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「新システムかぁ♪」@(なぜか)狸穴町 [Marinos *]

トリコロール〇ぬき、あ、いや“ハマの豪腕”と、麻布狸穴町へ。
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いや、行きに『エルゴラ』買って、ご用のついでに麻布十番に行ったんで、
鯛焼き待ちの時間に行ってみただけですが・・・。
麻布狸穴町は、明日の対戦相手のおにゅーマスコット・ドロちゃん(10歳)が生息しているという町です。

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『エルゴラ』さん、最近は、こーきち君を“豪腕”とか“鬼才”とか、呼んでくれます・・・・。
で、その『ご乱心か?規定路線か?』の4バックをシッケイして。
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「ふん、ふん。ふん、ふん。」
感想は、「うっわ、これ、前5人(+サイド)はそーとー頭使う。青魚とか贈ろうかなっ、DHL。」です。
身体もキツそーですが。
(携帯サイトなどでもおっしゃってますが、)
9-11-14-17-10は、超可動を想定してますから。
どれぐらい動くものかはわかりませんが、
ぐるぐるに廻るほど、相手はイヤなはずだし、
そこに両サイドまで絡んでくるとすると、もはや“液状攻撃”です。
「ものすっごいうまくいったら、最高に楽しい♪かも。」です。

そこで、ここ3戦の健太のことですが。
(ジュビロ戦からですが、)こーきち君の“せっかち・うずうず”に一番振り回された感じの14番。
神奈川ダービー前に「健太らしいボランチのカタチがみつかればいいなぁ」と、
言い残して私は帰省しちゃったわけですが、
本人もびっくりしたり、吹っ切ったり、そしたら元に戻ったりで、
イメージしている時間もなかった様子だ。
とくに京都戦の前半などは、ちょっと様子がおかしい。
もともと重心を低く構えることなく飄々とピッチを移動しているのだけど、
なんだか、あのトレードマークの“ひらひらチェック”も中途半端な感じで、
セットプレーも、こう、なんてゆーのか・・・姿勢が“上っかぶり”とゆーか。
もちろん、“悪くてもそれなりに”は約束してくれているのだが、
後半前目になっても、
「それぐらいじゃあ、健太の健太たる意味ないじゃーん!」と、要求が高いので物足りない。

で、「居心地わるそうだったから」と、こーきち君は大分戦で、兄を後ろに。
ま、兄は去年もボランチ挑戦してるし、健太よりは引出しも多いので、
確実にこなすところがさすがである。

これまでも、ボジションチェンジは自主的にやってるし、
10-14のボジションチェンジがスムーズに行ったらステキだなぁ、と、前々からワクワク想像はしてました。
兄は、なんというのか、持ち前の頑固さがあるからか、
どこのポジションにいても自分を見失うことないので、戦術に振り回されないわけです。
自分の引き出しの中で、
前では前の、後ろでは後ろのプレーを選びとって遂行する姿は、おみごと。
うまくは言えないんだけど、
シャドーだろーが、トップ下だろーが、ボランチだろーが、ポジションどーのの前に、
『健太は健太』という頑固さがないと、もぉ、チカラ出す前に時間だけ過ぎちゃう気がする。
健太のいいところは、やっぱりひらめきが考えなくてもボールに乗り移るところで、
それが、チームのアクセントにもスイッチにもなる。
そのひらめきが、スパスパと連続で起こりはじめるのって、
ゴールとかアシストして、アドレナリン噴出した時はいうまでもないけど、
基本的にボールにさわる回数に比例してるし、
チームが守備にまわりはじめたら、誰より先にひらひらチェックに動き回ったりとか、
なんか、そーゆーことができないと、乗れないまま・・・みたいな。
どこにいても、ひらめき立つまでのエンジンの温め方を、しつこく続けないとなぁ、と。
京都戦の様子は、言葉悪いけど、『こわくない天敵(オガサ)』みたいな。
んー、らしくない。
人間、『作業興奮』っていうのがあるらしい。(前に読んだ潜在意識関係のご本によると。)
「やる」って決めてから動くより、ルーティンの繰り返しをやってるうちに興奮状態になるらしい。
あとは、「セットプレーは人に渡すな。」ってことかしらん。
だって、そこ、一番の強みなわけだし。自分スイッチじゃん。

この間、めったに買わない『サカダイ』を、新幹線用に買ったのだが、
天野が「健太は最近、かっこつけすぎ」と言ってて笑いました。
「あまのぉ、男子たるもの“かっこつける時期”がないと、伸びないぞぉ。」
健太、『“至王”の輝き、ふたたび!』だ。
ものすごい、期待してるんだから。

健太だけの話ではなく、
こーきち君が考えてる新システムの理想系は、けっこう高度なものみたいで、
だから、より、個々の選手が自分の強みに頑固になりながら相互理解していかないと
チグハグ期間が長引く気がするのです。
兄か兵藤かがイニシアチブを意識的にとってくれれば早まるのかもしれないけどな。
最終的には、全員でひとつの生き物みたいな感覚にならないと。

