゃうんだろーな、たぶん。
お互いどっちも“相手をみないはっちゃけ自分ちプレー”になりそうな予感です。

となると、
もぉ、頼るべきは“闘争人”だ。
大分戦のマツの“大きさ”は、キワキワでのプレーはもとより、
(腰の状態もあってか)ピッチ上空から見ているよーな目線だったよーな気がします。
くるくる動く周りとの別次元の存在感。
(『天地人』の上杉入道かと思ったよ。以前はまちがいなく信長だったけどなぁ。)
あの目前が、勝敗を決める気がします。

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↑なぁーんてことを書いてたら、


3試合ぶっ通し録画観戦-1 [Marinos *]

今さらですが、
GW帰省でまったく観てなかった、川崎戦・京都戦・大分戦をぶっ通しで観てみた。
映像見れないので、あびるほどいろんなテキストを読んだ後で、
はじめて映像を観るというのは、不思議な感覚でしたが、
3試合を続けて観ると、その試合の課題の次の試合での修正が、
ほんと、大事なのはわかりました。

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【川崎戦(H)】

この試合の兄(アシスト含む)とサカティのゴールは、
“プレーヤーズ・ハイ”状態で「“見えてた”んだろーなぁ。」という。
あんだけ喜びを炸裂しているサカティはひさしくみていない。
本人納得のまさに真骨頂だったのだと思います。
思い描いてる自分の理想みたいなのが、たぶんこのゴールのレベルなんでしょう。

それでもゼロ封にさせない川崎はさすがだが、
『川崎の猛攻』って、こんなものじゃないだろ?とも思う。
(疲労蓄積はすさまじい。谷口いないし。)
逆を言うと、うちは耐える時間をただ耐えるのではなく、
攻撃への切り替えを頭に置いていることで、
“持たせている”という余裕みたいなものがある。
なので、川崎は持ってても“川崎らしくはない。”
前対戦@国立(の中澤ショー)ドローの時も、
憲剛にはほとんどなにもさせていないが、
今回も、憲剛的にはまったくいい試合ではないと思う。
実は森も好きな選手だが、「あれ、森はどこ?」みたいになっちゃってるし。
この試合の前までは、
攻め込まれると「今、すっごい耐えてます」悲壮感みたいなのがあったのだけど、
2ゴールのあと、攻め込まれて焦らなかったのが勝因だと思います。
失点後に畳み込ませなかったのも、これまでの教訓が生きてる切り替えだと思う。

・それにしても、小椋は途中から入ってあれだけのっていけるのだからすごい。
・ジュニーニョに競り勝つクナン
・意外と(いい意味で)意地の悪い兄。イライラ増長させてるし。
・そーよ、足とまってきたらボール動かせばいいんじゃんね。
・ゴールも去ることながら、リードしてる時のサカティのお仕事はもう職人
・コミは復活しつつあるのだが、試合勘戻るのにあと1歩
・宏太は、入る前にまず息を吐いたほうがいい。
 勢いはいつでもしっかりあるのだせから、“入り始めの丁寧さ”でなにかつかめそーな気がする。



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【京都戦(A)】

前節、あんなにいい試合しておいて、これは・・・・・・
ものすごいミスの応酬。
なぜ?と思うと、選手間の距離が微妙に“気持ちわるい”わけです。
とくに前半のミスは、それが生んでるよーな・・・・。
最終ラインのコントロールがほぼ皆無で、びろーんと伸びちゃってたからじゃーないだろーか?
健太のバックパスが目立っちゃう試合は、こーゆー感じになるのねぇ。
ま、あんだけ広がると、前に出すにも出せないもん。
そのあたりにマツの不在を感じてしまったわけです。
後半は、小椋がボランチに入ったことで、
兵藤本来の攻撃参加が見えてリズム作れそうだったのに、
(そーなんだよなぁ、兵藤ほんとに気遣いボランチだ。大事、大事。)
バランスがずーっととれずで、また違う意味でミス誘発。
前のダイヤモンドって、練習とかでやったことあるんだろーか?
それぞれの役割が整理されてないからか、
「迷ってるなぁ・・・・」みたいな。
つかむ前に、矢つぎばやに試しちゃうし・・・・こーきち君。
(東京戦からのシステム変更の課題がこのあたりにあるような予感。)

