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blue in misty judgement ~vs3カ国 [Japan *]

「をぉ、兄もぉ、憲剛もぉ!いるじゃあないかぁっっ!!」
すっかり忘れていたよ。
岡ちゃんの“マスコミ使い”。

なでしこの北朝鮮戦から、
重慶の観客も“味方を応援する”姿勢に、なった(指示があった?)らしく、
君が代へのブーイングもなく。
「そーなのよぉ、“君が代”の君は、天皇ではなくて、選手本人のことだからねぇ。」と、
ちょっとほっとしながら、K.O.。

立ち上がりからガンガンいってて、なかなか小気味よく、
「今日は、安田、田代だ。よーし、がんばれぇ。」
その田代がつぶされたところに、兄、得意のポジショニングと早い判断&速いふり切りで、先制。
この直後からですよ、雲行きとゆーか、・・・・アジアの霧が立ちこめてきたのは・・・・。

代表の試合で、試合終了とともに、涙がこぼれたのは、いつぶりだろうか?
14番が、ホイッスルと同時に、主審に握手を求め、
佑二がやっと、煮えたぎっていた感情を眼に出した。
それを観た途端に、ほろっと。

「よく、我慢した。みんな、えらかった。ほんとに。」

対戦相手は、中国。
審判は、韓国&北朝鮮。
今日の試合は、まさに、青vs赤の対決だった。

代表の試合にしても、ACLにしても、対アジアでは、不条理は、ある。
毎度、毎度、ある。
「あぁ、まただ・・・しかたない。これでも、これだからなおさら勝つしかない。」と、思う。
それが、アジア制覇は世界への掛け橋では、ないのかも・・・、と、
“アジアは別次元”、“アジアの道はいばらの道”と、思うところだが、
いったい、いつまでこーなんでしょーかぁ?

願わくば、あと1点をだめ押して、黙らせたかった。

しかし、なんというか・・・・、
日本にブーイングができないとなると、
今度は自国の監督へ矛先が向く。
日本なら、自国代表選手にブーイングが飛ぶ事態だよ。
だって、あきらかに、ハーフ越したところからプレーの精度が落ちるのだから。

中国という国は、好きです。
文化的に、太古の昔から、ここまで世界中に影響を与えた国は、他にない。
どんな美術展に行っても、行き着く先、かならずといっていいぐらい、中国にたどり着く。
自国を誇りに思うのは大事なこと。
でも、だからと言って、他国はすべて敵ではないのですよ・・・・。
ましてや、スポーツは、代理戦争では、断じて、ない!
逆に、あのダーティー連続に、苦言を唱えられる中国サッカーサポーターが、
ぜひとも、いてもらいたい・・・。

あぁ、韓国戦も思いやられる・・・・。また、vs3カ国・・・・?。
(あぁ、北京五輪・・・・。)

日本サッカー協会は、今日の試合のジャッジについて、
FIFAに申し入れをしてもらいたい。
罰するためではなく、“スポーツする環境としてどうなのか?”が知りたいし、
東アジア選手権の開催意義にも関ることだ。

岡ちゃんは、うちの監督をしていた時、
ACLでもJリーグでも、“ピッチでは紳士たれ!”という指導を選手に貫き、
選手たちもそれで成長をした。
マツも、勇蔵も、みんな、「くやしいから、勝つ」と、
エネルギーのベクトルをいい方向にコントロールすることを覚えた。
それは、ゴール裏にも伝染し、うちのスタンドのいい文化になっていると思う。
しかし、「不可解なものは不可解。」と、
試合の結果に関らず、何度も何度も繰り返し、協会に正式な申し込みをいれた。
(だからこそ、選手は、ピッチでは冷静にいられた。)
今回も、それは、ちゃんとやってもらいたいと思う。
アジアの品位ために、必要なことだ。

重慶は、霧深かった。
審判も、霧深いところにいた。

**************

半島ダービーは、引き分けた模様。 勝点は同じ4。得失点差も同じ1。得点差が、2あるが、
とにかく、土曜日、勝ったほうが優勝だ。
欲を出せ。


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