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鹿国まる見え! 走れ!トリコロール [J LEAGUE *]

年に1度の日帰り海外遠征。
いやぁ、何度行っても慣れませんね。
潮来あたりで「あぁ、海外に来たなぁ。」と、毎回思います。
いつもあのあたりの写真を撮ろうと思うのですが、壮大すぎてカメラにおさまりません。
旅行番組としては『世界ふれあい街歩き』が一番好きですが、
あまり“ふれあい”もしないのだが。
ふれあってるとお泊りになってしまうので。

でも『鹿国ふれあい街歩き』風な1枚。shikabag.jpg
「あら、おかあさん、お買い物ですか?」in鹿島線。
いや、バッグのアップをどーぞ。shikabag-up.jpg
「あぁ、サッカー観戦ですかぁ。」エコバッグかと思った。
下調べをしていっても、いつも香取とか佐原あたりで、
「このままこの電車に乗っていていいんだろーか?」と不安にさいなまれます。
(“時刻表未対応”て・・・・。)
幻の駅、鹿島サッカースタジアム駅への道。
見知らぬアウェイの近郊で、
相手チームでもロゴを見つけると「そか、ついていけばいいのだ。」と、安心するもんですが、
このおかあさんについていくと、市場とかスーパーとかに着いてしまうかもしれない・・・・、と。
それだけ、チームが地域に愛されているってことでしょーか?

あのあたりの電車がいつもとても不安。
でも、民間駐車場の“蟻地獄”とか、おそろしい渋滞とかの経験が、
バスとか車をNGにさせます。
電車はある程度慣れてもきてますので、行きはちゃんと“幻の駅”までの切符を買ったので、
改札のながーい清算列に並ぶ事はなかった。
帰りも“穴あけ切符”列を避けて、180円を握りしめて「鹿島神宮まで。」と切符を買ったのですが、
kippu.jpg
自分ちの駅に着いて、kippu-2.jpg
清算機に対応しない“電車ごっこ切符”だったことに気がついた。
新入社員らしいJRの改札の方は「え?鹿島サッカースタジアムぅ?」みたいな・・・・・。

来年こそは、アントラーズ様のお力でジェフ様にご協力いただきスタジアム駅のsuica対応を!
補強とか選手年俸アップとかより優先で考えてもらいたい。

鹿スタは、毎回メイン2Fです。
マリゴール裏の美しさを観賞するには最高なので。
動員が多いと“いちおうアウェイ側”みたいになりますが、
この頃は“ちゃんとアウェイ側”。にもかかわらず、
socio.jpgソシオブースがあることが、毎回不思議です。

帰りに“ジャンしか”と遭遇。shikako.jpg
“ジャン”・・・・なつかしい感じ。
新しいマスコットも増えている事ですし、
景気回復したら、ジャン人気再び!を期待しています。
“ジャンドロ”とか“ジャンニー”とか。
(“ジャンドロ”は、書き込みが高度なので、お高いものになりそうですが。)

『マスコットは、試合中ベンチとかピッチサイドにいるもんだ!』というのは、
マリサポ特有の感覚らしいことに、先日気がついて、
はじめて試合中のしか族に注目していたが、
ピッチにもいなかった・・・。
マスコットのクラブ内ポジションって、やっぱクラブそれぞれなのね。
うちは、ハーフタイムショーもないが、あきらかに“スタッフ”ポジションだね。

1本電車が遅れても、致命的な遅れにはつながらない地域のマリサポにとっては、
いろいろストレスは多い海外遠征ではある。
自身が山形産なので「首都圏以外は、こんなもの」は承知だが、いちおう関東だからな。
来年も、マリサポは走る。
神奈川-東京-千葉-茨城、4都県移動。
flagfesta090418.jpg

トリコロールのフラッグをはためかせながら。

toricoballine3.jpg

先週のトリコに次いで、千葉と磐田が初勝利の第6節。

・千葉は、劇的残留劇再び、みたいな。
 成田線からずーっと速報みてましたが、
 「うっぉぉぉおおおお!」と。
 追浜王子の虎の子の1点もかすんだ・・・・。

・静岡ダービーで、ジュビロ3-0。
 イ グノ ひとりでチームが廻りだした・・・・。
 おそろしいぞ、イ グノ
 対戦前にそんなセンセーショナルなっ。
 自分内にサイレン鳴り響きました。
 こーきち君やスタッフ陣、マツ、佑二は、至急スカウティングを!
 クナンとジョンに偵察に行かせてくれ、チヂミでも持って。
 しかし、ずーーーーーっと思っているが、
 コリアのプレーヤーの純真さと骨太さの根底にあるものは、なんでしょーか?