どっちにしても、京都は“りすっこ”同様やりにくい相手ではあります。
後半開始の円陣の“はんなり”度とか、ほんともぉ呪詛だよ・・・・。
そのうち、選手もどんどん下向いていくし、
ゴール裏のコールも気がつけば不調の時の“ロシアン短調”に変調。
スタジアムに式神みえちゃうよーな・・・・。
(映画は観てないですが)『鴨川ホルモー』思い出しちゃいました。
ホーム対戦では、式神を味方にするためにレーズン持参しますっ!
いや、ほんとに呪詛とか思ってるわけじゃないんですが、
京都相手ってけっこう『気持ち悪い試合』になるなーと。
だから、なんつーんですか?「やれる事はやりますっ!なんでもっ!」って気持ちです。
茶髪・坊主・盛り塩並みに。

なんか、外国人ストライカーにやられるのがことさら悔しい09トリコロールだ。





3試合ぶっ通し録画観戦-2 [Marinos *]



【大分戦(A)】

既読のテキスト通り、内容は決してよくない。
“裏返しても点とれそうな横浜”復活なのだが、
っていうことは、前線の獲るべき人が獲ってないっていうことで。
それでも、連戦最終戦で、しかも連敗プレッシャーMaxな相手に勝ったことは大きい。
1点先制されるも、前半で追いつき逆転、逃げ切れるメンタリティ。そしてアウェイ初勝利。
これも、ここまでの課題をクリア。

佑二、お仕事する。「うぉ、左足アウトじゃーん。」
最近は、シュートのはね返りとかセットプレーのこぼれ球とかに人がちゃんとつめていて、いい。
で、佑二が決めてくれたことは大きい。

裕介は、クレバーだ。
最終ラインに入ってもそうなのだけど、あの“全体を感じる”感覚をもっともっと研ぎ澄ませていって、
それがピッチ全体に遠慮なく伝えていけるようになると、
戦術眼的な柱となれる貴重な選手だと思う。
隙つきゴール、おみごと!
その前のマツの“将軍の矢フィード”を信じてたからこそですし。
(トルシエ・ジャパン全盛期の攻撃の起点は、実はマツ。)

守っても、51分からのズタ切りは、ほぼ攻撃みたいなもので、
あれだけズバスバ切られたら、相手は戦意を失う。
シュートさせて止めるというより、シュートさせないのが今季のこれまでと違う。

どなたも言ってますが、マツの試合でした。
前節京都戦の「あらららららぁ」なラインコントロールは改善。
その統率力。
テキスト見てるとまた信長並みに「おらおら」やってたのかと思ったんですが、
なんというのか、将軍様でもタイプが違ってきたというのかなぁ。
行くところは自分で行くけど、ピッチ上空から見てる感じの余裕が“ヌーヴェル・マツ”というか。
こーなると、ほんとうに頼もしい。
本気で代表復帰、いけるかもしれない、と。
持ち前の身体能力と察知能力、闘志に、+αですから、
若手DFにはそうそう真似できないレベルだもの。
この余裕と大人っぷりをもってすれば、まだまだ長いこと君臨してくれそうな期待。
(あとは、腰だなぁ・・・・・・。ちゃんと治ってるのかしらん。)

