F・マリノスのために。ver.2009 その1 [Marinos *]
新年早々、斉藤“クチタチ”ちゃんから、
「ものすげーきびしいんっすけど、がんばりますぅ。」的年頭のごあいさつがあがってます。
『本年は全ての活動についてゼロベースからの見直しを行い、クラブ経営の効率化を加速し、 クラブの総力を結集して取り組む所存であります。 その結果として皆様にはご不便をかけることもあろうかと思います。』
斉藤ちゃん・・・・ご不便などぜんぜんいいんですよ。
“効率化するところを間違わないで”下さいね。
ピッチ上が第一です!
横国7FやSブロック封鎖とか値上げとかは、いたしかたないかもしれませんな。
それで、選手のこれまでに近いペースが保たれるのならば、
サポならば誰もブーブー言わないと思いますよ。
『この苦境を乗り切り生き残るために、』 ここに、背筋がぞわっとしました・・・。
とにもかくにも、“存続第一”。クラブの最低限の命題は“続けること”ですから。
この大不況が、“親離れ”のいい機会になるんじゃないでしょーかね。
さすがに、プライマリーのある追浜でまで、340人もの解雇となっているわけで、
それなのに、『これまで通りのサポートを』は、ちょっとムシがよすぎる話です。
(ま、企業内の“埋蔵金”がどれぐらいのものかは、知りませんが。)
クラブが、どれぐらい自立の道をちゃんと考えてきたのかが、問われる年にはなります。
私自身は、マリノスが日産色の強いクラブであることを、
恥ずかしかったり、後ろめたかったりしたことはないですし、
生まれ故郷にいる頃、まだJ創立前から、
和司さんの短いパンツに「サッカー」を教えてもらった感じなので、
むしろ、マリノスが日産の系譜にあることは、誇りに思っているぐらいですし、
胸に『NISSAN』の文字がなくなったりすることだけは・・・と思います。
日産自体が、サッカーに、マリノスに理解や愛情があっての出資と信じてますし。
けどねぇ、“頼りすぎ”は、否定できないんだよなぁ・・・。
『サッカー批評』のこの号は、このオフシーズン、
どこのクラブも厳しいシーズンをむかえる今、たいへんよい読み物揃いでした。
この中に、2007年の各クラブの収支が載ってます。
具体的な数値は、興味のある方に見てもらうとして、
(あまり赤裸々になるのもイヤなんで。)
営業収入額は、浦和に次いで2位なんです。
(金額にはおそろしい差がありますけどね。)
しかし、その53%半分以上が広告料収入、
いわゆるスポンサー様から入ってくる金額。
これは、額でいうと、J№1なんですよ。
この割合、名古屋も61%と非常に高い。
しかし、浦和は約30%。
そーです、ここは入場料収入が、広告収入を上回っているので。
ま、わかっていたこととはいえ、
自動車関係クラブは、実際、ほんとーに厳しいことになっていくわけです、09年。
まぁ、しかし、厳しいとはいえ、
昇格してくるモンテなどは、うちの営業収入の10%、浦和の6%でやってるわけですから。
(水戸など、もっとたいへんです。)
動員収入からいっても、そこまで一気にとは、
(希望的観測として)考えづらいですが、
選手もサポも、“いたれりつくせり”のホスピタリティをあたりまえと考えてると、
とてもブルーになる09年かもしれないです。
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