SSブログ

好きなチーム ≒ いやなチーム  川崎vs市原 [J LEAGUE *]

今季ほんとうの分岐点になったと思われる三ツ沢を明日にひかえながらも、
川崎vs市原(ごめん、どーしても市原)を観てました。
“観てました”とゆーより、放送時間をちゃんと狙って帰ってきました。

マリサポとしては、“言っちゃあいけないこと・言いたくないこと”ですが、
川崎も市原も“好きなチーム”なので。

チームサポとしてシーズンを通すと、同じJ1のチームとは、少なくても年2回は対戦するので、
思い出も、因縁(!)も積み重なって、
ベクトルはいろいろですが、“思い入れ”というのは強くなる。
ましてや、何年も何年も対戦を続けると、
うちから選手も移籍したりして、
ますますいろいろ積み重なって、
毎年、選手やシステムや監督は違っても、“そのチームらしさ”みたいなのが、わかってきます。
それで、好意的になったり、敵意炸裂だったりもします。
しかし、不思議なことに、負けたから=キライ、お得意様=好きという公式ではないのです。
それを考えると、スタジアムの雰囲気やサポのイメージなども含めた、
チームの(おおげさに言うと)“生きざま”的なものに関係するのかもしれないです。

今季、何があったか育て上げた選手がごっそり抜けた市原。
なじみの選手は少ないのに、それでもやっぱりあの菜の花色のチームの動向は気になる。
「しっかりやれ!今年から市原らしく、また積み重ねだ。」と、
まるでチームサポのように思ってしまう・・・・。

川崎になんて、去年は、もう、こてんぱんに近い屈辱を受けたのに、
開幕戦から録画で応援だもの。
この3節も、カシマで速報を聞いて「よっしゃー!勝ったかぁ。」と。
強力3トップの開幕戦も「なんだか、川崎らしくないぞ。」と。
某・復帰に「おまえぇ!ジュニーニョに気ぃ使わせんなよ。つか、FKおまえが蹴ってどーするんだぁ。
チームをなんだと思ってんのよ!おまえのチームじゃない!川崎は、全員で川崎!」と、かなり怒り気味で、
「は、こ、これでは川崎サポではないか・・・・。」と。
気がついたら、某・復帰はいなくなっていて、
正直「そーだ、それが川崎の生きる道だ!」と、ちょっと安堵までしました。
3節を観ていても、「うん、うん。」と、納得してしまってます。

この2チームに惹かれるのは、なぜでしょーか?
なんだか、ピッチにいる11人が、同じ大きさの存在感を持って、労を惜しまず、敬意を持って、
試合に挑むからだと思うのです。いつどの試合でも。
そこが、徹底しているのが、ちょっと憧れみたいなのも、あると思うんです。
いや、別に、我がマリノスだって、そーゆー姿勢です。
しかし、どーしても、ある意味メジャー(?)、派手(?)・・・・そんなに強くもないのに“強豪”扱い。
そして、なぜか、ときたま際立つ“個”。それが、我がチームの歴史の一面でもあります。

サッカーという競技においての“個”と“チーム”のバランスというのは、とても重要で、
私がマリノスを観つづけているのは、そういう特性も、たしかにあるとは思うのです。
しかし、ずーっと観つづけている中で、
とんでもなく愛情が濃くなる時、そして、いわゆる“いい時”というのは、
チームが個を、溶かし込んでる時なのです。

うちから代表に招集される選手というのは、
(もちろん、うちでチカラを伸ばしたという側面もありますが、)
たぶん、うちに来る前から、そういう選手なのです。
しかし、市原の面々にしても、14番@川崎にしても、
チームで育って、チームが代表に押し上げた感じがあります。
(だから、勇蔵やハユ、サカティなど、うちで育った選手が、選出されてほしい。)
なんか、そういう姿勢というか。

私個人の好みや性格もあるのだと思いますが、
分析すると、そういう感じです。

川崎は、サポーターのイメージもとても好きです。
ある意味“武蔵小杉商店街的”な。
だって、こんなです。
(ぱるるさんとは、ネット上でのおつきあいは、長いです。いつからだっけ?2000年?
いつぞやは、旅行のおみやげのハチミツをいただいたことがあります。あのハチミツは、すごいチカラを持ってた。
ぱるるの印象も、強いのだと思いますが、)
どこかのチームと違って、おごりたかぶることなく、ただただチームを信じてる。
「こーゆー風にチームとつきあいたい」と、いつも思います。
大橋のことは、ここでもことあるごとに書いてますが、
ほんとにいいチームに落ち着いたと、感謝しています。よろしくね。

「そんなに好きなら、移ればいいじゃん。」
そーゆーことを言う人は、チームサポの執念というのをわかってません。
チームサポは、運命と書いてサダメ、なのです。ムリなのですよぉ、ほっほっほ。

好きな2チーム。
これが対戦となると、ほんとーにいやなのだ。
苦手というより、いや。
なにかの拍子に、うちの弱点を自ら明るみに出してしまうよーな気がして。
スタジアムもねぇ。
私は、三ツ沢が時々怖いことがあります。
「あ、今日は、精霊さんがご機嫌ナナメ・・・・。」と、感じる日がある。
等々力にも、同じ空気を感じます。
フクアリには感じなかったけど、臨海にも、いました。

しかし、いやでも、勝つ気で挑みます。
いつも、いつも。そして今季も。

さてさて、明日の相手も、ちょっとそーゆーチームです。
アマラオという選手がいた頃から。
でも、負ける気は、さらさらありません!
なぜなら、 ホームだから! です。




