SSブログ

すぱい活動 in 山形 『対戦前の温度差』 [Marinos *]

ども、踊れないし美貌もないけどマタ・ハリです。
遠隔地サポとしては「チームのためにできることなど・・・(落)」な今季この頃ですが、
今週はちょっとお役にたてそうな気がしてます。

今季リーグスケジュール発表時から話題だった最終節・冬の山形がとうとう今週末です。
遠征のみなさん、準備はいかがなものでしょーか?
せっかくトリコが近くまで来てくれるのだから、現地のレアな情報をと思いますが、
私も帰ってきたばかりでほとんどお外に出ない生活だし、
なにせこっちを出てからの関東生活のほーが長かったので、
グルメだの、温泉だの、観光だのの情報はほぼゼロです。
それは、自力で探してください(きっぱり!)。
気象情報に関しては、ついったーでぼそぼそ言ってるので、参考になれば。
(が、天童より北の情報。山形は狭いようで言葉も気候も風土も細かく違います。)

「それじゃ、ちっともやくにたたないじゃーない。お・ん・せ・んじょーほーよっ!」と思ったあなたにこそ伝えたい、このエントリです。

ホーム最終戦を勝って、締めくくったよーな雰囲気に水はさしたくないですが、
昨日の夕方、仕事しながらとてつもなく大きな危機感にさいなまれてしまったわけで。


モンテのことは、ことあるごとに書いてきたのですが、
こっちに越してきて、県下でのモンテに関して、ほんとに驚くことが多い。
そこはやはり、J唯一の社団法人チームというのもあると思うのですが、
テレビ各局、新聞、主要銀行、病院にいたるまで、ほんとうに露出が多い。
テレビ露出は夕方6時台のニュースに組み込まれているため、
老若男女ほとんどの県民が見ていることになる。
でもって、その内容が、
週末の試合を火曜日ぐらいまで解説する熱っぽさ、
時には『相手チームによって観客動員に波がある問題』とか。
そんな話題を、私はTVKで観た事はなかった、です。
全県民サポ意識。
サッカーという競技自体への理解度には多少疑問はあるが、
クラブとしての注目はすさまじく、
アミューズメント・エンタメという部分とは異質なものを背負っていることは、
ユニスポの“食糧自給率”にも明確。
いわばモンテは山形県のスポークスマンであり、
県の価値観を広く表現してみせることを、やはり期待されているのだと思う。

前置き、ながくなりました・・・。
(詳しくは、モンテタグで過去記事を。)
で、先週末、
初年度目標『J1残留』をみごとに果たしたモンテ。
ニュースは名古屋に0-2と敗北を冷静に伝え、
その後、大宮-柏戦終了直後、浮かれるでも騒ぐでもなく、
でも、ニュース内でキャスターが速報的に『残留が決定しました。』と。
そして、翌日の山形新聞の一面、Image026.jpg
裁判員裁判よりでかい・・・・。他3面に関連記事。
しかし、目標達成したにもかかわらず、浮かれた様子はまったく、ない。

その理由は、昨日夕方TVのモンテ枠であきらかになった。
仕事しながら、(計算してるので見れないので)聴いていて、冷静ではいられず背筋に悪寒が。

GK清水の単独インタヴュー。
今年を振り返り、残留できたことへの喜びとサポへの謝辞。
そしてホーム最終戦への抱負。
ホーム最終戦を、サポへの感謝として勝って終わりたいというような内容はだれでも言う。
驚愕したのはその後、
「マリノスも名古屋同様、伝統のある力のあるチームなので、厳しい試合になることは明確。
ただ、僕らとしても勝点40を超えることが目標なので。」

「残れるだろ?だいじょーぶだろ?」という期間が長かった。
しかし、モンテが戦う姿勢をキープできたのは、そこだったのだと思う。
「なるべく上の順位」とかあいまいなものではない。
残留を見据えて、修正浸透されていた目標、具体的な。
そのマネジメント力。
だから、モンテには油断や慢心がないのだと思う。
同じ番組で、県知事のコメントまであった。
来年度のサポート体制について。
今季、県として6300万支援+『つや姫』ユニスポ代として2500万。
金額までニュースで県下に公表されるチーム。
浮かれて気を抜くような理由はない。

前の夜、
ホーム最終戦で勝って「次は負けても勝っても順位はかわらないから」のコメに違和感はあった。
だから、遊んでもらっては困ると個人的な意気込みはあらわした。
ほんとうに、それで太刀打ちできる相手ではないのだ。
楽しくやるだけが目的の最終戦ならそれでもいいし、
そのモチべで勝てるのなら、きっとかっこいいに違いない。
しかし、心配症の私は、
大事に大事に守られ、井の中で風を切っていたようなこの1年を振り返るにつけ、
あの“都会のねずみと田舎のねずみ対決@三ツ沢”の再現を、やはりおそれてしまう。
あのくやしさ、恥ずかしさ。

去年の最終節の爆勝。
しかし、私は勝った喜びとともに、相手に腹が立った。
ほんとに“真剣勝負”だけは、忘れずに携えて遠征してほしい。

遠征されるみなさまにも、
山形のいいところはいっぱいみてほしいですが、
とにかく、
勝ってこその温泉!と思って、つばさに乗ってきてください。


ハニートラップをかけられるよーな資質はないスパイですが、
試合まで、何かあったらまた更新いたします。


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。