あと、1点。
72分の“伝家の宝刀”でだめ押せてれば、ザ・横浜。
そのFKを獲ったサカティ。股通してのあの巧さ。
2ゴール獲ったことでこちらもベテランらしい余裕が出てきたというか、
川崎戦から“試合の状況に応じたFWのお仕事”を、労を惜しまず。
これも、やっぱり若手FWがインスタントではできない。
だって、これでずーーーーっとトリコの前線支えてきたんだもの。
この状態のサカティは、こーきち君もはずせないよなぁ。
あとは意識バランスなんだと思う。
そっちの仕事にやりがい感じすぎると、ゴール増えない。
(私的希望に、あと9ゴールあるし。)
FWである意味。
川崎戦のスーパー・サカティゴールを、毎朝繰り返して観てもらいたい。

学の表情がものすごいです。
アーリアも“払拭”できて、よかった。

この試合のこーきち君コメントは、とてもいい。素直で。
「ほっとした。」なんてはじめてじゃない?

マツじゃないけど、大分にはがんばってもらいたい。
周りがなんと言おうとも、サポ・選手全体が“シャムスカ支持”からブレてないからすごい。
信じるものがあるのは、強いと思う。



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佑二は、いつも他の選手より一歩先の目線で分析できてて頼もしい。
それができてこそ、佑二。なのだけど、
この3試合の厳しすぎる表情。
まだ“休まない調整”をやっているのかなぁ。
すっごい苦しそうなんだよね。
このあと『代表の佑二』期に突入するわけだけど、
なんだかかつてないほどのせっぱ詰まり方している気がします・・・・・。
あきらかに二足のわらじ状態で、どっちでも責任感重い。
W杯出場を決めて、納得できれば、“戻ってきてくれる”と思う。

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コンスタントにみてくださってる方は、
ここまで「いつも“健太、健太”としつこくうるさいのに。」という感じでしょーか?
いやぁ、思うところ多々ありましたよ、期待が大きいだけに。
東京戦まで余力があれば、また別記事で。
システム変更への次の課題に繋がるところだし。

ちょっと出かけます。

「新システムかぁ♪」@(なぜか)狸穴町 [Marinos *]

トリコロール〇ぬき、あ、いや“ハマの豪腕”と、麻布狸穴町へ。
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いや、行きに『エルゴラ』買って、ご用のついでに麻布十番に行ったんで、
鯛焼き待ちの時間に行ってみただけですが・・・。
麻布狸穴町は、明日の対戦相手のおにゅーマスコット・ドロちゃん(10歳)が生息しているという町です。

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『エルゴラ』さん、最近は、こーきち君を“豪腕”とか“鬼才”とか、呼んでくれます・・・・。
で、その『ご乱心か?規定路線か?』の4バックをシッケイして。
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「ふん、ふん。ふん、ふん。」
感想は、「うっわ、これ、前5人(+サイド)はそーとー頭使う。青魚とか贈ろうかなっ、DHL。」です。
身体もキツそーですが。
(携帯サイトなどでもおっしゃってますが、)
9-11-14-17-10は、超可動を想定してますから。
どれぐらい動くものかはわかりませんが、
ぐるぐるに廻るほど、相手はイヤなはずだし、
そこに両サイドまで絡んでくるとすると、もはや“液状攻撃”です。
「ものすっごいうまくいったら、最高に楽しい♪かも。」です。

そこで、ここ3戦の健太のことですが。
(ジュビロ戦からですが、)こーきち君の“せっかち・うずうず”に一番振り回された感じの14番。
神奈川ダービー前に「健太らしいボランチのカタチがみつかればいいなぁ」と、
言い残して私は帰省しちゃったわけですが、
本人もびっくりしたり、吹っ切ったり、そしたら元に戻ったりで、
イメージしている時間もなかった様子だ。
とくに京都戦の前半などは、ちょっと様子がおかしい。
もともと重心を低く構えることなく飄々とピッチを移動しているのだけど、
なんだか、あのトレードマークの“ひらひらチェック”も中途半端な感じで、
セットプレーも、こう、なんてゆーのか・・・姿勢が“上っかぶり”とゆーか。
もちろん、“悪くてもそれなりに”は約束してくれているのだが、
後半前目になっても、
「それぐらいじゃあ、健太の健太たる意味ないじゃーん!」と、要求が高いので物足りない。

