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ホームで、勝とう! [Marinos *]

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アクセルは踏めず。
終盤は、引き分け狙いか?
パワープレイに転じる様子もなかったもの。

でも、私たち、
゛恐鹿症゛ってことではないですよ、藤井さん。
ホームゲームを観ててください!!

行きたいなぁ、瑞穂ぉ。


【追記@成田線】

したたかに勝ちを掴んでた03年頃。
したたかに行って勝点1の、今。賛否両論ありそーですが、
私は、
したたかさ最高峰の今の鹿に、好きにさせなかったことを、拍手したいと思います。

そりゃ、くやしいですよ。
でも、
・だんだんシュートで終われなくなったこと。
・クリアから2つめのボールがほとんど鹿にわたったこと。
・゙ここだよ゙というセットプレー
あたりを課題にすれば、
次は必ず競り勝てる。

0‐0で、ねぎらい合うDF陣と、やはりどこか不本意そうにもみえた攻撃陣のコントラスト。

ほんと、ホームでは、勝つぞ!なっ。

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この想いは“恐鹿症”ではない。~A/鹿島戦 [Marinos *]

昨日の夜中、思い立ってコンビニに行き『エルゴラ』を買った。
A/鹿島戦のプレヴューに「その表現は、違う。」と思った。
大きすぎる兄の記事ではなく、その隣りの記事。
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(今日の観戦での、兄とサカティに関しては、また、週中にでも書ければ書きます。)

(チームとしてというより)サポ個人にも、対戦相手として“特別”なチームがある。
日産時代からのサポであれば、読売だろうし、
J開幕からのサポであれば、フリューゲルスなのかもしれない。
不運にも2つの“ダービー”を失ったトリコロールだ。
00年から生観戦をはじめた私にとっては、鹿島こそがその“特別なチーム”。
“絶対に負けたくないチーム”という意識は、私の中でずーっと“ダービー”である。
“絶対に負けてはいけないチーム”と“絶対に負けたくないチーム”は違う。
後者には、“敬意”が大きい。
記事の中のマツと佑二の発言は、“脅威”ではなく“敬意”。
見出しにも“リスペクト”という言葉が使われているし、
「しっかりやれよ、マリノス。」下地の『エルゴラ』なので、
そのあたりはわかってもらってるとは思っているが、
『恐鹿症』という極端な表現は、やはり、「違うよ」と思う。

00年のCS@国立で、私は“何も出来なかった試合”の屈辱をはじめて味わった。
01年、マツに耳をふさがせてしまったのも鹿戦。
しかし03年、その相手を圧倒した。
傍から“ミラクル”と言われたあの試合も、オーロラヴィジョンに唖然とする鹿がいた。
観戦の歴史の大事なシーンにいつもいるチーム。
だから、“特別”。
複雑に絡み合った中で、鹿島は着実な積み上げを行って今季3連覇を狙っている。
“特別なチーム”だからこそ、その道のりはずーっと見ている。
今季、新しい“ゆるがないもの”を掴まえようとしているトリコロールにとっては、
今日の試合は『敬意と確認と挑戦の試合』だった。
相手が鹿島だからこそ、できた試合だ。

試合前、またもやビッグマウスを披露したこーきち君だったが、
『いい時』に変えなかったスタメンも、
勝つ気でいたらクナンを上げてただろう采配も、
どこか、“絶対に負けたくない”だったのだろうか?と思う。
(真意はわからない。)
ナビスコジュビロ戦の「0-0でOK」~ナビスコ浦和戦の敗戦で、烈火のごとく怒った私も、
今日の0-0は、OKなのだ。

鹿島のワードである“したたかさ”において、負けていなかったこと。
強かった時の“したたかさ”を、不器用なりにも思い出せたこと。

勝てなかった。勝つまでのチカラはまだなかった。
しかし、1点も許さなかった。
これで、次の対戦は、
“絶対に負けたくない”から“絶対に勝ちたい”と思うことができる。
鹿島に対して、“絶対に勝ちたい”というところまで来た。
また、チカラの逆転は起こせるという確信。

“目の前の試合主義”なのは変らないが、
こと鹿島戦に関しては、過去とこの先のストーリーがある。

終盤、息ができなくなっていた。
残り数分で得たCK。
「ここで決められたら、“復活”だ。」と身震いした。
直後のカウンター。
「獲られたら、また、ゼロからだ。」と。
その気持ちの強烈な揺れは、
この試合だけではなく、過去の記憶と、この先のストーリーにつながるものだった。

だから、このスコアレスドローは大きい。
“したたかさ”で競り合えたこと。
勝てなかったけど小さな結果ではあるけれど“逆転の狼煙”に違いはない。

鹿島には、ずーっと“天敵”がいる。
いつもトリコロールの前に立ちはだかってきた“天敵”。
この頃の試合は、若い鹿を後ろから支えている立場になった。
その40番が、今日後半、ちゃんと前に出てきた。
トリコロールが“引き出した”。
今は“控えし”天敵。
しかし、その存在感はどんどん絶大になり、王から神になりつつある。

トリコロールには、
今、“王子”から“王”への孵化の季節を迎えている選手がいる。
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私が最高峰の屈辱を味わった00年、健太も兵藤も13歳、千真は12歳、学は10歳。
鹿への“特別な意識”がない若いかもめたちと、
よくも悪くも味わいつくした大人のかもめがいるチーム。

