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「いやぁ、まだまだよ。ちゃんと見ててくださいよぉぉ。」 [Marinos *]

「ぜんぜん、今年、ダメじゃないですか、横浜ぁ。」
と、朝のあいさつがわりに言われました。契約先の横浜市民に。

すかさず返した言葉が↑。
「ちょっと今年はすごいことになるから、きっと。 楽しみに見ててよ。」

このままでは、終わりません!


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【追記 ***20:28】

強がる気持ちでもなんでもなく、にっこり笑ってすかさず返していたことが、
自分でうれしかったです。


勝つことを望む痛み [Marinos *]

「見ないぞぉ、見ないぞぉ、まだ見ないぞぉ、自分の頭が冷えるまで見ないぞぉ。」
と思ってた浦和戦後のコメントを、先ほど見ました。

選手は、それぞれ『足りない何か』『あとちょっとの何か』を具体的に分かり合おうとしていて、
安心というか、「やっぱ、頼もしいじゃん。トリコロール。」と。
誰かに任せるのではなくて、自分たちで見つけ出そうとしている姿勢が、とてもうれしいことだ。
しかも、あいまいな“雰囲気”ではなくて、具体的に探そうとしているところが、いい。
ひとつ、ひとつ。チームと、そのための自分のあと1歩と。

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元来、私個人はまったく『負けず嫌い』ではない。
どーでもいいところは「あ、どぉぞぉ~。」ぐらいな性格です。
競うつもりもない相手が、メラメラしていたりすると「ひぃ。」となります。
ただ、自分が「やった。」と思うことに対しての最終地点にはこだわる。
「うっわ、あれだけやって・・・これ・・・。」とか、
「こーなるはずだったのに、どーしてだろー。」とか、
自分の範疇でどーにかなりそーなことは、どーにかならないと、いわゆる、満たされない。
ものすごいちっちゃいことです。
仕事だと、言葉の並びだったり、色の出方だったり、衿先のカタチだったり・・・・その総合。
ごはんだと、味のしみぐあいだったり、ゆで加減だったりとか。
なんでも自分の範疇なので、

“他人と競う”ということが・・・・・苦手だし、あまり好きではないです。
「おし、ここまでやった。」ってことが、
人に喜んでもらえたり、評価いただいたりすると、それが喜びだったりする。
逆に「ここまでしかできなかった・・・・」ものが、予想以上の評価をもらってしまうと、
ものすごい罪悪感というか自己嫌悪とゆーか。

なので、『スポーツは、ほんと、むかない・・・・。』と思う。
(実際、学生の頃、部活でセッター指名されていたのに、マネージャーに転身しちゃって、
テーピングの出来不出来とか、段取りとかにうなったりしてました。)


(話がそれましたが、)
コメント読んでて、あたりまえのことだけど、
『勝ちたくない選手はいない。』とあらためて思う。
日々、トレセンで積み上げていることの結果。
彼らはプロスポーツ選手なので、
誰に言われるまでもなく、
「よくできてる」「よくなってきた」、「結果は出てないけど。」で、満足はできないんだと思う。
仮にピッチに立ってボールを展開することの先に、ゴールや勝ちを見れない負けず嫌いではない人は、
“プロ”にはなれていないと思うし、
ある意味、サッカーはじめた頃から、そこを基軸に競ってきて、競り勝って、彼らはプロになっている。
今回のmovieは、たまたま健太だったが、
テキストの各選手のコメントにも、それぞれのあの表情があるのだと思うと、
つい「自分たちの思うよーに出来てるんだったら、もぉ、そんなに苦しまなくいい。」と、言いそうになる。
でも、なぜ、苦しそうなのか?
それは、彼らが勝つことを目的にしてるからであって、
日々、そのために、次の試合に向けて日々トレセンにいるのだ。
元来、負けず嫌いではない私が、ことマリノスに関しては、
「勝てよ。」「勝てよ。」とここまでのシーズン望むのは、
それが、彼らの目的だからだ。

プロスポーツ選手の勝利へのプレッシャーは、きっと、私になど一生縁がない。
でも、彼らはその生き方を選んで、前に前に進んでいて、
ひとつのゴール、ひとつの勝ち、その積み重ねの頂点が、
彼らに達成感をもたらす。
03-04の連覇の時、私はその事を思い知った。
涙でぼやけるトリコロールを「なんて、しあわせなサッカー選手。」と思ったし、
「なんて、しあわせなサポーター。」と。

マリノスは、今シーズン、岐路にある。
現在籍選手は、たまたまその岐路にたった。
いわずもがな平均年齢は一番若い。
でも、それを言訳にしてしまったら、今彼らのやっていること自体が、評価されなくなる。
選手たちは、そもそも言訳にするつもりなど微塵もないから、
あんなに苦しそうに、言葉をしぼりだす。
ベテランも中堅も、そして若手も。
それぞれの役割をかみしめながら。

「優しく見守るサポーター」。
信頼は、必須だ。
しかし、信頼してるからこそ『勝てよ。』と、望まなければならない。

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正直、こんなに『勝てよ。』と表に出すことに、痛みをともなうシーズンはないです。
でも、たぶん、1勝は、どのシーズンよりもうれしいと思います。
願わくば、ひとつの頂点を、このメンバーで獲れれば、
もしかしたら、03-04よりも喜びは大きいのではないかと。
ショップの管理までやってた頃、
ほんとーに創意工夫してやってるのに売上が上がらないというショップに、
「予算達成」を言うのも・・・・ほんと、痛かった。
でも、それを言わないと逆に「甘いです、raichiさんは。」と、返されました。
アメとムチ、押しては引いて、ど真ん中をついてその後はずして・・・言いつづけて、
あのコたちがはじめて予算を達成した時のことを、私はいまだに思い出します。
「そーよね、これが目標で毎日やってきたんだから。」
そのショップが、また、横浜店だったんだが・・・・。


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1年前、とても共感させられた記事をあげられて、
それ以来更新のなかったあきぞうさんのブログが、再開されていました。
とても、うれしかった。
1年前の記事から、赤いチームとうちのスタンスはまた微妙に違ってきた。

よくよく試合のデティールを思い出せば、
決して恥じるよーな試合でもないし、トリコも最後までしっかり勝ちは目指していた。
22本のシュートが物語っている。
私が直後、烈火のよーに書きなぐったのは、
もしかしたら、(伏線あっての)赤いチームが相手だったからかもしれないと、1日経って思ってます。
CS~去年の開幕~最終節、そして3/29。
『勝ち方を考えはじめたビッグクラブ』に、
去年からの生命線だった勝ち方の基本“奪って、切れ替えて”が、
後半、じりじりと凌駕されたこと。
それが、ショックだったのかなー、と。
開幕戦しかり、
「この点は、どこにも優ってる」というデティール。

いちサポのエゴでしたかね・・・・。
負けず嫌いではないけれど、デティールには頑固なサポの。

堅守同様、“奪って、切れ替えて”で競り勝てないことが、ショックというのは、
それが、自分の中で、チームの戦い方への期待になってるってことですかね。


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