まったくもって、「“熟成待たず”の、せっかちな監督だなぁ。」とは思うけど、
神戸戦からこっちは、個人能力だのみの単発になっていたのも事実で、
も、しょーがないよ。あきっぽい監督ちゃんなんだから。
でも、これできたら、ほんとすごいと思う。
準備期間も短いけどねー。
試合の上で上げてくっていうそーゆー意向なんだろーから、
もぉ、やってみるしかないよ。
すでに、舵は切られたわけだから。

佑二も東京戦の大事さを言ってるけど、
あとは、試しながらも目の前の1試合1試合で“勝点拾ってく姿勢”は、確保で。
そこは、佑二とマツの担当だわ。ほんと、頼む。
(ナオのことに終始しちゃった)東京戦のぷれびゅーっぽいもの書いてる時も思ってたけど、
マツだわ、マツっ!

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で、麻布狸穴町 ミニレポ。


タグ:狩野健太
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3試合ぶっ通し録画観戦-2 [Marinos *]



【大分戦(A)】

既読のテキスト通り、内容は決してよくない。
“裏返しても点とれそうな横浜”復活なのだが、
っていうことは、前線の獲るべき人が獲ってないっていうことで。
それでも、連戦最終戦で、しかも連敗プレッシャーMaxな相手に勝ったことは大きい。
1点先制されるも、前半で追いつき逆転、逃げ切れるメンタリティ。そしてアウェイ初勝利。
これも、ここまでの課題をクリア。

佑二、お仕事する。「うぉ、左足アウトじゃーん。」
最近は、シュートのはね返りとかセットプレーのこぼれ球とかに人がちゃんとつめていて、いい。
で、佑二が決めてくれたことは大きい。

裕介は、クレバーだ。
最終ラインに入ってもそうなのだけど、あの“全体を感じる”感覚をもっともっと研ぎ澄ませていって、
それがピッチ全体に遠慮なく伝えていけるようになると、
戦術眼的な柱となれる貴重な選手だと思う。
隙つきゴール、おみごと!
その前のマツの“将軍の矢フィード”を信じてたからこそですし。
(トルシエ・ジャパン全盛期の攻撃の起点は、実はマツ。)

守っても、51分からのズタ切りは、ほぼ攻撃みたいなもので、
あれだけズバスバ切られたら、相手は戦意を失う。
シュートさせて止めるというより、シュートさせないのが今季のこれまでと違う。

どなたも言ってますが、マツの試合でした。
前節京都戦の「あらららららぁ」なラインコントロールは改善。
その統率力。
テキスト見てるとまた信長並みに「おらおら」やってたのかと思ったんですが、
なんというのか、将軍様でもタイプが違ってきたというのかなぁ。
行くところは自分で行くけど、ピッチ上空から見てる感じの余裕が“ヌーヴェル・マツ”というか。
こーなると、ほんとうに頼もしい。
本気で代表復帰、いけるかもしれない、と。
持ち前の身体能力と察知能力、闘志に、+αですから、
若手DFにはそうそう真似できないレベルだもの。
この余裕と大人っぷりをもってすれば、まだまだ長いこと君臨してくれそうな期待。
(あとは、腰だなぁ・・・・・・。ちゃんと治ってるのかしらん。)

あと、1点。
72分の“伝家の宝刀”でだめ押せてれば、ザ・横浜。
そのFKを獲ったサカティ。股通してのあの巧さ。
2ゴール獲ったことでこちらもベテランらしい余裕が出てきたというか、
川崎戦から“試合の状況に応じたFWのお仕事”を、労を惜しまず。
これも、やっぱり若手FWがインスタントではできない。
だって、これでずーーーーっとトリコの前線支えてきたんだもの。
この状態のサカティは、こーきち君もはずせないよなぁ。
あとは意識バランスなんだと思う。
そっちの仕事にやりがい感じすぎると、ゴール増えない。
(私的希望に、あと9ゴールあるし。)
FWである意味。
川崎戦のスーパー・サカティゴールを、毎朝繰り返して観てもらいたい。

学の表情がものすごいです。
アーリアも“払拭”できて、よかった。

この試合のこーきち君コメントは、とてもいい。素直で。
「ほっとした。」なんてはじめてじゃない?

