SSブログ

そして、みんながトリコロールを信じてる。 [Marinos *]

「いい試合はしてる。」
開幕戦から6試合、心躍る時間のほうが長い。
開始2分でルーキーがゴールした試合。
前半で3つのゴールが生まれた試合。
圧倒的にピッチを支配した試合。
しかし、不運にも、白星はつかめていない。

『何か』が足りない。
精一杯脚を伸ばし、精一杯高く飛び、精一杯追っているのを、
私たちは観ているし、
だからこそ、悔しい。

選手たちが『何か』を探しているのとおなじように、
私たちも『何か』を、ずーっと考えている。
はっきりと見えない『何か』を探して、ぐるぐるになる。
電車に乗りながら、
ランチを食べながら、
残業しながら、
晩ご飯を作りながら、
パソに向かいながら・・・・。
『何かって・・・・何?』
この1ヶ月の90分×6を思い出す。

試合をするのは、選手。
それでも、「何か」したいと思う。
自分の毎日のルーティンのリズムが、
ピッチに影響してしまってるような気にもなって、
掃除を念入りにしてみたり、アイロンかけてみたり、
靴をきっちりそろえてみたりも、する。
選手がヘアスタイルや色を変えるのと同じように、
自分のリズムも正そうとする。

考えて想ってをくり返して、土曜日は近づく。
そして、けっきょく『トリコロールを信じている』自分にたどりつく。
「トリコロールは、そんなにヤワなはずがない!」と。

1週間のそれぞれの時間が、それぞれの想いが、
三ツ沢に結集する。
祈りとなって、ボールに宿る。


今ごろ、桜の嵐になっているはずの三ツ沢も、
その時間を、静かに待っていると思う。



コメント(0)  トラックバック(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。