SSブログ

サウジが勝ったもよう。 [Japan *]

「これで楽になった。」と、ほぼほぼのみなさんはおっしゃるだろう。
が、
サッカーを観つづけてきた人には、一抹の別種の不安が生まれたはず・・・・・。
私だって、
「サウジぃ、勝ってくれよぉ。」と、そりゃ思ってたけど。

これで五輪代表は、他を気にすることなく21日、聖地国立で、
目の前の相手にだけ集中すればいい、という状況になり、
昨日のサッカー番組で、くりかえされているよーに、
今日、21日の前売りが売れて、5万人の青でスタンドは染まる。
“最高の舞台”です。

この、“最高の舞台”っつーのが・・・・・・くせものです。

私の当事者として経験した“最高の舞台”
それは、2003年8月2日
勝てば優勝、しかも5万人超え。
今思えば、「何をそんなに・・・・。」なのだが、
ほんとうに“最高の舞台”ほど、ふつーにやることがむずかしい。
それを肝に命じておかないと。
いや、命じすぎてもやばい・・・・・という。
とても精神的なタフさを求められる状況、それが“最高の舞台”です。

昨日のベトナム戦の後半。
あれだけピッチでの立て直しが難しいチームです。
そんなに精神的に強いとは思えなく、
うちの03/8/2は、基本姿勢「人間万事塞翁が馬。」の岡ちゃんがいたし、
アテネ世代の山本さんは、
おろおろ感はあったものの、「何があっても、お前たちをきらいにはならないぞ。」的姿勢だったし、
シドニーにいたっては、
トルシエはフローランとばたばたしていたが、
選手が国際経験が豊かだったこともあって、ピッチが独立してました。

反町さんが、ずーっとずーっとテンぱっている。
選手とは別次元のハリツメ感・・・・・。
反町さん、どーんとね、どーんと。
この“最高の舞台”は、反町さんの懐の深さが大切です。
くれぐれもピッチが混乱するような采配は・・・・。
水野にしろ本田にしろ、頭よさそうなだけに、残念ながら伝染しやすそうだし。

ここは、昨日もインタヴューでぶっ飛んでいた李、とか、
安田とか、柏木とか、理屈とかなくて、
「5万人んんんんんっ!ワクワクしちゃうなぁ。」ぐらいのコたちが、
すぱすぱと試合をすすめてくれればいいと思います。

“知っている”ことは大切なことだが、
“知らないこと”も時と場合によっては、偉大。

フィギュアの話ですが、
ジュニアから上がったばかりだったミキティとか真央ちゃん、今年のキャロライン・ジャンみたいな、
“こわいもの知らずさ”が、
最大の武器になる時というのは、ある。
昨日、SP1位を獲ったにもかかわらず涙した真央ちゃんは、一昨年、去年には考えられない姿でした。

まぁ、それを乗り越えて、本当のプロになるんだと思いますが、
とにかくは、21日勝って、五輪には、行かなければ!
選手にとっては、一生に一度(か2度)のこと。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。