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雨に霞む自信と確信 ~A/新潟戦 [Marinos *]

ロスタイム、逆ミラクル・・・・。
この逆のパターンを、トリコは何度も呼び込んできた。
周りから「ミラクルだ。」「たなぼただ。」と言われても、
ミラクルは起こるべきして起こることを、トリコロールは知っている。

新潟は、ブラジル人のチームではない。
これまでも、矢野の献身に苦しめられてきた。
そこにオオシの献身がプラスされた新潟は、
90分の間、1分もあわてた様子はなかった。
オオシの“巧さ”は充分に知っている。
対応もできていた。
しかし、90分の積み重ねは、トリコに重く重く効いていたのだと思う。
オオシの献身を手放したチームと、得たチーム。
ここまでのリーグ戦で、勝点を積み重ね、
首位にいるチームの自信は雨を受けて確信としての実をつけた。

試合後のインタヴューは、具体的な策はなにもなく、
あいかわらず“若手を使ってる”価値観の披露と、
「内容は悪くない。1勝さえすれば。」
対する鈴木監督は、
トリコへの敬意と、勝ってなお、分析と課題。

監督も選手も「いいサッカーはできている」ことが、今の支え。
テレビ観戦者の私が、そこに対して言う事はできない。
実際、今できる限りのことを選手はよくやってくれた。
ジロ離脱の右サイドのメドもたったし、
最後の最後のボールロスまで、
生命線のプレスと切り替えは、負けてはなかった。
残念ながら、そこにあわてるような相手ではなかった。
握りはじめた自信を頼りに、耐える事を苦と思わない新潟だった。

「雰囲気はいい。」「だんだんよくなっている。」
しかし、勝てないトンネルは続いている。
携帯サイトで、アキが言っているように、
“うちもよくなっているのかもしれないが、周りも同じスピードでよくなっている”
リーグははじまって1ヶ月を経過したのだ。
周りに「いいサッカーはしてるんだけどねぇ。」と言われながら、
降格していったチームは、過去にもある。
落ちたからと言って、外の賛美者は手を差し伸べてはくれない。

勝つために、
敬意を持って、外をみてほしい。
『敬意こそが、勝利への資格』

一緒に耐える覚悟はできてる。ただ、
選手がこれ以上自信を失う事と、090404.jpg
サポートするクラブが品位をなくすることだけは、耐えがたい。

来週、三ツ沢には参戦します。
勝利のために!選手の自信を取り戻すために。

遠征されたみなさん、おつかれさまでした。
最後の拍手は、TV前の私にさえ沁みました。
風邪をひかないよーにして、横浜にお戻りくださいね。



toricoballine2.jpg

私なら、来週どうするかと・・・・試合終了後1時間ぼーっと考えてた。
戦術的なことはわからないが、アキの戦評を参考にすると、
直前に決められるスタメンを、週明け早々に決定発表するかもしれない。
サイドと前3枚。
コンディションのいい選手の起用で、初戦からとっかえひっかえで、
コンビネーションに積み重ねがない。
1週間で、どれぐらいコンビネーションがあがるのか、見てみたい。
それをやっても、今のトリコの選手は、やる気なくしたりはしないと思う。
もう充分“競争”はやった。
少なくても、
“コンディションがいいから”スタメンになって、
悪くはないのに堪え性なく後半開始で変えられるより、
次狙う方が、選手のモチベも保ちやすい気がする。
(私個人の好みはともかく、)
“どーしても千真”が柱でも、“こまったらクナン”FW起用でもいいから、
一回ぐらい固定してみたらどーだろーか?

ま、“初心に反する”ので、こーきち君はやらないと思うけど。


【追記 26:07】

・いいぞ、勇蔵!そのとーりだ!
・“若いチーム”を言い分けにするなっつーの。
 じゃ、次、ベテランと中堅だけでやれ(11人に足りません・・・・)。
・おいおい、サラブレッド。5戦白星なしの公式戦で、自己アピール欲を出すことがわからん・・・甘い。
 (競争させすぎ、露呈。)
・おいおい、ルーキー9番。「引き分けでもいいのかな?」とは、なんだ?・・・甘い。
 (0-0OK!思想、浸透か?)
・監督コメントはスルーで。

・・・・・・・・・勝てなくて、あたりまえかもしれん・・・・・よ。

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