それもまた、過去とこの先のストーリーだ。

過去とこの先へつながる試合になるのが、“真のダービー”。
願わくば、この想いを鹿島からトリコロールにも抱いてもらいたい未来がある。
鹿島に“絶対に負けたくないチーム”と。

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鹿島には、どこまでもふてぶてしく、したたかな強いチームであってほしいという想いは、
『恐鹿症』という言葉では括られないのだ。
月曜日の『エルゴラ』にどんなレヴューが載るのか、楽しみにしている。

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このスポンサーを見た時に、090418-kamomegus.jpg 「もらえるかもしれんっ!(笑)」などと思ってみた。
“ガス”がよけいであった・・・・・・・な。


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鹿国まる見え! 走れ!トリコロール [J LEAGUE *]

年に1度の日帰り海外遠征。
いやぁ、何度行っても慣れませんね。
潮来あたりで「あぁ、海外に来たなぁ。」と、毎回思います。
いつもあのあたりの写真を撮ろうと思うのですが、壮大すぎてカメラにおさまりません。
旅行番組としては『世界ふれあい街歩き』が一番好きですが、
あまり“ふれあい”もしないのだが。
ふれあってるとお泊りになってしまうので。

でも『鹿国ふれあい街歩き』風な1枚。shikabag.jpg
「あら、おかあさん、お買い物ですか?」in鹿島線。
いや、バッグのアップをどーぞ。shikabag-up.jpg
「あぁ、サッカー観戦ですかぁ。」エコバッグかと思った。
下調べをしていっても、いつも香取とか佐原あたりで、
「このままこの電車に乗っていていいんだろーか?」と不安にさいなまれます。
(“時刻表未対応”て・・・・。)
幻の駅、鹿島サッカースタジアム駅への道。
見知らぬアウェイの近郊で、
相手チームでもロゴを見つけると「そか、ついていけばいいのだ。」と、安心するもんですが、
このおかあさんについていくと、市場とかスーパーとかに着いてしまうかもしれない・・・・、と。
それだけ、チームが地域に愛されているってことでしょーか?

あのあたりの電車がいつもとても不安。
でも、民間駐車場の“蟻地獄”とか、おそろしい渋滞とかの経験が、
バスとか車をNGにさせます。
電車はある程度慣れてもきてますので、行きはちゃんと“幻の駅”までの切符を買ったので、
改札のながーい清算列に並ぶ事はなかった。
帰りも“穴あけ切符”列を避けて、180円を握りしめて「鹿島神宮まで。」と切符を買ったのですが、
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自分ちの駅に着いて、kippu-2.jpg
清算機に対応しない“電車ごっこ切符”だったことに気がついた。
新入社員らしいJRの改札の方は「え?鹿島サッカースタジアムぅ?」みたいな・・・・・。

来年こそは、アントラーズ様のお力でジェフ様にご協力いただきスタジアム駅のsuica対応を!
補強とか選手年俸アップとかより優先で考えてもらいたい。

鹿スタは、毎回メイン2Fです。
マリゴール裏の美しさを観賞するには最高なので。
動員が多いと“いちおうアウェイ側”みたいになりますが、
この頃は“ちゃんとアウェイ側”。にもかかわらず、
socio.jpgソシオブースがあることが、毎回不思議です。

帰りに“ジャンしか”と遭遇。shikako.jpg
“ジャン”・・・・なつかしい感じ。
新しいマスコットも増えている事ですし、
景気回復したら、ジャン人気再び!を期待しています。
“ジャンドロ”とか“ジャンニー”とか。
(“ジャンドロ”は、書き込みが高度なので、お高いものになりそうですが。)

『マスコットは、試合中ベンチとかピッチサイドにいるもんだ!』というのは、
マリサポ特有の感覚らしいことに、先日気がついて、
はじめて試合中のしか族に注目していたが、
ピッチにもいなかった・・・。
マスコットのクラブ内ポジションって、やっぱクラブそれぞれなのね。
うちは、ハーフタイムショーもないが、あきらかに“スタッフ”ポジションだね。

1本電車が遅れても、致命的な遅れにはつながらない地域のマリサポにとっては、
いろいろストレスは多い海外遠征ではある。
自身が山形産なので「首都圏以外は、こんなもの」は承知だが、いちおう関東だからな。
来年も、マリサポは走る。
神奈川-東京-千葉-茨城、4都県移動。
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トリコロールのフラッグをはためかせながら。

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先週のトリコに次いで、千葉と磐田が初勝利の第6節。

・千葉は、劇的残留劇再び、みたいな。
 成田線からずーっと速報みてましたが、
 「うっぉぉぉおおおお!」と。
 追浜王子の虎の子の1点もかすんだ・・・・。

・静岡ダービーで、ジュビロ3-0。
 イ グノ ひとりでチームが廻りだした・・・・。
 おそろしいぞ、イ グノ
 対戦前にそんなセンセーショナルなっ。
 自分内にサイレン鳴り響きました。
 こーきち君やスタッフ陣、マツ、佑二は、至急スカウティングを!
 クナンとジョンに偵察に行かせてくれ、チヂミでも持って。
 しかし、ずーーーーーっと思っているが、
 コリアのプレーヤーの純真さと骨太さの根底にあるものは、なんでしょーか?

