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開幕3日前の、ものすごくさびしい話。 [Marinos *]

パルちゃんの『内臓移植』の件が、
いよいよ本格的に聞こえてきました。

パルちゃん&グランパスくんと言えば、Jマスコットの双璧。
『パルちゃんに敬意をはらわないサポはJチームのサポではない。』と、
言っていいほどの存在である。
以前国立でのエスパ戦のおり、
ジャンマリの10倍ぐらい集合したジャンパルを見て、私は思い知ったのだった。
おトイレタイムさえゆるされない日本平のハーフタイム。ザ・プロフェッショナル!
去年から今年も、どんどん新しいマスコットが誕生しているが、
今のJマスコットの地位があるのも、パルちゃんのおかげである。

そのパルちゃんが『内臓移植』・・・・・・。
『内臓移植』にいたった詳しい事情を、私は知らない。
しかし、真実みをおびてきた最近の噂を聞きながら、
一抹の不安が。

そーです。
うちの“グレート・りあるGM”マリノス君も、
J創立時からの古参マスコット。
パルちゃん、グランパスくんと同級生。
創立当初のマリノス君の内臓を私は詳しく知らないが、
私が観戦してきた年月、内臓移植はされていないと思う。

等身や股下、横幅の体型的特徴もあるので、
マリノス君はパルちゃんほどの動きはない。
しかし、マリサポなら誰もが知っているあの独特のモーション。
どこかにヤンキーの香りを漂わす・・・・手の返し、足の返し、風を切って歩く肩。
ある日、突然、あのヤンキーの香りがマリノス君から消えたら・・・・・
どのぐらいのショックだろーか?

マリノス君の内臓だって、年は重ねる。
あの“粘っこいキレ”が消える日・・・・・・来るのを考えるだけでも、号泣しそーだ。
動きだけではない。
内臓の年の功からたぶんにじみでる、ホスピタリティーと、包容力、サービス精神。
あのキャラクターが変ってしまう日なんて・・・・。
いつも選手やスタッフが誰一人いなくなっても、
スタンドに手を振り、ウインクし、深々と頭を下げているマリノス君が、
ある日突然、選手より早く退場してしまうとか・・・・・。

マリノス君ほどの特徴はないにしろ、マリノスケの翼を口元にもっていくはじらいポーズや、
走るたびに前頭部から転倒を心配してしまうちょこまか走り、
ゴールの時にフラッグを握りしめる「ぜったいに器用なコではない。」翼。
そして、時折みせる淋しげな後ろ頭・・・・。
ある日、違ったら・・・・・。

もう、耐えられません・・・・・・。
エスパサポの気持ちたるや、想像さえするのがこわいです。

マスコットとサポには、移籍も転職もない。
それだけに、マスコットとサポのつながりは、
ある意味、選手とのそれよりつながりが強かったりもする。
(とくに叙情的な側面で。)
Jの歴史だけ、絆は深くなる。
マスコットは、ただの“女子供寄せ”の役目ではないのです。
各クラブやJリーグには、そのことはわかってもらいたいなぁ、と思います。

去年、オールスターが日韓対決にリニューアルして、
マスコットオールスターがなくなったことを、
落胆しているサポは、多いのだ。



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