で、「居心地わるそうだったから」と、こーきち君は大分戦で、兄を後ろに。
ま、兄は去年もボランチ挑戦してるし、健太よりは引出しも多いので、
確実にこなすところがさすがである。

これまでも、ボジションチェンジは自主的にやってるし、
10-14のボジションチェンジがスムーズに行ったらステキだなぁ、と、前々からワクワク想像はしてました。
兄は、なんというのか、持ち前の頑固さがあるからか、
どこのポジションにいても自分を見失うことないので、戦術に振り回されないわけです。
自分の引き出しの中で、
前では前の、後ろでは後ろのプレーを選びとって遂行する姿は、おみごと。
うまくは言えないんだけど、
シャドーだろーが、トップ下だろーが、ボランチだろーが、ポジションどーのの前に、
『健太は健太』という頑固さがないと、もぉ、チカラ出す前に時間だけ過ぎちゃう気がする。
健太のいいところは、やっぱりひらめきが考えなくてもボールに乗り移るところで、
それが、チームのアクセントにもスイッチにもなる。
そのひらめきが、スパスパと連続で起こりはじめるのって、
ゴールとかアシストして、アドレナリン噴出した時はいうまでもないけど、
基本的にボールにさわる回数に比例してるし、
チームが守備にまわりはじめたら、誰より先にひらひらチェックに動き回ったりとか、
なんか、そーゆーことができないと、乗れないまま・・・みたいな。
どこにいても、ひらめき立つまでのエンジンの温め方を、しつこく続けないとなぁ、と。
京都戦の様子は、言葉悪いけど、『こわくない天敵(オガサ)』みたいな。
んー、らしくない。
人間、『作業興奮』っていうのがあるらしい。(前に読んだ潜在意識関係のご本によると。)
「やる」って決めてから動くより、ルーティンの繰り返しをやってるうちに興奮状態になるらしい。
あとは、「セットプレーは人に渡すな。」ってことかしらん。
だって、そこ、一番の強みなわけだし。自分スイッチじゃん。

この間、めったに買わない『サカダイ』を、新幹線用に買ったのだが、
天野が「健太は最近、かっこつけすぎ」と言ってて笑いました。
「あまのぉ、男子たるもの“かっこつける時期”がないと、伸びないぞぉ。」
健太、『“至王”の輝き、ふたたび!』だ。
ものすごい、期待してるんだから。

健太だけの話ではなく、
こーきち君が考えてる新システムの理想系は、けっこう高度なものみたいで、
だから、より、個々の選手が自分の強みに頑固になりながら相互理解していかないと
チグハグ期間が長引く気がするのです。
兄か兵藤かがイニシアチブを意識的にとってくれれば早まるのかもしれないけどな。
最終的には、全員でひとつの生き物みたいな感覚にならないと。

まったくもって、「“熟成待たず”の、せっかちな監督だなぁ。」とは思うけど、
神戸戦からこっちは、個人能力だのみの単発になっていたのも事実で、
も、しょーがないよ。あきっぽい監督ちゃんなんだから。
でも、これできたら、ほんとすごいと思う。
準備期間も短いけどねー。
試合の上で上げてくっていうそーゆー意向なんだろーから、
もぉ、やってみるしかないよ。
すでに、舵は切られたわけだから。

佑二も東京戦の大事さを言ってるけど、
あとは、試しながらも目の前の1試合1試合で“勝点拾ってく姿勢”は、確保で。
そこは、佑二とマツの担当だわ。ほんと、頼む。
(ナオのことに終始しちゃった)東京戦のぷれびゅーっぽいもの書いてる時も思ってたけど、
マツだわ、マツっ!

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で、麻布狸穴町 ミニレポ。


タグ:狩野健太

っつーことだっ!! [Marinos *]

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サカティ!

