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サイドプレーヤーの大事な仕事 [Marinos *]

なんと!明日の京都戦はBS放送ぢゃーないかっ!
生は難しいが、(レジしめ計算、電卓パチパチ&晩御飯準備のちょーラッシュ時間だから)
録画できる!
まぁ、いつ観られるかは、あやしいけど、
それでもうれしい♪

マリサポのみなさまにもご心配いただいて、
母も、ぐんぐん良くなってます。
今日から、鼻管から栄養入って口から食事できるまでもう少し。
一ヶ月前の状態を考えると、
奇跡的回復で、
我が母ながら、その“生きることへの執着”に感動してます、です。
もう、ご飯のメニューも考えてくれるまでになりました。
コメントやメッセージいただいたみなさん、
本当にありがとうございました。
みなさんの励ましと、チームのがんばりを感じつつ、
おかげで、私自身、ここまでがんばれました。

今晩から夜勤免除です。
録画、観られるかなぁ、京都戦。

toricoballine3.jpg

私信前置きが長くなっちゃいましたが、
ナビ・ガンバ戦@三ッ沢に関するまりんさんのSNS日記に、
裕介のあきらめないプレーのことがありました。
「そーなんだよなぁ。」とコメントも残させてもらったのですが、
その試合に対する“執着”を、一番表現してくれるのって、
サイドのプレーヤーの粘りだなぁ、と思ったのでした。

4バッグにして、運動量も機転もますます求められるようになったし、
現代のサッカーにおいて“スイッチ役”。
ただ、クロスの精度とか自分で行く能力とか以前に、
サイドに求められるのは、“粘り”なんだろーなぁ。と。

ユキヒコが移籍して来たばっかりの頃の東京戦、
味方も相手(茂庭が対峙してた)も、あきらめたラインぎりなボールをクロスに化けさせたことがあって、それがゴールになった試合を、今も覚えてます。
(ブログ以前のコラムに、記事が残ってると思う。)
あれは、すごかった。

で、そのすごいことを、
ずーっと“あたりまえの仕事”として、続けてくれた選手が、
マリノスには、いる。
裕介が引き継いだ5番。ドゥトラ。
ドゥトラがいなくなってから、あれがあたりまえのことではなかったと実感したわけで。
彼のあきらめなさは、職人だったと思う。
ボールがラインを割ることを、恥ずかしいことと思ってるぐらい、
ほとんどのボールを、身体の手以外全部を駆使して、自分の(チームの)懐におさめる。
意図してCKやスローインをとることも上手だったけど、
CKやスローインに“逃げた”シーンは、思い出せないぐらい。

ドゥトラのそういうプレーに、ピッチもスタンドも、鼓舞され続けた。
あのちっちゃい身体でモノにしたボールを、
「無駄にできない」っていう気持ちが、どんどん伝染して、
チームはふてぶてしいまでに粘り、
それが伝染して、スタンドにフローがまきおこる。
彼は、そのひとつひとつのプレーで、
マリノスにひとつの残留と3つのタイトルをもたらした。

5番を引き継いだ裕介が、
そのドゥトラのスピリットをしっかり受け継いでくれたのかと、
とてもうれしかった。

『サイドは粘り』。
とくに後半やリードされてる展開など、チームが苦しい時のサイドの大切な仕事。
(こーして考えると、うちの母の粘りっぷりはドゥトラ級だわ。)

そのプレーを見逃さず、拍手で沸くスタンドがあって、
味方の必死のプレーを
「絶対、無駄にしないから。ゴールに結びつけるから。」という気持ちがピッチにあれば、
若いマリも、どんどん成長する。

京都戦も、そういう場面が紡がれる90分であってほしいです。

toricoballine3.jpg

佑二の出場は難しそうですが、
クナンや田代は、
現代表からスタメン奪う気で挑んでほしい。
勇蔵も「そろそろ、やる。」だろ?
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コメント 4

sono

こんばんわ、お久しぶりです。お母さまも回復しつつあるようでホッとしております。生への執念もあるでしょうが母親としての底力もあるのでは?とか勝手に思ってます。
裕介は5番を背負う意味をよく解ってくれていると思います。以前読んだサカマガのインタビューには意欲とプライドが見え、なんだか嬉しかったです。そしてナビスコのニューヒーロー賞は裕介にあげたいと思う今日この頃です。
by sono (2009-07-31 23:36) 

raichi

sonoさん、ありがとございます。
“母親としての底力”、まちがいなくあるでしょーね。
私は逆立ちしても出ません…あの強さ。

5番を引き継いだのが、その重さをしっかり受け止められる裕介でよかったと思ってます。
体型とキャラ的には、あまのっちも候補だったんだけど。
天野はサイドの資質は十二分にあるぞ!粘れるし。

ニューヒーロー賞、チーム全体にくれ!
ま、てっぺんまでいかないことにはいただけませんから。

なんだか“育成賞”みたいなんできたニュースがあったわよね、そいえば。
by raichi (2009-07-31 23:53) 

ハマケン

raichiさんこんにちは。

シーズン前に欠番だったNo.5を引き継いだ時、彼は
「マリノスの5番といえば田中祐介、と早く言ってもらえるように・・・」
と言っていましたね。
その特別な番号に対する敬意と尊敬をちゃんと分かっているんだなぁ、と
昔「動虎シャツ」というブログをずっと綴っていた、動虎ファンのひとりとしては
少し感動しました。

さらに最近の裕介を見ていて、あの気迫、諦めない気持ちは
まさにNo.5の後継者として凄く頼もしいなぁ、と
丁度僕も考えていたところでした。
raichiさんの記事、とても嬉しかったです。
by ハマケン (2009-08-01 06:07) 

raichi

ハマケンさん、私、携帯で必死こいて打った甲斐がありました(笑)。

ポゼッションの率は09チームの方がいいのに、
“あっさり感”があるのはなぜなんだろう?と、思ってた矢先のまりんさんな記事だったので、
“動虎”のことを考えてたしだいです。
あの頃のチームは、“執着のポゼッション”が高かった。その中心がドゥトラだったなぁ、と。
“取られたら取り返すサッカー”を目指すにしても、ワンプレーに必死にならないことには軽いサッカーに終始してしまう。
味方のひとつのプレー、ひとつのゴールを無駄にしない、しっかり受け止める執着は、あの頃のチームの方が優ってたと思います。
ひいては、その気持ちが“鉄壁”にも連なってたと思うんです。

簡単にCKを取ろうとするプレーが、実はあまり好きではない。
“してやったり”とか必死でとったCKは、やっぱり無駄にはできない気持ちが大きいと思うし。

なんかそういうことを思い出してたら、行き着いたのがドゥトラでした。

きっと、現5番が、そこを担ってくれると期待してます。
by raichi (2009-08-01 06:42) 

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