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4.29 水色の中盤をトリコにぬりつぶせ! [Marinos *]

この記事は4/25の時点で書ちょります。
忘れちゃうと困るし。
誰かが書いたレヴューとか読んじゃうと、すぐ影響されちゃうから。私ってば。


GW連戦で、選手が一番たいへんだが観戦者も大忙しだよ。
1週間かけて対戦チームの試合をゆっくりみるペースでは追いつかない。
(ましてや、私はジュビロ戦後帰省するので、大急ぎです。)

第7節・京都vs磐田を観ました。
イ・グノですよ、イ・グノ。
まちがいなく、サックスブルーの救世主&スターっす。
本人の資質は、もはや疑う余地なしなんですが、
ひょっとやって来て、チーム全体をまわし始めてしまった。
(できれば、対戦後に出現してほしかったよ・・・・。)

6節で、鮮烈Jデヴューしたイ・グノだった。
で、ジウシーニョをベンチに、7節はスタメン。
「うっわー、ぜいたくぅ。」だ。
6節途中から、スウィッチが入ったようにグノ中心にまわりはじめたジュビロ。
そのままの勢いで試合に突入した感じ。
何がすごいって、自分でも行くが、人も使える。
プレーが、
『ほら、こーすればマエダもゴールできるでしょ?』と言っている。
「いったい、何日前に会ったんだ?実は幼馴染とかなんじゃ・・・・。」と思うぐらい、
苦悩のストライカー前田遼一の長かったストレスを一瞬で消去。
そして、
『じゃ、こんどは、ボクが獲ってみるね。』と言わんばかりの強引プレー連続で1点。
「ま、まじですか・・・・?これさぁ、今、グノ-前田だけど、ジウシーニョと3トップもできんじゃね。
グノと前田は人も使えるわけだし・・・・こわーーーー。」なんて思ってたら、
サイドにジウシーニョ登場。
で、
『じゃ、ジウ君もゴールしてみる?』みたいな、1ゴール2アシストですわ。
なんすか?あれ。
強力な外国人ストライカーはいますよ。
しかし、チーム全体の攻撃をいきなり司るなんていう選手は、そうそう出てこないもんです。

で、ヒーローインタヴューで言うわけです。カメラ目線で!
「逆転して勝てたことが、なにより大きい。」
今のジュビロにとってはたしかにそこがポイントでしょー。
実は、あの苦しかったジュビロを去年からずーーーっと観ていたのではないかと思いましたよ。
チーム状態把握しちゃってるし。
その後も驚いちゃったわ。
すれ違う、満面の笑みの“あの”那須君とハイタッチ。“あの”ヨシカツと抱擁。
悩み始めたらどん底までの2人まで・・・・・。
ほんとに、いつ合流したんだ?っつーぐらいの・・・・・。
こわいヤツ・・・・出てきちゃいましたよ、まじで。
しゅごいパワー、いろんな意味で。

まちがいなく、イ・グノは封じなければいけません。
そこは、『標的には決めさせない』鉄壁のトリコロール出動です。
そして、その中でも、クナンです、クナン。
グノのプレーは、韓国のできるコ特有なのか、クナンのプレーにも似ています。
走りはじめよりも中間ぐらいでスピードを増す“馬力”とか、
力強いばかりではない器用さとか、
あの感じは、クナンなら読めるはず。
クナンよりも余裕と強引さは優るので、そこはドンホ君に助けてもらいなさい。
クナンとドンホで遅らせれば、あとは、後ろにマツ・佑二・テツがいる。
ここは、コリアと日本の2段構え鉄壁出動です。
あれだけやれる韓国代表FWだ。
ここでクナンががんばれれば、クナンの韓国A代表への道も開けて、
南アW杯の選手クレジットに“Yokohama F・Marinos”を増やすこともできる。
(ロンドン五輪へドンホ君も。)
もぉ、そこ“も”モチベにがんばれっ!
クナンにとっては、チャンス到来だ。

小椋は、グノに行かないほーがいい。
ぜったい頭いいし、イライラはしないので、玉砕する可能性がある。
小椋には小椋の仕事が別にある。
それは、“中盤圧倒の起点”という仕事。

いつもぬらぬらと不気味な京都だが、
そのせいか雨のせいか、ジュビロの中盤は寒々しかった。
(それでも、グノと前田で仕事しちゃったんだけどね。)
黄金期のピンポールポゼッション、どこへ?というぐらい・・・・すかすかと繋がらない。
速さも正確さも・・・・・。
前と中盤が別のチームみたいな温度差。
もし、29日もこの調子だったら、中盤は圧倒できる。
その起点を小椋が担わなくてはいけません。
小椋が奪取して、兵藤へ、そして健太のワンタッチファンタジー→シュートで終わるを、しつこくしつこくやる事が、
グノにボールを持たせないことにもつながる。
引いたら終わりだ。高い位置勝負。
この試合ほど、去年から積み重ねてきた“中盤で奪取して切り替えて繋いでフィニッシュ”を活かせる試合はないかもしれない。
だから、絶対、中盤圧倒!
それで、ジュビロのリズムには持っていかれないと思う。

言っても、京都戦も60分過ぎからジュビロの中盤も前につられるように躍動感を増した。
6節~7節の流れを見ると、8節の序盤から飛ばしてくる可能性もあるわけで。
あの調子だと、中3日で中盤にまでグノ効果は浸透するかもしれない。
だから、先手を取られては非常にまずい。
“やっぱ代表なのねん・駒野”封じは、裕介に頼む!
くれぐれも勢いで後手を踏まないように、雰囲気作りをサポもがんばりたい。
ホームだからね、ホーム。


グノ・ショックでかすんじゃいましたが、
GW中対戦の京都も、なかなかの感じ。
とくに大剛と林の調子いかんでは、とても、こわい。
(千真・兄、実は好きな選手。対戦となったら話は別。)
林、つかまえんとなぁ。


toricoballine3.jpg

(名古屋戦後です。)

“ダヴィは”完封した。
さすがに標的に定めたヤツには、仕事させないトリコロールDFです。
が、
どこまでも自分で打ちたいダヴィを封じるのはシンプルだけど、
グノは人を使う。
その上で、前田もジウシーニョもいるわけで・・・・・。
んーーーーーーー。
そのあたりのマーク配分が大事です・・・・。
と、
マツは、相手いなしてる間に自分が高揚しないよーに。
大人なんだから。
グノは、そのあたりの裏もついてくるかもよ。乗せられちゃダメだから。

セカンドボールをどんだけ自分ちのものにできるかがなぁ。
いつも終盤・・・・・ゆるむ・・・・ここんとこ。
相手を観て、
相手に持たせる時間と、絶対渡さない時間と、意識しないともたないんじゃーないのか?90分。
これから暑くなるし、連戦だし、
なんか頭使わないと、“根性”とか“気合”とか“若さ”だけじゃ、無理がくるし。


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