涼しいぞぉ。
テキパキ走れっぞっ!

初運転、とはいえ、【HT-moblog】 [Marinos *]

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5バックになりっぱなし。
やたらCK与えてしまうのは、
サイド握られてるってことかしら?
縦に進まないのよねぇ。
アタッキングサード前にバリアがあるみたいに、
スビードが落ちます。
あと3Mすすめるよーにがんばれっ!
そして、シュートで終わるのよ。

カウンター出動は禁止されてないんだから、
いざとなったら、発動!
と、セットプレー!

個人個人は、むちゃくちゃ走ってるんだけど。
11と14の鬼チェックってば!

コミ、横パス自制で。
迷わず自分で行けっ!

……どれぐらい、我慢できるかなぁ、私。 [Marinos *]

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一試合めで、
やれるだけやってみた選手たちには、申し訳ないけど。
さすがに、ここまでとは……。

中3日で、ナビ。
しかも、まだ予選勝ちナシ。
相手はあの開幕戦の広島……。

今日は、ここまで。
帰って新たに記事あげるよーな気持ちじゃない、です。

「そりゃ、勝手に期待ふくらませ過ぎたからでしょ?」 ~H/東京戦 [Marinos *]

と、言われてしまえばそれまでですが。
こんなことまで考えちゃってたのは、まさに“とらぬ狸の~”だった・・・・。

それでも、4バック試しはじめには、あまりいい思い出もないし、
それなりの覚悟はしていたのだけど、
正直、あそこまで、とは・・・・・。
“何もさせてもらえなかった”ではなく“できなかった”。
今日の試合こそ、「相手がどうの」という試合ではなかったです。

「もう、今日は寝よう」と思ってましたが、
あまりに気持ちがマーブル模様で・・・・日付が変ってしまいました。
書きながら整理させてください。

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アップに選手が出てきたところから気持ちが高まっちゃって、
正直、オープニングPVは、涙で滲んでたぐらいでしたよ。
GW帰省中のたかが3試合の“穴”がこんなに大きかったとは、自分でもびっくりです。
目の前のグリーンのピッチと、トリコロールのユニと。
「・・・・・しあわせだ。ほんとに。」
生で試合を観られることの幸福感。
ことさら昨日はかみしめてましたが、
私だけじゃなく、サポとかファンにとって、試合ってそーゆーもんですよ。
みんな、期待して、胸を膨らまして、
だから、みんなスタジアムが見えてきただけで、
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誰にとっても、目の前の1試合は、“二度とない試合”なんです。

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選手のコメントは、みな、最後は前向きに終わってる。
でも、それぞれがそれぞれに迷っていたこともわかる。
さすが、トリコロールの選手たちなので、
みんな、試合の内容の原因を“外”ではなく、自分たちに見つけようとしているし、
自分たちでなんとかしようという姿勢です。
もう、それだけで、
「わかった。私もがんばる。水曜日もちゃんと行く。」と切り替えました。

システム変更前も、課題はずーっと『相互理解』や『イメージの共有』だった。
そこが、個人能力頼みにならないためのポイント。
正直、「また、最初っからか・・・・・。」と。
でも、選手たちはやる気でいますよ。
試合中も、ハーフタイムにはける時も、話し合いは多く見られた。

しかし、システム変更の舵を切った本人に、イメージがあったのかどうか?
あったとしても、それをちゃんと伝えたられたのか?
1から10までじゃなくても、多少なりとも伝わっていれば、
あそこまで悩みはしないんじゃないのか?と、私は思います。
監督もプロなので、
「よくなる」「今いる選手をもっと活かせる」というイメージや算段があって、舵を切ったと思ってる。
だから、心配ではなく、期待した。
『クナンはいれるけどパワープレーでは、ない。』
じゃ、監督はどういうゴールをイメージしていたのか?
それは、クナンやピッチの選手にどう伝えられたのか?
『守備のためのシステムではない。』
そんなことは、誰もがわかってる。
じゃ、1/3から先、どうやってゴールに迫ろうとイメージしていたのか?