・静岡ダービーの解説が。
 ジュビロ:ななみん+福ちゃん&エスパルス:ノボリ+斉藤。
 相手を褒めて自己主張の、舌戦とゆーか、解説席も静岡ダービー。
 「福西さん」とわざわざ呼ぶななみんに「おいっ、福っ!」って言っちゃえばいいのにぃなんてぇ。
 最近、チームのアドバイザーというかアンバサダー的元選手が多いな、解説&ピッチサイド。
 トリコは大御所は多いけど、この位置の人がなかなかいない。
 なんか、あんまりどっちかに寄られた中継もさめますが・・・・。

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やっぱり紳士監督。
翌日の“活躍できなくても大迫祭り”の報道に、眉間のしわも深くなってるに違いない。
若手の気持ちの育て方にも神経を張る紳士監督。

よかったな、千真は、そーゆー意味では。
まな板に乗せられなくて。
まぁ、乗せられてもバタバタするよーなヤツではないけども。
まったく、頼もしい。



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ピッチの自立か?監督の孤立か? [Marinos *]

鹿島戦の録画をやっと観る。
現地で観て、結果がわかっている試合を録画で観て、
これだけ“息のつまる”試合もめずらしい。
たまたま、現地にいた“どちらのファンでもないサッカー観戦者”の日記に、
『よくある淡々とした試合』という表現を見つけたが、
あの試合がそう見えるのであれば、
“愛するチームがあって応援できること”が、ほんとうにしあわせだと思った。
メイン2Fからでも、そのしのぎを削る感じはビシビシ伝わってきたが、
テレビ観戦の特権である選手の表情などを見ると、
「あぁ、これは、そーとーの極限緊張だったんだなぁ。」ということもわかりました。

中澤佑二の試合であった。
去年末からずーっと、
ありあまる期待から「本調子じゃあないなぁ。」と、ここでも書きつづけてきましたが、
鹿島戦は“真骨頂”。
相手が絶賛ルーキー大迫と押しも押されるMVPマルキということもあって、
プレーヤーとしての気合もいつもの倍だったのだろうけど、
イエローカードもなくことごとく止める。
あれだけ集中続きで、不用意なクリアもなく。
“しかけてもしかけても止められる”DFというのは、相手のリズムを崩し、戦意を喪失させる。
マリノスDF陣の真髄である。

佑二のすごかったのは、“いちプレーヤー”として、にはとどまらず、
終盤『ここは全員で守るから。』を、徹底させたピッチ内での指針力。
後半30分近く頃に「(動きが)止まった・・・・・やばい、一気に来た。」と、
私がメイン2Fでガクガクしていた頃だと思われる。
あそこからの鹿のすごさを痛いほど知っていて、
その時点でのかもめの疲労困憊状態と、ここまでの“悪い癖”を判断した『ここは全員で守るから』。
マツも上がりを自制。
『なにがなんでもここから1点獲る!』を後ろから浸透させるのは、マツの右に出るものはいないが、
『ここは全員で守るから。』を示すのは、ある意味とても勇気のいることで、
それを迷わずやったのが、佑二だった。
2人の総大将の攻守のバランス。
(ここは、2人でその指揮の役割を認識しておいたほうがこの先のためになると思う。)
相当の疲労が残ったはずのホイッスル後、
余裕の笑顔で味方を労い、興梠を労い、小椋と修正の会話を交わし、
ミックスゾーンでは相手ルーキーFWをたたえるところまでも含めて、
“ザ・パーフェクト・中澤佑二”であった。
完全な復活。「その佑二を待ってたんだよぉ。」

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試合後の各選手コメントは、一様に『(くやしいけども)このドローはOK』である。
サポもだいたいがそうである。
ただひとり、『まったく満足していない。』のは、こーきち君。
真意のほどはまったくわからない。
マスコミ向け?とも考えられるが、
選手がこれまた一様に
『監督は攻めるって言ってたんだけど(あの時点では無理)、引き分けでOK。』と言っているのを読むと、
これまた、はたしてどーなのか?と思う。
“ピッチの自立”を促すための策だとしたら、
「どこまで策士・・・・・。」なのだが、

もし、策でもなんでもなく『とにかく行け、高級カウンターで獲られてもいいから行け。』という事なのだったら、
佑二の判断と選手のプレーは、造反になってしまう。
三ツ沢で『繋げ』と指示した直後に、
兄のスペースにロングボールを出した健太も、それをみごとにドリブルで自ら決めてしまった兄も、造反。
神戸戦の4得点は、繋いで崩したわけではなく、
(ハードなプレスあってこその)隙つきと個人能力。

ドロンパは麻布の“シティだぬき”だが、
うちのこーきち君は、いったいどこまでのたぬきなのだか、まったく見当もつかない。
“欺くにはまず味方から”レベルまでのたぬきなのか?
これでピッチの自立が促されて、トリコが精神と判断でより強いチームになっていくのなら、
私は喜んで欺かれてもOKだが、
賢いたぬきには“品位と愛嬌”は必須だと思うんだけど、どーでしょーか?
続投時も心配はしていたが、
こーきち君、言葉の選択とはずしテクにおいて、どーにもあぶなっかしい。
兄の交代について「息が上がっていたようだったから」は、
「あの時点で功治は充分に仕事を仕上げてた」ぐらいに言えるだろうと思うのだ。
“品位のなさ”はよけいな敵も産むよ・・・・下手をすると。内にも外にも。
“わかりにくさ”は、チカラの集約を妨げることにもなるし。

