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見えなかった台頭 ~最終節/H/大宮戦 [Marinos *]

顔みせ試合で終わっちゃうのはイヤだったんだよ・・・。
なんかねぇ。
選手間の距離がびろ~んと伸びちゃって、
丁寧さがまたなくなって、
「なんのために止めてるの?なんのために蹴るの?」が、また・・・・。
ガンバ戦は、何だったの?と。
今季の象徴的な内容になってた。

関わる人のほとんどが『さよなら』をみちゃったまま90分終わっちゃった。

08年の爆勝した最終節@埼スタを思い出してたわけです。
逆の意味でね。
優勝の芽がすでにないのと、長くチームを支えた選手がいなくなるてので、
たるたるで試合どころじゃなかった相手に、「もっと獲ったれ!容赦いらん!サッカーなめんなよ」と激怒してたのですが。
なんか逆のことになったなー、と。
あんなにたるたるしてたわけではないですが、
『勝って送り出したい』が空回り、時間は迫る、(でも出さなきゃ、)
「そーか・・・今やれるのって・・・ここまでなんだ」感いっぱいで終わった・・・・。

大宮はこんな相手でしかも残留決めて油断してもいいよーな試合で、
しっかり上向いて、平常心で戦ってたなーと。
モチベ保つのもむずかしい試合だわよ。
(イ・チョンスの黒幕っぷりには舌をまいたよ。)
08年のことを考えると、しりあがりで結果がついてきて、
「シーズン、これで終わるのもったいなぁーい」って感じだったから、
りすっこもそんな感じだったのかもなー。

逆に、私たちが見てたのは『さよなら』で、
大宮ではなかったの・・・・。
きっと、「10年の大勢さよなら試合の相手ってどこなんだっけ?」みたいな・・・。
(失礼な話だわよ。ほんとーにもーしわけないっっ!)

まぁ、そんなこと言ってる私も、
「泣くための試合じゃない」と信念通したのは試合前半だけで、
中継始まって、いつもとちょっと違うスタンドの風景見えただけで、
岡田さん(おつかれさまでした。)がK.O.の笛吹くまでに、
すでにバスタオル湿ってたわけで・・・・。
笛と同時にきっぱり泣き止んだものの、
11番と3番のピッチに入る背中を見たら、後半涙腺決壊とゆー情けなさ。

理屈や頭で、どうにかなることばかりじゃないのよ。
けっきょく、1週間泣きすぎたわたしが悪い。

2010シーズンは、あまりに情けなくあまりに青臭く正直に、終わった。
(私もふくめ)あまりに“井の中”極まったシーズン。

試合終了直後、
すねあてをピッチに叩きつけた俊輔に、はげしくうなづいた。


toricoballine3.jpg

しゃちょの挨拶直前まで(生で)観れたので、かのとかひょーとかあまのの眼が真っ赤で、あまのはサカティに保護されてるとゆーシーンを垣間見た。
posted at 12/4 19:57:45

「もぉぉぉ泣いてる場合じゃないんだよ、勝って送り出せなかったこの日の涙を忘れんなよぉぉぉ、
おまえらしっかりしないとこれの意味ないんだよーーー」と、こっちもボロボロに泣きながら観てたわけだが。
posted at 12/4 19:58:40

なんかこの試合後から、
去ってしまう選手やクラブ、スタンドのほうに注目が集まってる気がする。
一番注目されなきゃいけないのは、
来季もトリコロールのユニを着てくれるだろう選手たちのはずなんだけどねぇ。

すっごい厳しい言い方をするけど、
ラストゲームでもなんでも、“押しのける台頭”がほしかったんだよ。
その試合だけでなんとかなることじゃないんだけど。
ほんとの意味での“戦力外”をつきつけて、送るのが礼儀だったと思う。
それでも、泣きじゃくって円陣組んで交代に送り出すこいつらが大好きだけど、
でも「そうじゃないだろ?」と。

清水の鉄人は最終戦出番なく、でも感謝いっぱいで日本平を去ったよ。

もぉ“兄貴たち”はいないんだよ。
兄貴たちが、痛恨の極みで“空けてくれた”席。
準備された席。
『さよなら』ではなく、自らが“勝ちとったモノ”でない悔しさを刻め、忘れるな。

すぐにその席を狙うヤツらがやってくる。
この試合を本当に悔しいと思うなら、今度こそ勝ちとれ。


来季は、最終節まで雑念なく“マリノスのサッカー”を楽しめるよーにしてほしい。それだけで感動はするからさ。ACLなどその次だろ。
posted at 12/5 00:14:37

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