佑二は、ことさらこの東京戦の重要さを言っていた。
失点後「お願いだ、佑二。3枚にもどして!」と一瞬思って、でも頭を振った。選手のプライドを考えたから。
そして、佑二も勇蔵も飯倉も、単発単発でも堪え続けた。
中盤は、不慣れながらも終始ボールへの執着は強かった。
繋がらないのは全部がただのミスではない。
経験のない距離感がポジショニングがロスをうんだのだと思う。
このシステムのキーポジションのマツは、
終盤、バランスを崩しても、ムリにムリをして、チャンスを作った。
クナンも、またもや“急場”のFWで身体をはった。
選手は、最後の最後までまったくあきらめてはいなかった。
ただ、それがゴールにはならなかっただけであって、
負けたこと自体がどうのではない。
選手は『監督のせいではない。』と必ず言うと思う。
もちろん、ピッチ内で自主的に機転をきかせられれば改善できたこともあった。
再三の相手CKや、攻め込まれた時に、全員で守備をすることはないし、
(だからカウンターも発動できなかった。)
前に味方がいないのなら、
強引にでもドリブル突破するなりの手もあった。
(だから、FKももらえない。)
ここまであたりまえにできていたことが、なぜできなかったのか?
迷い以外の何ものでもないと私は思う。

現監督は、岡ちゃんではないので、
『大きすぎる帆を張った』と、舵は切りなおさないだろうし、
『あの判断は私のミス』と、ゴール裏に頭を下げにくることはないと思う。
それは、それでいい。
このシステム変更が失敗だったなどと、誰も今の時点では思いたくもない。
ただ、実際プレーをする選手が迷っている事は事実だし、
監督のイメージが伝わっていないのも、
(想像以上に)準備不足で試合に踏み切ったのも、事実だ。

自主性を重んじることと丸投げはイコールではない。
そのことと、
試合は練習ではない。
(もちろん、ナビスコもです。)
ということだけは、もう一度よく考えてもらいたい。

そのうえで、選手とのコミュニケーションをとって、相互理解をして、
水曜日の広島戦に臨んでもらいたい。

“希代の賭博師”と、私が思わなくてもすむように。




いつにもまして乱文、失礼しましたっ。
・・・・・・・寝れるかなぁ・・・・・。
どーだろかぁ?


キリキリしていてもいいことはない、ので、 [J LEAGUE *]

こネタパレード。

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1:
こんな時の心のオアシス“西の中澤”は、スイカ食ってご満悦(笑)。
あいかわらず文章がいいリズムだ。
今季「あれぇ、出てないねぇ試合。」が多かったのだけど、
出はじめたら、また、チーム好調。
千真みたいなのを『持ってる』というのだろーが、
西の中澤も、ある意味『持ってる』、ちがう質のものを。
おフロ上がりにスイカ食べてるだけある。
昨日のおっきい赤いチームvs西の青いチームの試合は、
スコアレスドローながら、(くやしいけど)みごたえありました。
川崎vsジュビロも、くやしいけども、みごたえありました。
シーズンも1/3を超えて、積み重ねてます、各チーム。

2:
開港150周年<「熱が出たら病院ではなく発熱センターへ。サッカー観戦のためにも。」だった
中田市長in日産スタジアム。
向こう岸へのチョーハツで「オレ、つかんだっ!」的な。
横浜ダービーの時より、いけてたと思ふ。
勝てなくて、ごめん・・・・・。