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楽しみにしていた『エルゴラ』の月曜レヴューは、
根底に「しっかりやれ、マリノス」よりも「大丈夫ですか?木村監督。」が。
いったいどこまで悪感情もたれちゃったんだろうかぁ?
(〇ッカンの冷遇っぷりも、このあたりが原因なのでしょーか?)
前号は「功治かわいさに、なにもそこまで・・・・。」だったのだけど。
言っても、こーきち君もわかばマークですし、チームに育てられている感じもあり、
要求はあっても、サポは『ちょー不満』までに至ってないし、
チーム内でそのあたりは解決していってくれると思うので、
(愛情あっても外からは)お手柔らかにお願いしたい所存です。
ほら、たぬきの上に意地っ張りなところがあるみたいなので、
その反動も心配なんで。
鹿戦も千真より功治が先に交代って見方もできたのだけど、
どんな時でも「そこまで言うなら残すぞ」的になっちゃうと、すんげー困るし。
わかばマーク監督に固執しないで、
うちの選手の今季の事細かな成長っぷりに、目を向けてあげてください、ぜひ。
そのほーが、うちのチーム、育つと思うんで。

『~(横浜FMが)何で上位に行けないのか分からない』
興梠!グッド・コメントぉ!
(さすが、紳士監督がいるだけある。)

タグ:中澤佑二
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ジョーカー降臨の条件 [Marinos *]

鹿島戦の流れは、興梠投入から変った。
終盤、興梠が入ってくるのは今季鹿のお約束。
結果的に“わかってるんだけど、どーにもならない”興梠を、トリコは止めた。

気がつくと眼下に11番と24番。
「よしっ、サカティ!今日こそ行け!」と、意気込んではみたが、
たかが“いちサポ”の意気込みをみすかしたよーな鹿選手。
ボールをずるずるキープする。
トリコ選手も切ればいいのに、切らない。
「だからぁ、サカティが入るってばぁ。」と、鹿選手のずるずるに勢いをそがれる私。
あのずるずる時間に、
オリベイラは新井場投入の準備をしていたのだと思うと、くやしくてならない。
うちにとって興梠が想定内だったよーに、
オリベイラにとっても終盤のサカティは、想定内だったよーで、
こちらの手に、着々と準備は進めていたってことです・・・・・おそるべし。
新井場と興梠が、期待されたとおりに縦に容赦ないので、
うちは『全員で守るぞ』時間に突入し、引くだけ引くことになり、
その上中盤も、もう精根使い果たした状態だったのでDF8人状態で、
せっかくのサカティも、
前監督に不本意な太鼓判をもらった『(勝ってなかったけど)勝ってる時の時間の使い方は抜群』の範疇を超えたプレーはできなかった。

トリコの“働く王様”は、天敵オガサと違って、
まだ、てきとーにさぼって狙うことを知らないので、
『いざDF』となると先陣を切って先頭でひらひら身体を張りはじめる。
チームNo.1“サカティウォッチャー”のマツにも、まったく余裕がなく、
なので、サカティにボールが出るはずもなく、
サカティが追いまわしても、兵藤も兄もう飛び出す余力など残ってない。
そういう意味で学投入となったのだろうが、
いかんせん、相手は鹿・・・・。

交代では、オリベイラに軍配だったと思う。

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うちとの対戦では、なにかと不運な印象ばかりの本山。
他との試合ではするどさを見せるのに、退場とか負傷退場とか。
坊ちゃん移籍準備に、奥とともに名前があがっていた頃は、
「もっちゃんもいいかもしれん。」と思えるほど鹿っぽくなかったが、今や鹿の中心選手。
シドニー時、本山は五輪代表でも鹿でも、“スーパーサブ”だった。
いつなんどきでも後半途中から投入されて、
拮抗したピッチのリズムとは違うので、おもしろいほど結果を出した。
そう、もう“名物”になるぐらいのスーパーサブ。
なぜ、あんなにもののみごとに効いたのだろうか?

最初は、ピッチに運動量を戻す“交代選手”にすぎなかったと思う。
しかし、ひとつ、ふたつと結果が出るたびに、
本人と、ベンチと、ピッチの選手の潜在意識に訴えかけていたのだと思う。
「本山がはいれば、何かかわる。」→本山が入ったら、こういう配球、こういう動き。
それを、坊ちゃんやオガサを中心に、疑うことなくやったってこともある。
(当時、絶賛のスーパーサブは「僕だって、スタメンから出たいですよ。」と言っていたが、
今や押しも押されぬ鹿スタメンになっていることは、
スーパーサブに心躍った私にもうれしい。)

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今季のトリコロールの選手交代は、
『交代して何をするのか?』が不明瞭なことが多い。
(前節の大差をつけての“育成まつり”以外。)
ユースはえぬきばかりなので、いつでも育成枠みたいになる。
その交代の時に、
「はいってこうしろ。」という指示は、ベンチから出てるのだろうか?
と、交代選手のみならず、
「学が入るからこうだ。」「アーリアが入るからこうだ。」というのが、ピッチとベンチにギャップがないのか?
大差をつけた試合ならともかく、
ギリギリの状態で経験の浅い若手がピッチのリズムに入っていくのは容易な事ではないだろうし、
そこで乗り切れなかったら、チームにとっても、これから自信をつけなきゃならない若手にとっても、
大きな傷になりかねない。
ベンチやベテランや中堅は、
(余裕が少しでもあれば)気を回してあげてほしいと思う。というのは甘いのか?