・静岡ダービーの解説が。
 ジュビロ:ななみん+福ちゃん&エスパルス:ノボリ+斉藤。
 相手を褒めて自己主張の、舌戦とゆーか、解説席も静岡ダービー。
 「福西さん」とわざわざ呼ぶななみんに「おいっ、福っ!」って言っちゃえばいいのにぃなんてぇ。
 最近、チームのアドバイザーというかアンバサダー的元選手が多いな、解説&ピッチサイド。
 トリコは大御所は多いけど、この位置の人がなかなかいない。
 なんか、あんまりどっちかに寄られた中継もさめますが・・・・。

toricoballine3.jpg

やっぱり紳士監督。
翌日の“活躍できなくても大迫祭り”の報道に、眉間のしわも深くなってるに違いない。
若手の気持ちの育て方にも神経を張る紳士監督。

よかったな、千真は、そーゆー意味では。
まな板に乗せられなくて。
まぁ、乗せられてもバタバタするよーなヤツではないけども。
まったく、頼もしい。



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この想いは“恐鹿症”ではない。~A/鹿島戦 [Marinos *]

昨日の夜中、思い立ってコンビニに行き『エルゴラ』を買った。
A/鹿島戦のプレヴューに「その表現は、違う。」と思った。
大きすぎる兄の記事ではなく、その隣りの記事。
090417EL.jpg
(今日の観戦での、兄とサカティに関しては、また、週中にでも書ければ書きます。)

(チームとしてというより)サポ個人にも、対戦相手として“特別”なチームがある。
日産時代からのサポであれば、読売だろうし、
J開幕からのサポであれば、フリューゲルスなのかもしれない。
不運にも2つの“ダービー”を失ったトリコロールだ。
00年から生観戦をはじめた私にとっては、鹿島こそがその“特別なチーム”。
“絶対に負けたくないチーム”という意識は、私の中でずーっと“ダービー”である。
“絶対に負けてはいけないチーム”と“絶対に負けたくないチーム”は違う。
後者には、“敬意”が大きい。
記事の中のマツと佑二の発言は、“脅威”ではなく“敬意”。
見出しにも“リスペクト”という言葉が使われているし、
「しっかりやれよ、マリノス。」下地の『エルゴラ』なので、
そのあたりはわかってもらってるとは思っているが、
『恐鹿症』という極端な表現は、やはり、「違うよ」と思う。

00年のCS@国立で、私は“何も出来なかった試合”の屈辱をはじめて味わった。
01年、マツに耳をふさがせてしまったのも鹿戦。
しかし03年、その相手を圧倒した。
傍から“ミラクル”と言われたあの試合も、オーロラヴィジョンに唖然とする鹿がいた。
観戦の歴史の大事なシーンにいつもいるチーム。
だから、“特別”。
複雑に絡み合った中で、鹿島は着実な積み上げを行って今季3連覇を狙っている。
“特別なチーム”だからこそ、その道のりはずーっと見ている。
今季、新しい“ゆるがないもの”を掴まえようとしているトリコロールにとっては、
今日の試合は『敬意と確認と挑戦の試合』だった。
相手が鹿島だからこそ、できた試合だ。

試合前、またもやビッグマウスを披露したこーきち君だったが、
『いい時』に変えなかったスタメンも、
勝つ気でいたらクナンを上げてただろう采配も、
どこか、“絶対に負けたくない”だったのだろうか?と思う。
(真意はわからない。)
ナビスコジュビロ戦の「0-0でOK」~ナビスコ浦和戦の敗戦で、烈火のごとく怒った私も、
今日の0-0は、OKなのだ。

鹿島のワードである“したたかさ”において、負けていなかったこと。
強かった時の“したたかさ”を、不器用なりにも思い出せたこと。

勝てなかった。勝つまでのチカラはまだなかった。
しかし、1点も許さなかった。
これで、次の対戦は、
“絶対に負けたくない”から“絶対に勝ちたい”と思うことができる。
鹿島に対して、“絶対に勝ちたい”というところまで来た。
また、チカラの逆転は起こせるという確信。

“目の前の試合主義”なのは変らないが、
こと鹿島戦に関しては、過去とこの先のストーリーがある。

終盤、息ができなくなっていた。
残り数分で得たCK。
「ここで決められたら、“復活”だ。」と身震いした。
直後のカウンター。
「獲られたら、また、ゼロからだ。」と。
その気持ちの強烈な揺れは、
この試合だけではなく、過去の記憶と、この先のストーリーにつながるものだった。

だから、このスコアレスドローは大きい。
“したたかさ”で競り合えたこと。
勝てなかったけど小さな結果ではあるけれど“逆転の狼煙”に違いはない。

鹿島には、ずーっと“天敵”がいる。
いつもトリコロールの前に立ちはだかってきた“天敵”。
この頃の試合は、若い鹿を後ろから支えている立場になった。
その40番が、今日後半、ちゃんと前に出てきた。
トリコロールが“引き出した”。
今は“控えし”天敵。
しかし、その存在感はどんどん絶大になり、王から神になりつつある。

トリコロールには、
今、“王子”から“王”への孵化の季節を迎えている選手がいる。
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私が最高峰の屈辱を味わった00年、健太も兵藤も13歳、千真は12歳、学は10歳。
鹿への“特別な意識”がない若いかもめたちと、
よくも悪くも味わいつくした大人のかもめがいるチーム。

それもまた、過去とこの先のストーリーだ。

過去とこの先へつながる試合になるのが、“真のダービー”。
願わくば、この想いを鹿島からトリコロールにも抱いてもらいたい未来がある。
鹿島に“絶対に負けたくないチーム”と。

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            090418-maris.jpg

鹿島には、どこまでもふてぶてしく、したたかな強いチームであってほしいという想いは、
『恐鹿症』という言葉では括られないのだ。
月曜日の『エルゴラ』にどんなレヴューが載るのか、楽しみにしている。

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このスポンサーを見た時に、090418-kamomegus.jpg 「もらえるかもしれんっ!(笑)」などと思ってみた。
“ガス”がよけいであった・・・・・・・な。


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