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みごとに「よぉーい、」 ~キリンカップ/ベルギー戦 [Japan *]

気がちいさいため過剰に心配症の私は、
チリ戦「いちについてぇ」で、
ベルギー戦「よぉーい、」という順調な状態が、「ほんとーに信じてもいいですか?」みたいな。

親善試合、「相手は1.5軍」とかいろいろ言う人は多々いるけども、
それをモノにできずに、課題が山のよーに出てきちゃって、順調にいかないことのほーが多いのだけど、
今回のキリンカップは、4-0、4-0と完勝×2で、仕上がり順調という感じでしょう。
怪我人の様子も把握できたし、「だったらこー。」まで見出しているので、
(10人シミュまでできたのは想定外だった。)
まったく立派なテストマッチだった。

toricoballine3.jpg

憲剛トップ下は、“何かあった時の”でも“オプション”でもなんでもなく、
ひさしぶりのW中村だったわけで。
「岡ちゃん、そんなに憲剛を使いたかったのかぁ、そーか、そーかぁ。」
オシム就任から、
個人的に、14番@川崎の選出を熱望して、W中村が実現したものの、
紆余曲折あって、出たり出られなかったりしてたが、
ずーーーっと呼びつづけて、このカタチまでたどり着いた岡ちゃんのしつこさ&憲剛の素直さ。
憲剛のポジションをめぐって“たどり着いた”感じが、
なんだかみょーな満足感がありました。

終始、「大人のチームだなぁ。」と思ってました。
短い準備期間で、
チームがどうあるべきかをそれぞれが理解して、
その中で自分が何を求められてて、どう活かし活かされるかが、
ベンチにまで浸透理解されているし、
交代した選手のいいところを出そうという意識とか、
雨のピッチを使うとか、流れを読んで即座に修正かけていくとか、
普通にできちゃってるからなぁ。
17分ぐらいに“かごめかごめ”に陥ったけど、すぐさま修正。
“魔のスコア2-0”後の多少のゆるみもほんの一時。

つい何日か前に集まって、まるでクラブチームみたいな様相。
これができるのは、
「やっぱ代表って、“優秀な選手”の集合体なのね。」などと、
ふだんめったに思わないことまで思った。
プレーひとつひとつはもちろん、
戦術理解度、試合を読む眼、利他と頑固さのバランス、臨機応変。
それぞれが、持ってる。

昨日の三ツ沢で、最終的に結果をもたらしたのが、
兄とマツであったことは、偶然ではないのだと思った。

出番のなかった槙野も、この時期にここに入れたのは、おっきい収穫だろうし、
“ひこにゃん”のかわいがられっぷりは、
うっちー初選出の時にも似ていて、
かわいがる対象がチームにいるということが、いい効果を出すのが、
岡ちゃんチームの重要な要素でもある。
じゅんぐりで上がっていってるからなぁ、ちゃんと。

「いいじゃん、代表ぉ。」
こんな感じはひさしぶりだ。
よく仕上げたなぁ、岡ちゃん。

「あと1勝」「最速決定」「6/6決戦!」とマスコミさんはあおってますが、
そうそう簡単ではないことは、挑む本人たちが1番わかっているだろうし。

晴れて突破後、
ここまでの成熟を一度壊して組み立てなおすことを岡ちゃんはやると思うし。




toricoballine3.jpg

前日、あの三ツ沢試合があったので、注目焦点が・・・・。
ほんとに、「若い、若い。」いつまでも中から言ってると、
なかなか大人になりづらいんじゃないかしらねぇ。
むしろ“幼く”なったりとか。
まぁ、中澤さんが代表でイキイキしちゃうのもわからなくない。
けど、
そのあたりをチームに植え付けていくのも、“優秀な選手”の条件ではあります。
守ってあげるの次の段階に。
トリコロールの今後のことだけのことを思うと、あと1人、今の代表にだったら、送り込みたかったかなぁ。


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