さて、サカティです。
サカティに関しては、他ユースはえぬきの育成交代とは、わけが違う。期待も違う。
鹿戦では、めずらしく審判に詰め寄るシーンもあったぐらいで(ほんと、めずらしい。)、
「やります!」という気持ちは充分にあったのだと思うが、
如何せん、あの状態に投入だ。
こーきち君になんと言われて入ったのかはともかく、
そこは経験で、ピッチのリズムにあわせた感もあります。
ただ、まったくチャンスがなかったのかといえば、
ポーンとスペースに出た時、そこにサカティがいなかった・・・・というシーンもあり、
なんとも悩ましい。
追いまわすことがあの時の仕事だったとしても、
どこかで確実に、それは狙ってないと困る。
それが、勝てるか勝てないかに関る。
サカティほどの期待の高い選手が途中からはいる場面に、ジョーカーを期待しないサポはいない。

もちろんそうなるには、サカティひとりでなれるものじゃなく、
兵藤や裕介や小椋が、あともうひとがんばりして、
健太の視野を維持しておいて、サカティにも余裕を持たすことも必要だろうし、
テツやマツが、始終気にしている事も大切だし、
クナンや佑二は、ずるずる続けさせないで、いやらしく切ることも必要だし。
それでも、一番必要なのは、
あの時間から入った時に、
チャンスは数えるほどしかないという、サカティ本人の意志の強さ、頑固さなのじゃあないかと。
三ツ沢での兄の頑固さが結果を出したように。

あの試合は、スコアレスドローでOKだった、たしかに。
でも、この先も、あのような終盤はある。
そこで競り勝つためのキーが“ジョーカー”だ。
そして、今、“ジョーカー”になり得る可能性が一番高いのがサカティではないのっ!
今日からチームは練習を始動している。
『引き分けOK』の次のステップのために、
あそこから1点獲るには、どうすればよかったかを、
みんなが考えてもらいたいと思うし、
その時に、「こうできたら、俺が1点決められた」とサカティには主張してほしい。

スタメンで出た時には、それなりのやり方があるだろうと思う。
しかし、良くも悪くも1本調子になりがちの今のチームが、
もうひとつステップをあがるには、ジョーカー降臨が必須な気がする。
そこを担える選手は、今、そう何人もいないのだよ。
ほんと、頼む。
いつまでもジョーカーを担ってほしいわけではないが、
他にできる選手はいないし、
エースとジョーカーは、表裏一体だと思うから。

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とはいえ、ジョーカー降臨の一番大きい条件は、
ベンチとピッチの意思統一なんだけどね。
だって、交代決めるのは、やっぱり監督なのだし。
若い選手など「こうしてこい。」と言われて出ても、ピッチがそういう条件じゃなかったら、
戸惑ってる間に終わっちゃうか、もしくはやみくもに自己アピールしてる間に終わっちゃう。
だから、せめて味方には“わかりやすく”いきましょーよ。

ナイトの頼もしさはJNo.1。
エースもキングも候補は見えてきた。
あとは、願わくばジョーカーの降臨。

ま、一歩一歩だけど。シーズン長いし。


タグ:坂田大輔
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ハユは可もなく不可もなく。 [Marinos *]

三ツ沢で神戸に大勝し、鹿島とアウェイでドロー。
なんとなく、悲観的な空気は薄いものの、
リーグ戦は6戦1勝3分2敗。ナビを入れると8戦1勝4分3敗。
どっちにしても、まだ1勝で、ゆるゆるしている場合ではない。
自分自身が「なんとなく上向きぃ。」な気になっちゃってるのがエアポケットを呼び込むよーな気が。
どっちにしても、まだ1勝しかしてないことを、キモにめいじたいところです。

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ってことで、第6節の柏vs名古屋を観てみた。
(が、録画が83分で切れてました・・・・。)

玉ちゃんがねんざらしく、欠場。
それが逆に名古屋を現実に向かわせたシンプルな戦い方。
理想を追う名古屋より、現実的になった名古屋のほうが手ごわいのは、
去年味わってますからぁ。
閣下監督だからと、ファンタジックでクリエイティブなサッカーをイメージしてると、
そこが落とし穴とゆーか。

今日、ACLで当の名古屋は豪州にいるわけで、おつかれさん。
そこにも玉ちゃんは帯同していない様子。
なので、玉ちゃんが出てくるのかどうかもまったくわかりません。

でも、玉ちゃんが出てくるにしろ、出てこないにしろ、
得点決めているのはダヴィだし、
現実的になればなるほど、ダヴィ頼みなところが、
閣下は納得しているのかしらん?
柏戦の2ゴールで、千真との得点王争いにも差がついた。
(「2点ぐらいなによ。」と思えちゃうのが、不思議な今年。)
“重戦車”タイプですね、どっちかとゆーと。
“重戦車”タイプといえば、
まだ緑色だったワシントンにごごーーーっとやられたマツ&佑二の屈辱を思い出します。
が、あとは、そんなにねぇ。
ヨンセンよりはいいかなぁ。
日本人以上の気づかいと耐性があったから、ヨンセン。
あんまり、疲労にもストレスにも耐性があるタイプではなさそうなので、
ずっかんずっかんやってくうちに、キレてくれるか、イヤになるか。
とにかく持ったら打ってくるので、ゴールに遠くても捨て身で当ってく価値はある。
マルキ相手にしたあのしつこさを出せば。
がんばってくれ、最終ラインと小椋。