(あ、水沼君が、スカパーの解説にっ!ここにいたのねぇ♪ 柏vsコンサ。
TBSの時とは、違うんだよぉ、みんなぁ。金田さん譲りで、ちゃんと役目をわかってます。)

nice!(0)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

極寒の北関東 鹿島戦所感 [Marinos *]

確かに、“いい試合”だった。
おかげで、血液がシャーベット状のままの帰り道も、つらくはなかった。

正直、ここで負けたのは、ほっとしたところもある。
それでなくても今季は勝敗への騒ぎ方がおかしい。
連勝といったって、まだ2連勝なわけで、クラブや選手、サポはそんなでもないのだが、
マスコミがおかしい。
これでは、“連勝プレッシャー”がかかりはじめるのが、ものすごい早いことが予想されるし、
成熟度としてまだ若い今季のチームが、それに耐えることは、至難の業だと思っていた。
時期、場所、相手、内容からしても、
これから“いい負け”にできる可能性の高い試合だった。
とにかく、連敗しないことだ。

私たちには、次がある。リーグ戦は続く。
で、気がついたこと、2、3。

サイドの攻防は、おおむね勝っていたと思うのだ。
ハユとコミは、がんばってた。相手よりもミスも少なかったし。
問題は、中盤なのです・・・・・。
どーしても、オガサが・・・・・。
(逆いうと、“オガサだけ”なのです・・・・・・。)
あいつはもぉ、またもや天敵度を増したというか。ムキーっ!!!
いっそうふてぶてしいし。
どうも、うちの中盤が、オガサ相手に空回った気がしてならん!

と、最後の最後の詰めが。
だいたい、サカティの交代が遅すぎた。
もう鹿の後ろのシニアチームの動きが鈍ってきた時に、即交代するべきだったわよ。
ぜったいに裏取れたって。
それでなくても、ロニーは空回ってたもん。
と、3節観て、「兄がボランチは、どーなんだ?」と、一番思ってしまった試合でもあります。
(もちろん、オガサから執念でボール取ったシーンは、見せつけた感じがしたけれど。)
後半、「俺が行くっ!」ってところは、ものすごく見えたのだけども、
ロペスが壁になっちゃってる。
ロペスがうまくて、持てるのもよーくわかっているけども、
ロペスと兄の縦の動きをもっと考慮してほしい。
でないと、兄がボランチに入っているこわさ半減なのだよ。
あの位置での守りに関しては、マツにしろ、馬場ちゃんにしろ、ひとりでもOK!な選手なのだから、
あとは、兄が前に進める道の確保。
これはもぉ、このシステムでの命題!

反省は、こんぐらい。

あと、オオシだが、
「あんなにボールさばきがうまかったか?」と思うシーンが随所に。
年々うまくなる。しゅごい。

ホームでは、絶対勝つが、
その前の“目の前の試合”水曜の三ツ沢!
ホームだぞ!

***********************

08-03-30_15-59~01.jpg     08-03-30_15-59.jpg

鹿サポの印象が変りました。
紳士監督(鹿の歴代監督の中で唯一好きです。)の影響もあるのかしら。
ボリュームや動員は、去年優勝したというのに低下したままの気がするのですが、
(放送みてても、人数比のわりに、うちのコールが力強い。)
一糸乱れぬ神宮の行事みたいな応援じゃあなくなってて、自由度を増しているのと、
プレーに関して、何度もため息が出るのだ。もう、びっくり。
そんなこと、いまだかつてない経験。
「観てるんだぁ、試合。(失礼)」です。
(ま、自分のチームにだけだけど。うちは、相手チームでもため息ついちゃう。)
でも、今の鹿サポのほーが、私は好きです。

08-03-30_17-54.jpg
試合後は、ゴール裏からも拍手!
たった2敗で大騒ぎのチームがある中、「よかったぁ、マリサポで。」と、涙出そうになった。
もちろん、次ホームで連敗などしたら、これはないと思うが。
なんか“共に”という感じが、試合毎に高まっている気がする。
ホームで勝ちつづければ、
“横国名物・こだます手拍子”も、きっと帰ってくる。
この拍手を、『許す』と、とっては、ダメよぉ。
「や、やばい・・・まじ、次は勝たないと!」と、思ってくれないと。
まぁ、この拍手に甘えるようなら、もともとダメダメってことです。

あ、そーいえば、ジンクスとかあまり感じないのですが、
入場の際の♪プライドにかけての時、
なーんとなく短調になってたり、音程が上がりきらない時があって、
どーも、そーゆー試合は、勝てないことが多いよーな気がします。
昨日も、ちょっと、上がりきんなかったなぁ。

****************************

カシマスタジアム駅の切符は、あいかわらずコレでした。
08-03-30_18-34.jpg
〇のところ、パンチで穴を開ける方式。
民間駐車場の“蟻地獄渋滞”も、かわらないのでしょーか?

鹿島神宮までの車中で、
先に座っていた地元の方に話し掛けられました。
「試合は、どうでした?」
「2-1で、鹿島の勝ちです。でも、いい試合でした。」
「ほぉ、マリノスに勝てるっていうのは、ちょっとは期待していいのかな、今年は。
申し訳ないですが、今晩のニュースが楽しみです。」
「ホームでは、絶対に勝ちますから!」
「そうですね。お互いいいシーズンになるといいですね。」
紳士でしたぁ。

しかし、(しつこいよーですが、)お願いなので、どちら様もうちを“強豪”にしないでいただきたい。
チームは生き物なのです。
伝統はあるかもしれないけど、
チームは毎年毎年、生まれかわっているのですから。
いつも挑戦者の姿勢でないと、長いリーグ戦は、持ちませんわよ。



nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。