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¡Es bonito! ¡España! [all over the world *]

昨日の明け方は、ひとりで大騒ぎでした。
マリノスと日本代表以外の試合で、
あれだけキャーキャー言いながら観戦した試合は、これまでなかったです。

“すばらしい”としか、言いようのないスペイン、ユーロ優勝。
決勝まで全勝で、どんどん期待は高まるものの、
これまで何度も何度も期待しては、「あららららぁ。」
美しいパスサッカーは、トップには立てないのか?と、
誰もに諦めと「でも、いつか。」という夢を与え続けた国の、堂々たるファイナル。

スペイン国民はもとより、
たぶん、世界のサッカーファンは、ドイツ国民以外ほとんどが、スペインを応援しているんじゃなかいという中、
期待以上の内容で楽しませてくれた上での、優勝。
無邪気な頑固さで、貫き通した“らしさ”。
そのチカラは、強靭で、
頑固さではひけをとらない“ゲルマン魂”をも、くいつくした。

誰もが、“スペインらしい”といえば、同じようなサッカーを思い浮かべるのだと思う。
それは、ある時は、足かせやプレッシャーやストレスになっていたのだと思うし、
そこに打ち勝つ事ができずに、トップを逃してきたのだろう44年。
昨日、ピッチに立っていた選手たちは、ずーっと、その母国のサッカーを観つづけていたのだろうし、
ちゃんと、“誇り”を“憧れ”を持ちつづけていたのだろうな、と、思います。
なぜなら、スペインのプレーヤーにとっては、
それが“あたりまえの”サッカーであり、“いつもそばにある”サッカーだったから。

11人が、これだけ同じボールの軌道をイメージして、一瞬の隙も見せずに動きつづけて、
90分のすべてのプレーを紡いだ結果としての、ゴール。
ほんとうにすごいことだと思う。

サッカーという競技のおもしろさを知る人たちの、ある意味“理想”が、
昨日のウィーンにあった。

*********************

サッカーという競技は、やはり、“国”の表現メディアとなりうるのだ。
競技内のトレンドに適応しつつも、
イタリアはイタリアの、
ドイツはドイツの、
ブラジルはブラジルの、
アルゼンチンはアルゼンチンの、
イングランドはイングランドの、
オランダはオランダの、
スペインはスペインの、
歴史と“今”を映し出すかのような、それぞれのサッカー。

「なんてすばらしいスポーツなのぉ!」を、実感してしまったユーロ08ファイナルでした。

タグ:ユーロ
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