3:
そのチョーハツされた向こう岸。
チームのサッカーも変化しているが、それ以上のスピードで変化しているイメージ。
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前は7Fとか青いところとかに陣取ってたけど、昨日、躍動的だったのは赤い“一角”。
変声期気質は増すばかりなり。
コーヒールンバby変声期は、別の曲に聴こえました・・・・。
ユキヒコへの『〇ろせ』コールから予兆ははじまってましたが、
白い選手がばったばったと転ぶシーンがボルテージMAX。
マニュアルがあるかのよーな・・・・・。
前はサイドチェーンジ!とかカウンター発動ぉ!とかに、一歩先んじてボルテージMAXで、
「試合、みてんのねぇぇぇ。サッカー好きなのねぇぇぇ。」だったんだけど。
ここが好きで、全ページプリントアウトして電車で読んでました。
(〇わこさんは、今、別でブログやってらっしゃいますね。おもしろいです。)
ま、ひとんちのことだからいいんだけど、
よく“東京スタジアム”にもぐりこんでたものとしては、多少のさびしさもあります。
味スタに行けば、また印象違うんだろうけど(下町的ファミリー多いし)、
残念ながら、8/16は、時期的に参戦不可能です。

4:
で、その赤いところ周辺にいらっしゃったらしい青赤カップルに、電車でいっぱい会った。
ここ最近は、カップル率も高い青赤。
女子の携帯には、なかなかの確率で、ドロンパ・しましましっぽストラップがついていた。
女子は、待ってたんだねぇ、マスコット。
あのストラップ、夏はどーするのか?

5:
そのドロンパに遭遇し「ちっこくってかわいかったです。」とメロメロだった いぬさん。絶賛引っ越し中。
(ほんとに“ちっこい”のね。)
こーゆー心が痛い時こそ、『いぬろぐ』さんなのだが・・・・・。
「いぬさーーーーん。“ちょっと”って、あとどんぐらぁーーーーーい?」
貴族vsいぬ兄弟。
巻が渾身のゴールを決めるも追いつかず・・・・・・。
深井-巻-谷澤ではじまるより、途中から谷澤が入ると、なぜか確変する千葉。
対戦も目の前だ。
『いぬろぐ』さんちに、貴族戦前から“次節対戦”の1コマができて、
うちの回を楽しみにしているの。
それまでは、引っ越し終了してもらいたいわぁ。
ジェフ戦は好きです。
どっちでやっても、アウェイユニは使わず、
トリコロールと菜の花色のユニがグリーンに映えてフォトジェニック!
一番“サッカー観るしあわせ”かみしめちゃうカード。
ま、“ラヴな血管”のミラー監督も、
今の“ぎゃんぶらートリコ”のスカウティングはむずかしいだろーなぁ。

“気持ち、気持ち”というけれど、
気持ちはあってあたりまえで、それをちゃんとピッチで表現させてあげられる準備が必要ですわ。
と、他試合を観ていて思います。

6:
広島vs山形は・・・・・・そのスコアだけ観て、
こわくて偵察できません・・・・・・・・。


こんなの、でてきました。 [Marinos *]

うちのアナログテレビがいよいよやばい・・・・。
画面ひだりにストライプが見えてきた・・・・。
しかし、前もこーなったのだが、ある日直ったので直るかも。

電化製品などは、まったく苦手ではないが、なかなか買わない。
壊れないから。
“エコ替え”<“もったいない”の、古いタイプです。
なので、DVDプレーヤーはありますが、再生専用です。
今も録画はVHSです。
したがって、ビデオテープはものすごいあります。
シドニー五輪とか、アジアカップレバノンとか、マリの試合も01年ぐらいのから。
そのぐらいのはちゃんと整理してありますが、
いちいちインディクスとか作らなくなってから、ポストイットで済ましてたので、
樹海化してます。
これ以上ビデオが増えるのも困るので、今は重ね録りです。
“雰囲気で”「これ消してもよさそー」なテープに。

(前置き、長いですね。)
先日のジュビロ戦の録画観ていたら、
なにを間違ったのか、70分で録画が切れていた。
「あらららららぁ。」と思って、そのまま再生してたら、
こんなのが、
1stG-14-1.jpg
「誰?」
この人でした。
1stG-14-2.jpg
06年の29番。
いやーびっくり。この試合でした。
健太のJ初ゴール。
(あ、この試合Jデヴューしたほっそいマイクも。)

