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昨日は、勝ったものの・・・・。 [Marinos *]

昨日(もう一昨日か)は、なんとか這うようにして横国に着き、
W杯開けで、混み具合も好みの感じの7Fで、久しぶりに勝利。
ひさしぶりの生観戦で久しぶりの勝点3は、そりゃあうれしかった。
なんとなくだが「あぁ、やっぱ、そーゆーことがやりたいのね。」というカタチも見え、
(オールスターで佑二がやった)“中央オレオレ突破”本家も健在で、
開始からハユの“ライン際、最後まであきらめません。”とか、
とにかくことごとくキレてた上野とか、
(上野は、ほんとーに偉いと思う。どんなにチームのサッカーが変わっても、
自分のスタンスをちゃんと保って適応していく姿勢は、特筆ものだ。)
ドゥトラの右足ゴール後のパフォーマンスには、涙がでそーになりました。

チームは、ちょっと上向きです。
ここで中断は、もったいない。このリズムとか雰囲気とか、持続してほしい、ほんと。

しかし、気持ちのどこかに淋しさが。

昨日は、サカティが怪我明けスタメンで、もぉ、それだけでも行った甲斐があるというもの。
柏の葉でのリーグ初ゴールさえ、まだ記憶が鮮烈。
当時は、ほんとヘンなコメントばっかり言ってたけど、ゴール前のふてぶてしさといったら、
感心するものがあった。
そして、Wユースの得点王
(なんですよ、みなさん!!4人同列だけどぉ。http://www.fifa.com/en/comp/goalscorers/0,3638,WYC-2003-8-individual,00.html )。
あの時、スタメンをはずされて、意地でゴールを決めたあたりから、
(ゴール後も、まったくまったく笑わなかった。)
サカティは、変わった。
天真爛漫、怖いものなしだったサカティが、どんどん大人のプレーヤーになり、
久保長期離脱の時は、安貞桓との不動の2トップで、
どこまでも献身的にボールを追い、チームの最前線を支えてきた。

そーやって、ずーっと観つづけて来た選手が、ちゃんとまた横国でのスタメンに戻ってきて、
労を惜しまない運動量で、目の前にいるわけで、
申し訳ないが、その喜びは、山瀬(兄)復帰とは比べものにはならないのです。
おしいシーンは何度もあった。前半44分のヘディングなど、「え?サカティー?」と疑うほどの高さ。
「絶対に今日は、サカティが決める!!」と、ずーっと信じてましたが・・・・。

山瀬(兄)のゴールも、「長いこと待ったよぉ。」という、山瀬(兄)らしいゴールだったし、
ヒーローインタヴューも、これまでの「オレが、オレが」というものでもなく、
これからにとても期待ができた。
しかし、そのインタヴューの最中に、一人ピッチを降りていくサカティに、やっぱり目が行ってしまう。

なんか、一抹の淋しさは、そーゆーことなんですわ。
やっぱり“はえぬき(Fだけど)”がかわいいし、
チームに長く貢献してきてくれた選手に、より、活躍してほしい。
サポの信頼や期待は、
やっぱり積み重ねた試合の数、一緒に経験した喜怒哀楽の数だけ、深くなる。
(まだまだ私は、10を認めるとこまではいけないのです・・・・。)
チームに新陳代謝は必要だし、なにかと入れ替わりの激しいチームではあるけれど、
そーゆー選手の存在が、サポをスタジアムに連れてくるのだと思う。

帰り道で、レプレカの背番号を改めて見ながら、
「けっこうみんな、おんなじ気持ちかな。」と、ちょっと安心もした。
やっぱり(3をダントツにして、)そういう選手の番号は、とても多いのです。

明日の予定だったオシムジャパンの初メンバーは、
発表が金曜日まで伸びたらしい。
(オシムはすでにすごい数の試合数を観ていて、それだけでも信頼が増す。)
『リーグは代表へのアプローチ合戦ではない』と、強く思っているけど、
やっぱり自分のチームから代表が選ばれることは、誇りだ。
「うちにはこれだけいい選手がいる!!うちで育った選手だ。」と、胸を張って言いたいから。
マツはもちろん、
すでに五輪代表の年齢ではないサカティやハユや哲也にも、A代表に選ばれてほしいと思うし、
チームの勢いがあり、コンディションがよければ、選ばれてもおかしくない選手だと、
私は思っている。

今回の五輪代表に、うちからの選出はなかった。
それもまたさびしい。
狩野や山瀬(弟)を、「反町さぁん、ちゃんとみてもらいたいんだけどぉ。」と、やっぱり言いたい。
U20には、マイクと秋元と2人。
その下の世代には、水沼2世を筆頭に、けっこうたくさんユースが選出されている。

シドニー、そしてアルゼンチンユースその後のサカティの時も、
うちは結構たくさんの代表を送り込んだ。
しかし、今、A代表、そしてチームにどれだけの選手が残っているか・・・・。

チーム活性化のために、外から選手を連れてくるのも大事なことだ。
でも、それと平行して“卵”をクラブの責任でしっかり孵すことの手を抜いてはいけないと思う。
それが“確固たる伝統や歴史”になっていくのだから。
みなとみらいにりっぱなクラブハウスも天然芝のピッチもできる。
(新子安の人工芝をはじめて見た時は、けっこうショックだった。)

“クラブの縦系”をしっかり築くとこは、クラブの大切な仕事だと思う。

昨日、このシーズンの後半、私はサカティに期待しつづけることを決めたのです。



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