やっぱり、ハユを中心に観ちゃうわけです。
しかし、32という見慣れない背中のせいで、ついつい7番を観ていて
「あ、直志だ・・・。」みたいな。
『もっと高いレベルのサッカーを』『もっと僕を必要としてくれるチームで』と出てっちゃったハユですが、
なんとゆーのか、もったいないとゆーか。
4バックもできるヤツなのは知ってますが、そーなって前に小川もいるしで、
うちにいる時よりは、スタミナを必要としないみたいです。
前年対比30%ぐらい?走らないハユ・・・・・ふーん。
それでも、左でこちゃこちゃちっちゃく作ってて、知らない間にフリーで上がってたりというのが、
名古屋の攻めのひとつのパターンみたいです。
でも、閣下はハユにクロス特訓とかしてくれてないみたいで、
クロス上げてもシュート打っても、なんとなくトリコ想定内。
どっちかというと、どフリーよりせめぎ合った末の土壇場の事故みたいな活躍をするヤツだからなぁ。
走って走って調子あげていく選手が、あれだけ落ち着いてお仕事できることが、
むしろマイナスになってないかと、次節対戦ながら心配になったり。
得意のCK奪取も影をひそめて、DFすればファール(見てただけで3回)。
ハユにファールもらえば、うちの“はたらく王様”得意の位置ですが。
最後、1-1の状態で、吉田を入れて3バックにしてからは、水を得たハユでした。
(ここで3枚にしてくるのが、やっぱり現実主義者の閣下です。)
なにがきっかけで“高性能”になるのかわからないヤツなので、まったく油断できないですが、
4バックだと、古巣対決とかで燃えるほど、ストレスたまるのかもしれないですね。

杉本は、昨年ほど単純な思い切りもなく。
吉村が効いて直志が生きてくるので、そこ、注意。
マギヌンとあたるのは、ドンホ君になるのか?
“田中”対決にもなるんだが。
そのマギヌンと小川は左右なくやたら動きます。
で、小川と言えば、迫られているので、そーゆー意味でもがんばりたい。
得点王逆転とアシスト王突き放し。
(個人成績はチームの結果あってこそ!なのだけど。)

日立台も暑かったらしく、終盤へとへとみたいだったので、
本日豪州でおもいっきりはりきっていただいて、
「うーーー、たまってきたみたい、疲労。」という状態で弾丸帰国してください。

鹿とのスコアレスドローを、ほんとの意味でOKにするのは、7節次第。
まだ1勝だからっ!と、ふっかけておいて申し訳ないですが、
瑞穂参戦はできません・・・・・。
現地に行かれるみなさん、なにとぞよろしくお願いいたします。
テレビ前でがんばります。


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サッカーのチカラをかりて。 [footballistic *]

携帯サイトのmovieは、時々すごい“傑作”を配信しているので、ついつい観てしまうが、
昨日の、クナンに狙われて小型犬のように逃げまくる“はたらく王様”も傑作であった。
小回りきかせた機転はかうが、
ま、相手がNo.1フィジカルのクナンなので、いたしかたない。
でかいのにプレーがやわらかく美しいクナン様の真髄を観た気がしました。

マリノスタウンがそんな日と前日のACLは、日本勢総勝ちでたのもしいかぎり。
BS朝日は観られないので、あちこちネットを見てまわると、
どこも“いい試合”だったらしく、
名古屋などはレポを読むかぎり、とても躍動的だったらしいし。
昨日の試合が、「日曜日の瑞穂にどう反映するだろーかぁ?」が、
正直な興味の核ではあるけども、
参加チームサポの遠征ブログなどを拝見すると、
「うらやましいのぉ。“クラブで海外遠征”。」だったり。

そんな中“?”だった古部のレンタル期間の意味を知り
(ありがとございます、Take-2さん。)
「こりゃ、ほんとーにきびしい世界だ・・・・。」と、
「いや、ほんとにがんばれ、古部!ツエーゲン金沢のために。」
カテゴリーがどうあれ、それは現マリ在籍選手でも変わらない。
どこかに所属して、表現できる場があるということは、
感謝すべきことなのだから。

はたまた、うちの選手会は、教育委員会へ
先のサッカー教室といい、積極的に社会と繋がろうという姿勢は、
きっと選手たち本人のこの先の意識にも影響するだろうと思います。
“何かしたい”というあいまいな理想で終わりがちなことを、
ひとつひとつ具体的に行動していくことは、実はとてもむずかしいことだ。
理想を思い描いたり語ったりするより、
効率悪くてもなんでも、
実際に心をこめて自分の手や足を動かしてみることのほうがますます大事になってくる時代が来ているような気もして。
「動いた者勝ちだわ。」
(“作業興奮”という感覚。“勝ち”というのは、競争ではなくて、自分の心のために。)

お仕事が忙しい時は、
その内容とか時間のなさとかにブーブー言いがちで、
まったくありがたみを忘れてしまったりするけど、
それが社会に繋がっているということでもあって、
息も絶え絶えでウィークデーを疾走し、
ふとした瞬間に、週末の試合を思い、またがんばるみたいな感覚が、
実は、とてもキラキラと大事なことだったことに気がつく今日この頃。