マツじゃないけど、大分にはがんばってもらいたい。
周りがなんと言おうとも、サポ・選手全体が“シャムスカ支持”からブレてないからすごい。
信じるものがあるのは、強いと思う。



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佑二は、いつも他の選手より一歩先の目線で分析できてて頼もしい。
それができてこそ、佑二。なのだけど、
この3試合の厳しすぎる表情。
まだ“休まない調整”をやっているのかなぁ。
すっごい苦しそうなんだよね。
このあと『代表の佑二』期に突入するわけだけど、
なんだかかつてないほどのせっぱ詰まり方している気がします・・・・・。
あきらかに二足のわらじ状態で、どっちでも責任感重い。
W杯出場を決めて、納得できれば、“戻ってきてくれる”と思う。

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コンスタントにみてくださってる方は、
ここまで「いつも“健太、健太”としつこくうるさいのに。」という感じでしょーか?
いやぁ、思うところ多々ありましたよ、期待が大きいだけに。
東京戦まで余力があれば、また別記事で。
システム変更への次の課題に繋がるところだし。

ちょっと出かけます。

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3試合ぶっ通し録画観戦-1 [Marinos *]

今さらですが、
GW帰省でまったく観てなかった、川崎戦・京都戦・大分戦をぶっ通しで観てみた。
映像見れないので、あびるほどいろんなテキストを読んだ後で、
はじめて映像を観るというのは、不思議な感覚でしたが、
3試合を続けて観ると、その試合の課題の次の試合での修正が、
ほんと、大事なのはわかりました。

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【川崎戦(H)】

この試合の兄(アシスト含む)とサカティのゴールは、
“プレーヤーズ・ハイ”状態で「“見えてた”んだろーなぁ。」という。
あんだけ喜びを炸裂しているサカティはひさしくみていない。
本人納得のまさに真骨頂だったのだと思います。
思い描いてる自分の理想みたいなのが、たぶんこのゴールのレベルなんでしょう。

それでもゼロ封にさせない川崎はさすがだが、
『川崎の猛攻』って、こんなものじゃないだろ?とも思う。
(疲労蓄積はすさまじい。谷口いないし。)
逆を言うと、うちは耐える時間をただ耐えるのではなく、
攻撃への切り替えを頭に置いていることで、
“持たせている”という余裕みたいなものがある。
なので、川崎は持ってても“川崎らしくはない。”
前対戦@国立(の中澤ショー)ドローの時も、
憲剛にはほとんどなにもさせていないが、
今回も、憲剛的にはまったくいい試合ではないと思う。
実は森も好きな選手だが、「あれ、森はどこ?」みたいになっちゃってるし。
この試合の前までは、
攻め込まれると「今、すっごい耐えてます」悲壮感みたいなのがあったのだけど、
2ゴールのあと、攻め込まれて焦らなかったのが勝因だと思います。
失点後に畳み込ませなかったのも、これまでの教訓が生きてる切り替えだと思う。

・それにしても、小椋は途中から入ってあれだけのっていけるのだからすごい。
・ジュニーニョに競り勝つクナン
・意外と(いい意味で)意地の悪い兄。イライラ増長させてるし。
・そーよ、足とまってきたらボール動かせばいいんじゃんね。
・ゴールも去ることながら、リードしてる時のサカティのお仕事はもう職人
・コミは復活しつつあるのだが、試合勘戻るのにあと1歩
・宏太は、入る前にまず息を吐いたほうがいい。
 勢いはいつでもしっかりあるのだせから、“入り始めの丁寧さ”でなにかつかめそーな気がする。



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【京都戦(A)】

前節、あんなにいい試合しておいて、これは・・・・・・
ものすごいミスの応酬。
なぜ?と思うと、選手間の距離が微妙に“気持ちわるい”わけです。
とくに前半のミスは、それが生んでるよーな・・・・。
最終ラインのコントロールがほぼ皆無で、びろーんと伸びちゃってたからじゃーないだろーか?
健太のバックパスが目立っちゃう試合は、こーゆー感じになるのねぇ。
ま、あんだけ広がると、前に出すにも出せないもん。
そのあたりにマツの不在を感じてしまったわけです。
後半は、小椋がボランチに入ったことで、
兵藤本来の攻撃参加が見えてリズム作れそうだったのに、
(そーなんだよなぁ、兵藤ほんとに気遣いボランチだ。大事、大事。)
バランスがずーっととれずで、また違う意味でミス誘発。
前のダイヤモンドって、練習とかでやったことあるんだろーか?
それぞれの役割が整理されてないからか、
「迷ってるなぁ・・・・」みたいな。
つかむ前に、矢つぎばやに試しちゃうし・・・・こーきち君。
(東京戦からのシステム変更の課題がこのあたりにあるような予感。)

どっちにしても、京都は“りすっこ”同様やりにくい相手ではあります。
後半開始の円陣の“はんなり”度とか、ほんともぉ呪詛だよ・・・・。
そのうち、選手もどんどん下向いていくし、
ゴール裏のコールも気がつけば不調の時の“ロシアン短調”に変調。
スタジアムに式神みえちゃうよーな・・・・。
(映画は観てないですが)『鴨川ホルモー』思い出しちゃいました。
ホーム対戦では、式神を味方にするためにレーズン持参しますっ!
いや、ほんとに呪詛とか思ってるわけじゃないんですが、
京都相手ってけっこう『気持ち悪い試合』になるなーと。
だから、なんつーんですか?「やれる事はやりますっ!なんでもっ!」って気持ちです。
茶髪・坊主・盛り塩並みに。

なんか、外国人ストライカーにやられるのがことさら悔しい09トリコロールだ。





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