平野に代わって68分に左サイドに入って、74分に決めています。
孝行のクロスは健太の頭を超えて大島ヘッド、こぼれたところを流し込み。
すでにCKも蹴ってますね。
なかなかいいボール。
“伝家の宝刀”好きとしては、かなり期待の新人でした。
ただ、流れの中では不思議なぐらいボールを渡してもらえません。
今よりもふわふわしてます。ガツガツはしてません。
動き方とか(ゴールも)“三つ子の魂~”的ですが、
「3年でここまで変るのねぇ。」と感心した20分間だった。
このゴールで3-3に追いついて、残り16分ですから、
(けっきょく・・・・負けた。)
この初ゴールを、メンバーみんなで喜ぶというシーンはまったくなかった。
ちょっとほろ苦い、健太20歳の春。
ものすごい試合の空気がピリピリしてます。06年って、きびしかったよなぁ・・・・。
連覇後、中位に沈んだ翌年だったから。
“大人”多かったし、マツとかも今のほーが見た目若い感じ。

たぶん、つくも神化が進んでる(?)ビデオが、
「この上に録っちゃっていいの?」と、勝手に判断して70分で録画をとめたのかもしれません。
あぁ、物は大事にするものだ。

「人に歴史あり」を観ちゃった東京戦直前でした。
01年の29番、初ゴールとともに、
ちゃんとポストイットをテープで止めて保管しておこう。
と、言っているうちに、もぉ、どれがどれだかわからない・・・・・。

toricoballine3.jpg

(しつこくてごめんなさい。)

東京戦、アップに選手が出てきた時は、こころなしかみんな弾んで見えた。
が、終了後のごあいさつ時は、遠目からでもうなだれてました・・・・。
たぶん、あそこまでの内容になるとは、選手たち自身が思ってなかったのかも。
試合スタートして、
「今、やれることだけはやる。」って勢いでしたが、どんどん不安や迷いが生じたようにも見えた。
01年の29番も06年の29番も、まずは、ひたすら目の前のボールを追っていて、
それはそれで、「よし、よーし。基本は大事だぞ。」などと思っていたのだけど。
とくに、健太に関しては(ひいき目に言うと)、
この大々的なシステム変更宣言4試合前から、あちこち行ってて、
自信もなくなってるうえに、かなり混乱しているよーにも想像できる。
気持ち的に、みんなに先駆けて疲れてなきゃいいけどなぁ。と。

それでも、どの選手も、悩んで疲れちゃう時期っていうのはあると思うし、
順風だけの選手なんていない。
サカティだって、健太だって、(うちのビデオ倉庫からでてきちゃった)デビューゴールの日から、
充分悩んだりしてきたはずだし、
ついこの間の兄だって、そういう時期だった。

もぉ、だからさぁ、いいじゃん、システムとか。
どーせスタートしちゃったら前も後ろもないし、守備も攻撃も綴れ織なんだし。
そんなに囚われることもないかなぁ、とか。
やることそんなに変らないよ。
『活かし活かされて、ゴールを目指して、そしてゴールをわらせない。』
基本はそこで、それに集中できるかが、システムより先。
(それがまずあって、効率よく、整理して、チカラを集約してくれるツールがシステム。)
ツールに振り回されるなんて、ごめんだわ。

なんか、私もそーゆー気持ちで行くことにする。水曜日。
“3or4”とか、“開幕戦のリベンジ”とかより、今はそのほーが大事かも。
打ち負かすのは、自分の中の不安や弱気。
手に入れるのは、「やっぱ楽しい」って感覚。

どうあれ、次の試合はやってくるし、
トリコロールのフラッグが期待とともに振られるスタンドが、
トリコの選手には待ってる。
それは、確実なこと。


タグ:狩野健太

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