ジュビロ戦から選手シートに招待される32人の子供たちも、
その“キラキラ”を味わってくれたらいいなぁ。
選手の名前が刻まれた特別なシートで。

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自身がこんなにうだうだしている日にも、
日々“サッカー周辺はまわっている”。
その“まわってるサッカー”のチカラを借りて、
「そろそろ動けよ。」と、自分にいいきかせてみたり。

を、お仕事の電話ら♪
しゅごいタイミング。

(瑞穂には行けないので、)
ホーム・ジュビロ戦を心から楽しめるように、日々がんばってみる。


すいません・・・・あいまいな主題のない記事で。
この頃あまり“健康的”ではないことがロテーしてますが。
でも、もうだいじょーぶそう。


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脱ぐねぇ・・・・トリコDF。 [Marinos *]

マツのご本が発売になるらしい。寝耳に水だった。
今年は、トリコDFは“脱ぎ放題”だ(笑)。
(そんなに需要があるのか?
まぁ、身体が資本とゆーか、商売道具だからね。)
きっと、漫画以上に劇画調の物語になっているに違いない。
ご本発売にともない、
あんまり意気込みすぎないことを祈る。

「そーいえば・・・。」と、ごそごそ探したら、あった、あった。
2002年発売の写真集。
photobook-3.jpg
(当時おつき合いしていた方からいただいた1冊です。)
これ、クラブで予約した方には“マツバン”が付録についていた覚えがあります。
95-02までの写真集。
あらためてみると、01-02あたりは、
神経剥き出しって感じの、かなりキリキリした顔をしている。
「張りつめてたのねー。」

代表写真がほとんどだけど、マリ写真も載ってます。
「うっわー、キジ。」とか「トノ、トノ、トノ。」とか、なかなか楽しめる。
こーきち君も発見しました。
と、02代表の頭髪の茶髪・金髪・赤髪(戸田ね)率の高さよ。
セルじぃだったかが、「全然日本代表じゃない!残念だっ!」と怒ってたのを思い出したり。

この写真集の特筆すべきは、発行元が前橋の会社ってことですね(笑)。
横浜の書店には並んだのだろうけど、
うちの近くの書店には、並ばなかった。

アキのブログに。
そーゆーことよねん。


そーいえば、坊ちゃんの写真集もいただいたはず。ごそごそごそごそ・・・・ないなぁ。
(「自分で買えよ」っつー話ですね。)

タグ:松田直樹
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「使って“やる”。」って・・・・・。 [Marinos *]

瑞穂は、スカパー観戦です。
こんな時でないと、他チームvs他チームの生観戦などできないなぁ、と思い、
「どっか、行くかぁ」。と思ったものの、
川崎も東京もアウェイで、(がんばっても)千葉は当日ないだろカードで、「なんだよぉぉぉ、“日程くん”・・・。」です。
で、朝起きたら、雨。しかも、寒い。のど風邪状態。
等々力か味スタに行っても、トリコポンチョを着用するわけにはいかないだろーし、
関東開催なくてよかったかもねなお天気。
「おしっ!こーなったら2日スカパーはしごだね。」です。

toricoballine3.jpg

名古屋は杉本がはりきっているらしい。
『エルゴラ』予想は4バックになってますが、
ACLでも最初っから3枚だったらしいし、3枚スタートになるよーな予感。

3バックになったほーが、“水を得るだろう”32番のブログを、
移籍以来、はじめてみて見た。
1歳半で味噌煮込みうどんはどーかと思うぞ。
あまりちっちゃい頃から、濃い味の物を与えると、
大味シフトの子になりそうで心配だ。
が、おとーちゃんが“転勤”しちゃったんだから、これも彼(怪獣君)の運命だろー。
しかし、“味噌煮込みうどん”というワードを見たら、
ムショウに八丁味噌味が食べたくなってきた・・・・。
去年は、対戦前に海老フライ乗せのヨコイのスパゲッティを食べたので、
明日のK.O.前までに、味噌煮込みうどんを作って食べてみようと思います。

toricoballine3.jpg

と、名古屋に関してもたいした情報収集はできていないが、
トリコに関しても、「使って“やる”。」ぐらいです。
素直なまなちゃんには気合が入ったらしいが、
『交代選手はもっと頑張ってほしい。交代で流れが変わる、というのがない。』というのは、
交代選手ばかりの問題ではないですね。
ヤンマリに気合入れるとともに、
“金髪期間”に終止符を打ったらしい14番や“スピードスター”や、後ろの2人の総大将に、
“交代”についてヒヤリングしてみることも必要だと思いますわ。


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あせらないことの強さ ~モンテに学ぶ [J LEAGUE *]

いやぁ~、ハシゴしたしたぁ。
のどから熱も出てきて、雨でお洗濯もできないし、
もう開き直ってハシゴしたJ1リーグ第7節、1日目。
(埼スタ)→NDソフト→(フクアリ)→京極。
ボタンひとつで、北は山形からはんなり京都まで。
すごいなぁ、スカパーって。ありがたい、ありがたい。

