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“自分たちらしいサッカー”にギャップはないか? 1 [Marinos *]

「こーきち君・・・・・1年前の“未完監督”と、おなじよーなコメントになってるけど・・・・。」
負けた試合後の監督・選手のコメントは、直後にはみないです。
冷静な頭ではないので。
今日になって、みてみました。

今の時点で、こーきち君がいう“自分たちらしい”“マリノスらしい”というのが、いったいどんなサッカーなんだか、
具体的に描けない私です。
具体的に言っているところを思い出すと、
『2点獲られたら3点、3点獲られたら4点獲る』とゆーことなのか?
「“多摩川クラシコ”みたいだな・・・・。」

コメント中の『1-0で勝とうというサッカーはしていない。』に、なぜか極端にがっくりしてしまった私は、
もぉ過去のサポってことでしょーか?

toricoballine2.jpg

(余談というか、例えになりますが、)
私はずーーーーっと、アパレルで仕事をしてきました。
もともとは企画デザイン職ですが、年齢を重ねてくると、仕事の範疇はブランディングにまで及んできます。
いくつも新ブランドを立ち上げて、失敗もしましたし、成功もしたし、
「あーやばいやばい」という状態のブランドのリブランディング(いわゆる建て直し)にかかわったりもしてきました。
(このことについて詳しく書くと、とんでもなく長くなってしまうので略しますが、)
自分自身が、いわゆるブランドマネージャーの時は悩まないのですが、
アドバイザー的に立ち会う時、ほんと、びっくりすることは、
『どーゆーブランドにしたいか?』という根本を、
ブランドマネージャー自身が把握、もしくは考えていない&スタッフにちゃんと伝えられないという・・・・
「じゃ、やめろよ・・・成功しないって。もったいないよ。」と、心の中で思います。
それでも、ブランドコンセプトなどは、表記としてまとめなければいけません。
その時にとても便利なのが、“オリジナリティ溢れる”とか“〇〇らしい”です。
(もちろん、誠心誠意お仕事はしたいので、こっちもいろいろ聞き出そうとしますが、
そーゆーブランドマネージャーは、こっちがくいさがることをめんどくさがります・・・・。)
ま、具体的ではないので、どんなブランドにもあてはまっちゃいます・・・・。
前出タイプのクライントなどは、“オリジナリティ溢れる”とか“〇〇らしい”だけで、大満足なのです。小躍りです。
しかし、誰もその“オリジナリティ”とか“らしい”の中身は、わからないのです。おそまつです。

ブランディングにはいるための事前準備はいっぱいあります。
ターゲットの綿密なマーケティングだったり、
イメージモデルの明確な確立だったり、
社内のインフラ把握だったり、
生産工場の得意不得意・・・・もぉ、ものすごい項目におよぶ。
でも、けっきょく、一番大事なもの、核になるのは、関る人・スタッフの“本来のカラー”です。
それがあって、ブランドの機動力になる“ブランドへの愛情”や“一体感”が加速される。
人なくして、ブランディングはない。
と、新ブランド立ち上げはまだ容易なほーです。
たいへんなのはリブランディング。考慮するべきことがもっと増える。
それは、そのブランドの歴史。続けてきた歴史。愛されてきた歴史。
『なにが強みか?』そこを把握せずに、180度の方向変換をしてしまうと、
手のつけようのないマイナススタートになってしまいます。

toricoballine2.jpg

『2点獲られたら3点、3点獲られたら4点獲る』
この方針に、抵抗なく心躍る既存のマリサポは・・・・・どれぐらいいるのでしょーか?

フクアリ決戦を観るので、ちょっと中断。
“自分たちらしいサッカー”にギャップはないか? 2 に続く。



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