スタンドまでがトリコロール

スタジアムを離れて、あらためて思う。


過去のデータの蓄積を引き出せば、
スタッズなどでゲームの内容は、想像できる。
「ふん、ふん。」
（もちろん、なかば希望的想像になるからデティールは違うだろうけど。）

しかし、どーにも物足りない…。
「なんだ？なにが足りない？」

新潟戦の情報をひろい集めてわかった。
マスメディアの情報には、まったくもって“スタンド”が存在しないこと。
成績不振で騒動でも起きれば、おもしろがってゲームより大きく取り上げたりするが、
スタンドの様子は、まったくと言っていいほど伝わらない。


新潟戦後のマリサポの感想を読んで、
やっとスタジアムの全貌を思い描ける。
SNS内のまことさんの日記や、
じゅんのすけさんの言う“音圧”や、
ふーにゃさんのブログの“降ってくる手拍子”。
そこを知ってはじめて、
『これこそが、トリコロール！』と、“脳内観戦”の完成度が上がる。

マスが伝えないところに、
トリコロールの全貌があるし、
その場で試合をみつめ、旗を振り、声を出し、手を叩く私たちも、
まちがいなくトリコロールを形作る“メンバー”であるということ。

この週末も、スタジアムの熱を伝えてくださったみなさんに感謝するとともに、
次に7Fに行けた時には、
“選手らと同じぐらいの自覚”をもって、
90分、力いっぱいに“トリコロールを形作るキャスト”を楽しもう！と思った。