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山形はまた、ちょっと感動的な試合をしてしまったね。
鹿はたしかに“特別なチーム”だが、対戦終わっちゃえばまた違う。
その上相手が山形だし。故郷愛炸裂で観戦してましたよ。
9.7度の“花散らしの雨(山形は、今週桜満開でした。)”。
でも16000人、チケット完売のNDソフトスタジアム。
県民の期待の高さはますますだが、
この期待を裏切らない試合でした。

お疲れ鹿さん、シンガポールと山形の温度差はどれぐらいだったのだろーか?
PKゲットで先制したところまでは、「さすが、鹿。。。」だった。
鹿に先制されたら、たいていのチームはどたばたする。
しかし、山形というチームは、
相手が鹿だろうが、ガンバだろうが、1点獲られたぐらいで焦らない。
「どんな劣勢の試合でも、サッカー、何度かのチャンスは来る。そこを逃さないよーに。」by小林監督、だから。
PKの1点を“蚊に刺された”ぐらいにして、淡々と試合をすすめる山形。
反対に、さすがに疲労があったのか、寒すぎたのか、がくんと動きをゆるめてしまった鹿。
で、とうとう、その時は来た!
「やっぱ、お前かぁぁぁ、長谷川ぁぁぁああ!」
その後も、1回ゆるめちゃった鹿の動きは戻らない。
天敵・オガサがいれば、また違ったのかもしれないけど。(岩手産だしね。)
そのあたりは、出停においやったこのカモメに「ありがと。」と一言言ってぇ。
山形は、追いついても淡々と自分たちの仕事を続ける。
次の“1回”だけを、労を惜しまず呼び込み、ゴールにつなげようとする仕事。
攻守に石川!「かっけーーーーー、石川ぁ!元鹿ぁぁぁ。」

ドローには終わったけど、
これでまた盛り上がっちゃうよなぁ、山形県!ですよ。
終了まで、粘りつづけたもんなぁ。

『先制されても、なかなか点が獲れなくても、焦らない』というのは、すごい強さだと思います。
なぜ焦らないか?謙虚だからですよ。挑戦者姿勢だからですよ。
前のガンバ戦もそうでした。
ヤットのうまさ、ガンバの“ダンナ”っぷりに勝てなかった試合でも、
終了とともに、観てる者に残る「よしよし、よくやったぞ。」という清涼感。
『謙虚だということと、プライドがないということはイコールではない』ということを、
あの試合の時も思った。
1点の重み、1回のチャンスの重みを知っているチームは、やっぱ粘り強いです。

モンテディオ山形というチームが、これから“強豪”と呼ばれる時代が来ても、
こういうチームであってほしいと思う、山形産・都内在住のマリサポです。
ユニのスポンサーをみてもわかる県内食糧自給率の高さよ(笑)。
“つや姫”や“でん六”を、堂々と自慢しちゃうぞ。
モンテの活躍が、きっと、うちのおとうさんやおかあさんも元気にしてくれるよ。
GWに帰省しますが、
「横浜はどーなのよ?」と、父母につっこまれるに違いない・・・・・。
くっしょー、GWあけるころにはっ!!!

そういう姿勢は、トリコロールにも太く貫かれているはずだと、私は思っているのです。
強い時ほど、相手に敬意を持って、謙虚であった。
それは、今の選手も変らないし、継承していってほしい姿勢なんです<こーきち君。

鹿にとってもいい試合だったんじゃないかと思う。
“試合巧者”を自覚しすぎると、“純心”にひっくり返されるよ。
紳士監督だから、きっともう気がついているはず。
うちも成せなかった前人未到の3連覇は“試合巧者”を超えたところにあるのでしょう。

余談ですが、鹿が相手選手交代時にずるずると繋げるのは、
前節に続けて今日もだった・・・・なんか徹底されてるのかしらね。

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大分vs東京は、アフターゲームショーで観ました。
追浜王子、キレキレだ。
「そ、そこは決めよぉーよ、カボレぇぇぇ。」なシーン×2
いろいろチームの戦術あってこーゆーことで、「今、その時だ!」ということだろう。
インタヴューで出演。
「ナオぉぉぉ。あいかわらず美しいまゆげだぞぉ。」と、
涙目で画面に向かってブンブン手を振ってしまった、です。
いやぁ、真っ直ぐっぷりはあいかわらずですし、
ベンチが続いたわりに、ちゃんとチーム全体や試合の流れの分析もできてて、
それでも味方(カボレね)をかばい、自らを反省。
「ほんと真っ直ぐなまま、柱として成長してるのね。」と感心するほど、逆に淋しくもなるスペシャルな選手です。

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次節の相手、“覚醒”ジュビロの試合も観ましたが、
“目の前試合主義”なので、明日の名古屋戦後に記事をあげようかと思います。

で、“目の前試合主義”なので、味噌煮込みうどん、おいしくいただきました(笑)。
090425-2.jpg
ちゃんと八丁味噌ですよ。100g・・・・090425-1.jpg
これがぁ、ひとり暮らしじゃなかなか使い切れないのね。
クセがあるから、なんでも作れるわけじゃあないし。
(クセがあるゆえに、八丁味噌じゃなきゃだめっていうもので。)
半分、実家に持ってこーっと。
もっとちっちゃい商品があれば、全国で使われるよーな気がします。
そーだよ、グランパスのグッズとして出せばいいぢゃんねぇー。
20gぐらいのやつ。
ぐらんぱす君一家の御用達『グランパス八丁』とかって。あ、“エイト”に逆戻りか?


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